勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う (Kラノベブックス)
- 講談社 (2019年5月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065155486
感想・レビュー・書評
-
【読書メモ】
ビーストテイマーであった主人公が、勇者パーティーを追放されるが、最強種を次々にテイムして……という無自覚最強系主人公の追放もの
ビーストテイマーのレインは、戦闘において役立たずという理由で勇者パーティーを追放される。そこで冒険者として再スタートを計るが、実はビーストテイマーとして類なき力量の持ち主で、出会った最強種の猫霊族・カナデをテイムする
その後、竜族や精霊族などを次々とテイムするレインだったが、勇者のうらみを買ってしまう……という話
同じ村の人間がすごかったため、レインが自分の力量を知らないという、モヤモヤ展開
女性キャラ増加でキャピキャピワイガヤが楽しい
戦闘も、最強種ゆえの力押しだけではない、テイムの有効活用という点はなかなかおもしろい(テイムが無双すぎる点は残念だが)
【以下再読のための備忘】
・「バカにはしてないが、もっと危機感を持てと言っているんだ。カナデはかわいい女の子なんだから」「にゃあ......かわいいって言われちゃった♪」
・「やばいわ……………これ、超気持ちいい・・・・・・さすが、超一流のビーストテイマーなだけはあるわね」ビーストテイマーは関係あるのだろうか?
・「そうだけど、どうしたんだ?何かうまいものでも食べたいのか?」「違うし。あたしを腹ペコ食いしん坊うっかり猫と一緒にしないでくれる?」「うっかり!」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■書名
書名:勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う
著者:深山 鈴 (著), ホトソウカ (イラスト)
■概要
「レイン、キミはクビだ」
ある日突然、勇者パーティーから追放されてしまったビーストテイマーのレイン。
第二の人生に冒険者の道を選んだ彼は、その試験の最中に行き倒れの少女を助ける。
カナデと名乗ったその少女は、なんと最強種である『猫霊族』だった!
レインを命の恩人と慕うカナデに誘われ、二人は契約を結びパーティーを結成することに。
一方、レインを失った勇者パーティーは今更ながら彼の重要性に気づきはじめ……!?
「にゃあ……レインと一緒にいると、驚いてばかりだよ」
「退屈しないだろう?」「……くすっ。そうだね」
すべてを使役するビーストテイマーと最強の仲間が勇者パーティーを凌駕する――。
大切な仲間と出会い成長していく冒険ファンタジー、ここに開幕!
(amazon.co.jpより引用)
■感想
Web版で読んだので、概要は同じでも細かい部分は違うかも。
ビーストテイマーという職業の主人公が規格外の能力で最強種と呼ばれる種族
と契約し無双していくお話です。
なろう系の主軸である「俺は強い」系統とハーレム系統が混ざっているお話です。
よくある物語といえば、それまでですね。
1巻は面白かったです。