オールブラックスが強い理由 世界最強チーム勝利のメソッド (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065155646

作品紹介・あらすじ

世界に冠たるラグビー王国は、いかにして最強国となったのか。その強さはどのように生まれ、どのように支えられ、どのように維持・発展を続けているのか。それを学ぶことは、日本のラグビーにとっても貴重な財産になるはずだ。ワールドカップを観戦する上で必須の、ABs(オールブラックス)本決定版!


世界に冠たるラグビー王国は、いかにして最強国となったのか。その強さはどのように生まれ、どのように支えられ、どのように維持・発展を続けているのか。それを学ぶことは、日本のラグビーにとっても貴重な財産になるはずだ。幸い日本には、ニュージーランドと日本、双方のラグビー事情と文化を深く知るオールブラックス経験者が多数いる。ニュージーランドと日本を等距離に眺めることのできる第三国の代表経験者も多い。そして、ニュージーランドに飛び込み、ラグビー王国のラグビーに深く浸り、長く生活し、そこでの経験を日本に持ち帰った選手もたくさんいる。彼らの経験と言葉に耳を傾けることは、日本がニュージーランド、オールブラックスを理解することに留まらず、人材育成の秘密、環境整備について、彼らが長い時間をかけて培ってきたノウハウを学ぶことでもある。すべての色を混ぜ合わせると、黒になるという。黒のジャージーから学べるものは、何でも吸い取ってしまおう。ワールドカップを観戦する上で必須の、ABs(オールブラックス)本決定版!

感想・レビュー・書評

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  • ニュージーランドラグビー代表であるオールブラックストがなぜあんなに強いのか、その理由に迫った内容でニュージーランドに関係のある人たちのインタビューが書かれている。ラグビーが文化として根付いているのもあるけど育成という観点から全ての年代の選手を協会が把握しているシステムはすごいと思った。日本では高校、大学行ってからプロに行くのが主流だがニュージーランドでは20歳がプロになる境界らしい。フィジカル的にピークを迎える時期にプロの育成を受けるのは確かに重要だと思った。日本は大学ラグビーが人気だから今後もそんなに変わらないと思うけど高校からそのままプロになる人も増えたらますます強くなるのか。
    全ての色を混ぜたら黒になるようにニュージーランドにはアイランダーの人や英国系、イスラム系など多人種国家でその人たちが代表を形成しているって表現は個人的には好き。
    エディーの話で最後、2019年の大会でエディー率いるイングランドとニュージーランドの戦いは実現するのだろうかとあったが実際準決勝でイングランドが勝ってて感無量になった。

  • 日本開催ラグビーW杯優勝の大本命、NZオールブラックスの絶対的強さの秘密とは?

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著者プロフィール

(おおとも・のぶひこ)1962 年宮城県生まれ。早稲田大学卒業。スポーツライター。ラグビーワールドカップを1991年第2回大会から7大会連続で全期間取材。「Sports Graphic Number」「東京中日スポーツ」などにラグビー記事を多数寄稿する。WEBマガジン「RUGBYJAPAN365」(2011年設立)スーパーバイザー。新日鉄釡石ラグビー部から釡石シーウェイブスのクラブ化と東日本大震災後の復興への足取りを継続して取材した『釡石の夢―被災地でワールドカップを』(講談社文庫)が注目される。著書にはほかに『再起へのタックル―ラグビーワールドカップをめぐる終わりなき航海』(洋泉社)、『エディー・ジョーンズの日本ラグビー改造戦記―ジャパン進化へのハードワーク』(東邦出版)、『五郎丸歩著 不動の魂』(共著・実業之日本社)などがある。最新刊に『読むラグビー』(実業之日本社)。


「2019年 『オールブラックスが強い理由 世界最強チーム勝利のメソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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