トーキョー ドリーム マラソン (講談社の創作絵本)

  • 講談社
4.06
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本棚登録 : 87
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065186800

作品紹介・あらすじ

幻となった東京のマラソンコースは、こんなに魅力あふれる景色だった!
見たことのない上空からの東京のパノラマ風景を絵本で眺めてみよう!!
マラソンコースを激走するのは世界のおとぎ話の主人公たち! さて、勝つのは誰か!?

感想・レビュー・書評

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  • 父娘ともに「コマヤスカン」ファンである。味のある細かい俯瞰イラストがたまらない。
    待望の新作。

    スポーツには疎いのでよくわからないけれど、どうも、東京で行われることが中止になったオリンピックマラソンのコースを、フィクションの登場人物たちが走るという趣向の絵本らしい。

    娘はどう思っているのかわからないが、父は感激している。だって、計画段階の虚言によって計画倒れになったマラソンを、まさかこういった豊かな形で虚構に変えて拾い(救い)あげてくれるなんて!

    これでもう、安心して2020年東京オリンピックは中止にできる。(複雑な事情はおいといて)オリンピックを楽しみにしていた娘はきっと、未来の続編「トーキョー ドリーム オリンピック」を読んで、ある種の納得を得るだろう。心から期待してます、コマヤスカンさん。

  • マラソンは頭にはいらず、ここで働いてたなあ、ここ歩いたな、と東京の街並みに見入ってしまった。

  • ページをめくる度にスゴイの一言。
    なぜこういう角度から描けるのか‥
    どこからどう見ていいのか迷う(汗)
    TOKYOオリンピック、2021になっても行くぞ〜!

  • 街歩きが趣味であれこれ歩いているので、あー、ここはこういった位置関係だったな、と大人ながら楽しめました。
    絵本片手にマラソンコースを辿ってみるもの面白いかも!

  • おとぎ話の英雄が東京をマラソンする話。細かい書込みの名所などは大人も楽しい。英雄が出会うイベントの数々や浅草にビートたけしと思われる人物が居たり、見れば見るほど楽しめる。

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著者プロフィール

1967年生まれ。三重県在住。愛知大学文学部卒業。大学では美術部に所属。「子どもの本の専門店メリーゴーランド」絵本塾で絵本づくりを学ぶ。『あっぱれ! てるてる王子』で、第30回講談社絵本新人賞、『新幹線のたび~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~』(講談社)で第43回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『新幹線のたび~金沢から新函館北斗、札幌へ~』『決戦! どうぶつ関ヶ原』『トーキョー ドリーム マラソン』(以上、講談社)『ドングリ・ドングラ』(くもん出版)など大パノラマの中に丁寧に描き込まれた細やかな描写が魅力的な作品を多く出している。

「2021年 『フライングメジャー号 世界一周 空の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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