- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065184660
作品紹介・あらすじ
少女の手には、インスタントカメラが握られている。
彼女はおもむろに僕とのツーショット写真を撮り、
「現像するまでどんなのが出来上がるか分からないって、ドキドキしますね」
と言った。
それから静かに、「宝物のタイムカプセルみたい」と付け加えた。
とても幸せで、優しい時間が流れた。
僕と彼女は、出来過ぎなくらい完璧な世界にいた。
ただ一点、彼女が、娘の友達だということ以外は――。
大切な思い出が増えていく。増えていって、しまう。
感想・レビュー・書評
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ドキドキとかじゃなく、背筋がゾッとするただのホラー。結末まで読むつもりだけど、この巻読み終えた段階で既にキッツい。
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少女の手には、インスタントカメラが握られている。
彼女はおもむろに僕とのツーショット写真を撮り、
「現像するまでどんなのが出来上がるか分からないって、ドキドキしますね」
と言った。
それから静かに、「宝物のタイムカプセルみたい」と付け加えた。
とても幸せで、優しい時間が流れた。
僕と彼女は、出来過ぎなくらい完璧な世界にいた。
ただ一点、彼女が、娘の友達だということ以外は――。
大切な思い出が増えていく。増えていって、しまう。 -
2巻目でヒロインの家庭というか、心の闇的な部分が少し分かったのもあり、3巻だと彼女の行動にはやはり当初と比べると裏がありそうな感じがしてきます。
(いや勿論1巻からそんな感じはありましたけど(笑))
・・・何が絶妙って、時々古都ちゃんのプライベートシーンが描かれるところがずるいですね。
女の子らしさというか、こういうの描くはほんとずるい(笑)
本来望んでいたことが実現し、かつて悩んでいたことがうまくいき始めることで、それまで支えだったヒロインの存在がいかに不安定で恐ろしさのあるものなのかが顕著になり、物語が折り返しに来たのかなという感じがします。
新キャラも出てきたので、今後どんな展開になるかが楽しみです! -
そこまで斬新な設定ではないと思うんだけど、描写の巧さで引き込まれてしまう。続きが早く読みたい。