新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 28
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065142547

作品紹介・あらすじ

大雪に慌てる江戸。雪のために帰路を失った北町御番所の同心たちに振る舞われた酒に毒が盛られていた。さらに、北町御番所の前に置かれた雪だるまの中から遺体が発見される! 探索に出た新八郎だが、そこには賄賂の横行、大奥を足がかりにした私利私欲の政治に翻弄される旗本たちの姿があった。幕府の威信を揺るがす事件の陰にある2年前の哀しい出来事とは!? 表題作ほか5編を収録。大人気シリーズ堂々の完結!

感想・レビュー・書評

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  • これにてこのシリーズは完結となりますが
    もう1つ続編があるのでそちらもぬかりなくだよ。

    最初の作品以外は
    結構真相がきついかも。

    特に郁江が関わってしまうこととなる
    「郁江の危機」ではまあ予想通りの展開が
    待ち受けているんですよね。

    だけれども悪いのは罪を犯した奴だからね…

    あとは大竹金吾の受難ともいえる
    縁談話が関わる作品。
    うん、破断でよかったんだよ。
    もうまずそこの姉妹がアレだもん、あ・れ!!

  • 自分勝手な悪い武士達がよく出てきて、哀しい話も増えてきました。
    新八の周りはいい人ばかりで、こんなことはなかなかないかもだけど、やはり類共なんでしょうね。

  • 北町御番所を狙う者とは? 幕府を揺るがす事件に新八郎の快刀が光る。シリーズ完結!

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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