逃げるは恥だが役に立つ(10) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065167205

作品紹介・あらすじ

契約結婚から本当の結婚へ。家庭という仕事場で、雇用主と被雇用者だった関係から、共同経営者になったふたり。社会的にも正社員として勤め始めたみくりちゃんと、転職した平匡さんのその後は? 家庭生活も会社生活も激変が続く、待ちに待った新刊!!

感想・レビュー・書評

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  • 結婚後から妊娠発覚、つわりが収まる妊娠初期までのお話。
    女性が身籠るため、女性が主体で旦那さんはそのサポートという形になりがち。だけれど、p.61でみくりが平匡に怒ったように一緒に喜んで一緒に頑張って乗り越えていくのが理想のはず。
    「妊婦」としての当事者は替わることはできないが、それ以外の家事や奥さんのケアは関わろうと思えば、旦那さん側も主体的に寄り添えるのだと思った。
    全力でサポートしたからこそ、つわりが収まったときに平匡はみくり以上に安心できたのだろう。平匡のようになりたいね。
    そして、男性も育児休暇の取得がスムーズになってほしい。

  • 辛いことに目を向け過ぎてしまうと
    辛すぎる
    何もできなくなるくらいに
    同じことが起きても
    置かれている環境で受け取る思いが
    そこへの対応が全然違います。

    男性が女性が
    と主語を大きくして一般化するだけでなく
    このキャラクタ達が何をどう感じどう考えるか
    今まで読み続けていたキャラクタだから
    より感じいることができます。
    当たり前って何かはみんな違うけど
    登場している人達が幸せになるには
    何かできるはず。

  • 心が軽くなる台詞、わこるー!と思う台詞、ハッとする台詞がたくさん。
    どの台詞もよかったな。
    みくりちゃんも平匡さんも素敵!
    沼田さんすごく素敵!かっこいい!

  • 一度完結した「逃げ恥」の続編。
    あとがきで、続編を描くことにした理由の一つに男性の呪いを挙げてたのが印象に残った。

    ホモソ的なノリや、一家の大黒柱にならなければならない、弱音を吐いてはいけないという呪いが描かれていて納得。女性の呪いもたくさんあるし、男性の呪いもある。

    呪いをとくには、まずは呪いにかけられてることを知ることから始まる。当たり前だけど、難しいこと。

  • 年始の逃げ恥スペシャルの元は10.11巻と聞いて読んだ。
    Twitterでは野木さんの脚本がすごい!と話題なっていたが、原作はあまり話題になっていなかった。
    でも、無痛分娩や育休など制度はあるもののタブー?のようにあまりつかわれてないものなど社会問題に切り込んでいたのは原作からと野木さんがおっしゃっていて本当にその通りだっまた

  • 終わったと思っていたら、続きがあって嬉しい。
    オープニングは、まさかのミュージカル。
    みくりさん、髪が伸びたなあ。妊娠したときの
    二人は予想通りのようで予想を超えている。
    ドラマも続編があるのだろうか。

  • 苦手な話になるかと思ってドキドキしてたけど、ちゃんと大丈夫でよかった

  • ああっ、逃げ恥の10巻よかった!新たなステージ!人生は続くって感じ!
    あとがきでも書かれてますが、どうしても「人気の出た話」の「続き」は厳しくなるのだけど、この先も楽しみだ~ 百合ちゃんも~あるあるでう゛っと……
    ちなみにみくりの妊娠平匡さんの育休百合ちゃんの病気発覚です あるあるある……

  • ハグって良いよね〜!
    『ハグの日』懐かしさと共に うるうるしちゃいました

    みくりちゃんに又会えて嬉しい!!

    海野先生の『後書き』に なるほど〜と思いつつ
    連載再開に感謝です!!

    新たな みくりちゃん・平匡さんの生活と、百合ちゃん・風見さんのこれからが気になる!!

  • ドラマを訪仏とさせるミュージカルシーンからの再開笑
    ゆりちゃんが…やっと幸せになったのにー
    強いしかっこいいゆりちゃん、辛いことばっかじゃなくて嬉しい事がおきてほしい。風見さんも気持ち残ってそうだし。。

    みくり達は安定。というか、自分の不調時はパートナーはあんなにも辛かったのだろうか。と考えさせられる。いいなー調理家電。
    育休とかホモソーシャルとか今回もバンバン切り込んでますね。
    楽しみです。
    雨宮さん、悪い人じゃないのだろうけど同族嫌悪かしら。あんまり関わってこないでほしいけど、そうじゃないんだろうね。

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著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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