- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065170076
作品紹介・あらすじ
いつか人間を化かしてみたいと夢見る、豆狸の女の子・まめだ。
少女に化けて大都会・大阪に繰り出し、黒髪の美女を化かそうとするが一目で見破られてしまう……!
落ち込むまめだに容赦なく「里に帰れ」と言い放った美女は、自分を「落語家」だと名乗り……?
笑うかどには、たぬきたる。読むと笑顔になる大正落語ファンタジー、ここに開演!
感想・レビュー・書評
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一生懸命なまめだちゃん可愛い。
文狐師匠も、「人を楽しませる」ことに真剣な様子がすごくかっこいい。
まめだちゃんの成長だけじゃなくて文狐師匠も少しずつ態度を和らげていく様子が、この先人格面での変化や成長として描かれるのかなぁ。
読んでると、寄席に行ってみたくなっちゃう!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
馬鹿だけど一生懸命な弟子まめだとクールで厳しい落語家文狐の師弟落語コメディ。
落語ちょっと聞いてみたくなった。 -
大正モダンの大大阪の賑わい。パワフルな。エネルギッシュな。上方落語を絡めながら女の子たち。
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2巻まで読んだのですがひとまず1巻の感想だけ。
3巻が待ち遠しい…!
■レビューの要約
・落語(上方落語)の世界の入り口にちょうどいい。
・各話ごとの解説が程よく、物語の楽しみ度が増す。
・まめだかわいい!師匠かっこいい!
■読み始めたきっかけ
・いつも遊んでいるソーシャルゲームの好きなキャラのイラストレーターさんの漫画だった。
・Twitterで流れてきたサンプル漫画が面白かった。(特に皿屋敷)
・落語を何回か聞いたことがあって面白かったので気になって。(私が聞いたのは三味線とかがない落語なので本書の落語とは種類が違うっぽいですが…落語面白いよね)
■読了後の内容まとめ
・人間を化かしたいメスの豆狸『まめだ』。発展した大阪の街ではまめだの術は通用せず、思うように人間を化かせない。そんな時、美人で人気の落語家『大黒亭文狐』と落語に出会う。
・落語に化かされてしまったまめだは文狐に弟子入りを志願。なんとか弟子入りしたまめだ。1巻は弟子入りと落語の舞台裏、初めての人間の友達(ライバル?)の出会いのお話。
■感想
・まめだかわいい!!文狐師匠美しい&かっこいい!!!そして上方落語がとても気になる、調べたくなる一冊。
・落語って何?という人でも入りやすいように、各話の間にまめだの解説ページがあるのが嬉しい。「三味線のある落語を知らなかったけど上方落語っていうのか」「話の中で師匠がやってる噺ってなんだろう?あ、こういうお話なのね、ふむふむ」と、調べるきっかけになる。解説の文量もちょうど良くオチまで説明されてないのでこの漫画きっかけに落語を知るいい機会になりそう。
・キャラクターがどれも活き活きしていて愛らしい。落語の世界惹かれるものの落語を知らないまめだと一緒に落語の世界にはまっていけるので読んでいてわくわくする。時々出てくる豆狸の術なんかも絶妙で、ただの落語修行漫画ではないところも面白いなと思った。
■星評価
元々落語って面白いと思っていたので世界観に入りやすかったけど、落語を全く知らない人がついていけるのか?という点でどうなんだろう…と。
解説読めばついていけるしハマると思うけど、読まないと楽しみ度が下がりそうかな?と思ったので星4にします。