- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065157237
作品紹介・あらすじ
あなたの“はじめて”を、わたしにください──。
和紗たちは文芸部に所属する女子5人。部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言……。その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。
「私としたくない?」新菜の誘いに戸惑う泉。皆がそれぞれの“性”と戦う中、和紗は未だ一人振り回されている。追い打ちのように突如下された、十条の退学処分と男女交際禁止令。──やらないわけには、いかないのです。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
恋愛と性と。どう答えを出すのか。
-
「文芸の中の性」から始まった少女たちの物語も、
それぞれに自分の問題となったことで、
大きく変わってきたなぁと思います。
恋心だったり、性への興味や欲だったり、
嫉妬心や独占欲だったり…。初々しさとともに、
「文芸」の中で描かれている時代と、現代の彼女たちとの
「感覚の違い」も感じられて、なかなか興味深いです。
いささか前時代的な学校の対応と彼女たちの決起から
完結へと向かうクライマックス。次巻が楽しみです。
それにしても。現代っ子においても、性的な進展には
「既成事実」の側面があるのだなぁ。 -
【'19/07/11・読了】
終わりに向けての盛り上がりといったところ。
タイトルどおり各々荒ぶっていた巻。
予告もかなり気になるカットがあったので、乙女たちのラスト楽しみにしていようと思います。 -
巻末座談会の「処女コメディ」に我が意を得たり。めちゃめちゃ傑作だと思う。
-
原作の岡田麿里氏は本作のことをコメディーと位置付けているのですね(巻末の座談会より)。「童貞を扱ったコメディーはあるけれど、処女を扱ったコメディーはないから作ってみました」と。言われてみればたしかにコメディーだ。次で完結とのこと残念です。おさまるのか?