殺意の証 警視庁捜査一課・田島慎吾 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 42
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065161661

作品紹介・あらすじ

「このミス大賞」作家による
『銃の啼き声 潔癖刑事・田島慎吾』シリーズ最新刊!

連続殺人を解く鍵は「パパ活」に!?
想定外の展開が続く「相棒」警察小説!       

都内で連続殺人事件が発生。双方の現場に残された同じキャラクターグッズについて
警視庁きっての潔癖刑事・田島と天然女性刑事・毛利が捜査を始めるが、
またもグッズが置かれた女子大生襲撃事件が起きてしまう。
キャラクターに籠められた犯人の意図とは? 
捜査から浮かび上がる被害者女子大生のパパ活とストーカー被害。
田島らはパパ活相手に事情を聞き始めたが、事態は思わぬ方向へ。
読み応えと楽しさ120パーセントのエンタメ警察小説!

感想・レビュー・書評

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  • キャラクターグッズがどの現場にも落ちていて、連続殺人事件だと思われたが、田島慎吾刑事は違和感を抱く。そして、いつものように他が顧ない細い道を辿っていく。事件自体の設定はちょっと無茶なところもあると思うが、筋の運びの上手さや主人公の魅力で引っ張っていく。女刑事の毛利恵美が素っ頓狂でがさつで失礼な奴なのが鬱陶しいが、よくまあ田島は冷静に対処していくものだ。普通なら切れまくっているし、そもそもこんなとんでもない女刑事、生き残れる?と言いつつ読まされてしまうんだよね。上手い。作者の梶永正史や中山七里の爪の垢を煎じて飲ませたい作家が結構いるよ。

  • 潔癖刑事田島・天然刑事毛利シリーズ第2弾。
    あらすじ
     都内で連続殺人事件発生。どの現場にも同じキャラクターグッズがおいてあった。他にも、被害者はストーカー被害に遭っていた可能性も。しかし、田島は2件目のパート女性については納得がいかない。新たに事件が起きるが次は未遂に終わり、被害者の女子大生からやはりストーカーの線が。さらにストーカー業務代行闇サイトや、違法臓器売買へとつながる。

     前作から思っていたが、潔癖はあまり関係ない。天然刑事も結構自由だけど天然って感じでもない。さらに今回は天然刑事の恋愛失恋を挟んでいるが深追いしていない。なんだかんだいいながら、二人で着々と事件の捜査を進めているところが好きだ。ストーリーも手堅くて面白い。

  • 図書館で借りた本。
    シリーズの2番目?なのかな?ある、殺人事件の現場にネコのキャラクターグッズが残されており、少し違和感があったため、調べ始めた田島と毛利コンビ。すぐに第二の事件が起こり、連続殺人事件と発展していく。

  • シリーズ第2弾。

  • 9月-14。3.0点。
    潔癖刑事田島、第二弾。
    女性の連続殺人、遺体のそばにはキャラクターのグッズが。
    また参事官から、本流とは違う捜査を命じられる田島。
    相棒の恵美の様子もおかしく、、、

    さらりと読める。ひねりがあって、面白かった。

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著者プロフィール

1969年、山口県生まれ。『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』で第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2014年にデビュー。他の著書に『警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ』、『組織犯罪対策課 白鷹雨音』、『ノー・コンシェンス 要人警護員・山辺努』、『アナザー・マインド ×1(バツイチ)捜査官・青山愛梨』などがある。

「2021年 『産業医・渋谷雅治の事件カルテ シークレットノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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