高校数学からはじめるディープラーニング 初歩からわかる人工知能が働くしくみ (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 251
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065194034

作品紹介・あらすじ

本書は、ディープラーニングを支え、ベースとなっている数学に焦点をあて、どのような仕組みで、どのように効いて、なぜ機能するのかの解説をしていきます。「ブラックボックス」と思われがちなディープラーニングの中身を理解していきます。

高校数学の知識を前提としながらも、必要な数学を復習しつつ、高校で習わない偏微分に関しては基本から必要な部分を解説して、ディープラーニングを支える数学の知識を学んでいきます。

「ディープラーニングという言葉は聞くが、どんなものなのか分からないので理解したい」「ブラックボックスと言われるディープラーニングの仕組みを知りたい」「ディープラーニングを学びたいけれど、数学の勉強のどこから手を付けていいか分からない」といった読者の興味に応える一冊です。

数学を学びながら、それがディープラーニングにどのように効いているのか分かることが重要です。その点を実感として理解することができれば、ディープラーニングの仕組みの本質が理解できたことにつながっていきます。そのためのディープラーニングの主要な概念の解説もしていきます。

感想・レビュー・書評

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  • 手堅くてむしろ凡庸
     Excelでもディープラーニングが体験できる、といふふれこみ。でも、あくまで教材としてのディープラーニングで、いったいだれがやるんだらう。やりたい人はPythonでやるだらうし。

     内容としてもごく一般的な解説で、Excelをのぞけば、解説にそこまでオリジナリティはない。さいきんはYouTubeで解説が見られるので、それでこと足りる……気もする。IBMもディープラーニングの解説動画を出してゐる。

  • 本書は、ディープラーニングを支え、ベースとなっている数学に焦点をあて、どのような仕組みで、どのように効いて、なぜ機能するのかの解説をしていきます。「ブラックボックス」と思われがちなディープラーニングの中身を理解していきます。
    高校数学の知識を前提としながらも、必要な数学を復習しつつ、高校で習わない偏微分に関しては基本から必要な部分を解説して、ディープラーニングを支える数学の知識を学んでいきます。
    「ディープラーニングという言葉は聞くが、どんなものなのか分からないので理解したい」「ブラックボックスと言われるディープラーニングの仕組みを知りたい」「ディープラーニングを学びたいけれど、数学の勉強のどこから手を付けていいか分からない」といった読者の興味に応える一冊です。
    数学を学びながら、それがディープラーニングにどのように効いているのか分かることが重要です。その点を実感として理解することができれば、ディープラーニングの仕組みの本質が理解できたことにつながっていきます。そのためのディープラーニングの主要な概念の解説もしていきます。(出版社HPより)

    ★☆工学分館の所蔵はこちら→
    https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=TT22151039

  • 「高校数学からはじめる」とあるが、数式が意図するところの理解を促す図表がふんだんに用いられた親切なディープラーニングの入門書。
    なぜそこでReLUなのか、ソフトマックスなのか、そういった一つ一つに対しての解説が丁寧だ。
    数式を全て追わずとも、そういった解説から概要を掴むことができる。

    Excelマクロで用意された演習は飛ばして読んでいたが、実は演習解説の中に重要な内容があるということがあった。ここはちょっと戸惑ってしまった。なのでこれから読む人は、実際にExcelを動かさない場合でも演習パートに目を通すことをおすすめする。

  • 請求記号 007.1/Ka 45/2133

  • ディープラーニングの基本となる考え方入門

  • サポートページ
    http://bluebacks.kodansha.co.jp/books/9784065194034/appendix/
    https://brain.cc.kogakuin.ac.jp/~kanamaru/research/books8-j.html

    今までディープラーニングの式を見て分かったつもりになっていた人(自分)向け、関数・微分・グラフ化をEXCELで分かるようになれるかも、
    Tensorflow、Kerasでなんとなく書経していた意味が分かったような気がする一冊

  • 高校数学を基礎にディープラーニングで使われている数学とその使われ方を解説している.
    ディープラーニングで使われている数学は理系の大学一年生がならう線形代数と微積分だけ.やさしい仕組みをうまく組み合わせてディープラーニングの面白い仕組みを実現している.もうひとつ踏み込んでベクトルと行列をつかえばもっと記述は整理されたのではないか.
    私はやらなかったが丁寧なエクセルでの演習もついている.
    長いのでちょっと飽きてきて最後まで読めなかった.それでもどういう数学をどんな感じに使うかがわかってよかった.

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著者プロフィール

1973年北海道生まれ。博士(工学)。工学院大学先進工学部機械理工学科教授。専門は非線形力学および計算論的神経科学。2001年、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻修了。2001年~2005年、東京農工大学工学部電気電子工学科助手を経て、現職に至る。主な著書は『Excel/OpenOfficeで学ぶフーリエ変換入門』(ソフトバンククリエイティブ)、『カラー図解 最新Raspberry Piで学ぶ電子工作』、『実例で学ぶRaspberry Pi電子工作』、『カラー図解Raspberry Piではじめる機械学習』、『高校数学からはじめるディープラーニング』(ブルーバックス)など。

「2020年 『ラズパイ4対応 カラー図解 最新 Raspberry Piで学ぶ電子工作 作る、動かす、しくみがわかる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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