ホームズの娘 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 811
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065170625

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計20万部のラブコメミステリ!

泥棒一家、警察一家、探偵一家の運命が交差して、新たな物語がはじまる――。
祝福されない、もうひとつの恋の行方は? 
「Lの一族」に隠された過去とは?

ドラマ化で話題沸騰!「ルパンの娘」シリーズ第3作登場。

感想・レビュー・書評

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  • ★3.5

    泥棒一家、警察一家、探偵一家の運命が交差して、新たな物語がはじまる――。
    運命的な出会いののち、急速に恋心が育つ若き女性刑事・北条美雲。
    それは「禁断の恋」だった?一方で、和馬と華に不気味な挑戦状を贈る、
    もう一人の「Lの一族」。
    三雲家を恨んで敵に回す、その理由とは―。


    タイトル通り、今作はホームズの娘・北条三雲ちゃんが主人公。
    前作で登場した。探偵一家の三雲ちゃん。
    泥棒一家のハッカーだった三雲渉に恋に落ちた。
    その恋の行方はどうなるの…?
    同じく前作で初めて存在を知った。華の伯母にあたる
    Lの一族の中で危険すぎて若い頃勘当された三雲玲。
    保釈されてどう絡んでくるのか…どう動くのか…?
    ((o(*^^*)o))わくわくしながら読み始めました。

    ちょっと古風で変わってる三雲ちゃんと渉の恋。
    初めてのデートで結婚を約束する。
    スッゴク面白かった。
    二人が純粋過ぎてとても微笑ましかったです。
    とってもお似合いでした。

    玲の過去も明らかになった。
    とても悪い人だけど、可哀相だったんだなぁ。
    でも、やっばり好きになれないなぁ。
    まだまだ活躍が足りない気がするから次作が怖い

  • いろんな事件が起こり、その裏にはモリアーティと名乗る犯罪計画を売る悪人がいる。。。
    この作者さんはすごくエンタメを意識してるように思う。めっちゃ楽しませてもらいました。
    ドタバタ劇や根底にある家族愛と、恋人への愛。全員が幸せになってほしいと思う。
    タイトルの通り、探偵の娘 北条三雲がメインなのやけど、最後ほんとに美雲三雲にならなくてよかった。。。
    Lの一族はこれで断ち切られてしまった気もするけど、それでいいのかも。

  • 評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    運命的な出会いののち、急速に恋心が育つ若き女性刑事・北条美雲。それは「禁断の恋」だった?一方で、和馬と華に不気味な挑戦状を贈る、もう一人の「Lの一族」。三雲家を恨んで敵に回す、その理由とは―連続テレビドラマ化で話題沸騰の「ルパンの娘」シリーズ、超ハイスピードの第3作

    テレビとは別物として見ればこれはこれで安定している。小説の方が皆クール。

  • シリーズ物だから買った一冊。

    女性刑事が中心の話だった。

    女性刑事は有名探偵の娘だからホームズの娘

    この女性刑事の事はあまりいい感じがしない。
    頭が良く推理は鋭いのに推理する材料は助手が調べる。
    すごい情報を持ってくるこの助手が刑事になればいいのではと思ってしまう。

    シリーズ始めからなんかマンガみたいなイメージがある。
    そのせいかなにかすごい事が起こってもマンガチックに見えてしまう。

    謎もいくつか残った。
    特に最後の女性刑事を助ける場面

    なぜ女性刑事の父親がいきなり現れた?
    そしてあっさり助けあっさり帰る
    マンガチック

    マンガを文章にしたような小説でした。


  • 泥棒、警察、探偵一家かぁ。
    これ、好きになった人と家族との相性って合うに越したことはないのにさ、この一家だと複雑。

  • ホームズ一家の娘、北条美雲と
    Lの一族の三雲渉、その二人の関係が
    急展開で面白かったです。
    始めの方の話のちょっとした事件は
    軽い謎解きというか、ちょっとした添え物のようでした(笑)

    とは言え、そのあとに繫がって
    その後の大きな敵に、どうなるのかと
    ハラハラとしました。
    解決したようで、大元をとらえきれてないようで…
    続きが出るのではないかと期待させます。
    宿命のカップル達がこれからどう絆を深め、
    乗り越えていくのか見守るのが楽しみです。

    杏ちゃんが健やかに育ちますように。
    そう願います(^^)

  • 間違えてシリーズ3作目から読み始めてしまったが、特に違和感なく読める。これから1作目から読むが、人物関係はすぐに分かるしテンポ良くスピーディな展開で楽しい。ミステリ要素は少なくキャラクター小説になってるものの軽く読めるので良い。

  • 警察一家に泥棒一家、
    そして探偵一家。

    三者三様にくどいくらいのクセ!!!

    今回は探偵一家の娘、北条美雲を中心に話がすすむ。
    美雲の相手はと泥棒一家の三雲渉。

    面白かった、もう何でもありじゃん、という感じ。

    次は魔法使い一家でも出てきそうな勢いだ。

    ひとつ不満があるとすれば、
    やっぱり三雲美雲がよかったなぁ。

  • このシリーズ大好き☺️
    登場人物多めだけど、しっかり書いてくれるから、誰が誰だかわからんくてわけわからんみたいなのがなくて好き!
    美雲と渉が結ばれるといいなぁ。

  • 2020/07/27 読了。

    図書館から。

    まさかの渉にいくとは…。
    続くのかな?

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著者プロフィール

1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『ルパンの娘』『ピエロがいる街』『沈黙のエール』『チェインギャングは忘れない』『スマイルメイカー』『グッバイ・ヒーロー』『炎上チャンピオン』『仮面の君に告ぐ』『いのちの人形』などがある。

「2023年 『ゴースト・ポリス・ストーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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