重力のからくり 相対論と量子論はなぜ「相容れない」のか (ブルーバックス)
- 講談社 (2023年8月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065184622
作品紹介・あらすじ
最も身近な存在でありながら、この宇宙を記述する「標準モデル」に、なぜか含まれない異端児。「重力」とは、いったい何者なのか!?
ブルーバックスを代表する人気企画、「からくり」シリーズ最新刊!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
質量と重さの違いから、重力とは何か、ダークエネルギー、ダークマター、エトセトラ。
山田克哉先生の本はほんまに読みやすい。
のだけど、途中から必ずついていけなくなる。
むっちゃ噛み砕いて書いてくれてはるんやけど、やっぱり、理数にセンスのないど素人からしたら、飛躍を感じてしまうのだ。
何でそうなるのん。そこが分からん。
大体、いっつも、プランクとか、不確定性原理とか、スピンとか出てくる辺りがポイントですな。
気持ち的には、調子こいて機首上げすぎて、翼から気流が剥がれて、失速する感じ。
だけどとにかく、重力はむっちゃ弱いけど、無限大まで届く電磁力がプラスマイナス合わせたら総合的に電磁場がないのと同じなんで、宇宙的には一人勝ち。
相対論が滑らかな微分で、量子論がまさに量子化なんで、食い合わせが悪いことも理解できた気がするので、ちょっと勝った感じがある。
あと不確定性原理の説明で「銀行に行って100億円を1秒だけ貸してくれと言ったら、これだけ短い時間なら貸してくれるかもしれません」みたいな例えがあったが、間違っても貸してくれないので、やめてくださいね。 -
最新の重力に関する知見がわかりやすくまとめられています。
-
物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
東大OPACには登録されていません。
貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
返却:物性研図書室へ返却してください -
質量と重さの違いから始まり、終章ではループ量子重力理論や超弦理論まで言及する、物理に何の前提知識のない読者を対象に分かりやすく解説した好著。物理嫌いが興味深く物理に触れられる。私にもよく合点がいく!(笑)。時折出てくる数式の説明も明快。
-
重力がなぜ存在するのかという基本的なことさえまだわかっていない。これで宇宙人などいるわけないと決めつけてはおかしいだろう?著者の主張ではない。念のため。
-
重力の話、むちゃくちゃ面白いです。
一見関係ないようだけど身体の仕組みについて理解が深まります。 -
【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/568252