雨の日も神様と相撲を(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 93
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065200926

作品紹介・あらすじ

両親を突然の事故で亡くした高校生・逢沢文季。親戚に引き取られ暮らすことになった村で彼が体験したのは、二本足で立ち、相撲を取るカエル達との遭遇、林に捨てられたトランク詰めの死体の謎解き、そして、オートバイを片手で軽く持ち上げる不思議な少女・遠泉真夏との日々だった――
『虚構推理』城平京がおくる[青春×神事×ミステリ]、はじまりはじまり。

感想・レビュー・書評

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  • 体格に恵まれない相撲取りの中学生が、
    カエルの神様の恵みで豊かな村に転校

    そこで無愛想な巫女の娘と、神様の相談にのり、
    無理やり克己させられそうになるお話。

    すごい神話的お話なのに、妙に地に足がついていて(相撲だけに)、面白かったです。
    こんなお話だけに、絵に説得力があるのが良いですね。
    動物が演技するのは素敵。
    ゆうきまさみさんの馬とかも、思い出す。

    次も楽しみ。
    完結したら、小説も読んでみよう。

  • 2刷 帯

  • カエルを神様として崇めてる村で起きた、殺害事件。そこに相撲要素も加わって私の中ではカオスになってしまった。。理解力がない自分が悪いな。一巻だけでは物語を形容できない

  • キャラは微妙だけど設定は良く展開は少し気になる

  • フィクションの世界では古い因習に囚われた村、外界のルールが通用しない村なんてのは山の数ほど登場するけど、本作のようにカエルと相撲が大きな価値を持っている村なんてほぼ無いだろうなぁ(笑)

    一応原作は既読。でも読んだのは随分前だから忘れている部分もあるかな…?と思っていたけど、意外と覚えていたな
    それもこれも全てはインパクトの強すぎる設定のせいなのだろうけど


    両親から相撲に愛されていると言われ相撲を続けてきた文季、体格の小ささと両親との死別を持ってようやく相撲から離れられると思いきや相撲が大きな価値を持つ久々留木村にやってきてしまうとは不思議な巡り合わせである
    これで文季が見た目通りに相撲が弱かったら村の片隅に埋もれていったのだろうけど、類稀な努力と分析力によって実は全国レベルの力量を持っていたのだから誰も放っておかない

    一方で小さな村の中で古式ゆかしい相撲を愛してきた久々留木村にとっていわば文季は外来種のようなもの。目立つ存在となってしまった文季には当然厄介事が持ち込まれるのだけど……
    まさか厄介事を持ち込むのがカエルの神様とそれにお仕えする怪力少女というのはどう考えてもインパクトが強すぎる(笑)

    設定だけを見れば破茶滅茶なギャグ漫画としか思えない
    でもそこには城平京先生が緻密に考えたロジックが敷き詰められているために、ギャグのようにしか思えない展開や描写の数々も村の独特な風習を伝えるものとして一役買っていたり、また外来の神に拠って齎される危機というのも納得いく展開となっている
    ただ、どれだけロジックが有ったとしても相撲を取っているカエルを前にしたらギャグ描写としか思えないのだけど(笑)
    村の危機が掛かっているからと、あの光景を前にしながら真っ当な方法で相撲でカエルが勝つ方法を考えなければいけない文季の苦労が思いやられる……


    相撲にカエルに殺人事件。到底結び付く筈のない3つの要素が不思議な絡まり方を見せ始める本作
    このまま巻を重ねていけば、もしかして『虚構推理』のように小説より先の展開が描かれることも在るのだろうか?

  • ちょっと 不思議だけど、カエル達が相撲してたりして 平和的でのどかでいいなぁなんて思ってたら
    最後で衝撃的な事実が発覚!!
    カエルの花嫁の意味がカエルの生贄になることだとは・・・
    愛らしいカエルが一気に怖く見えました
    確かに 人間が大ガエルになるというよりカエルの生贄として 食べられるという方が 説得力がある
    この事実を平然と言う文季も冷静 通り越して
    少し 怖いですね

    将来 生きたまま カエルに食べられることを小さい頃に知った真夏はこれから 先 どうなるんでしょうかね
    小説の方も興味が出てきたので 読んでみたいです



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著者プロフィール

過去作に『雨の日も神様と相撲を』(原作/城平京、全3巻)。


「2023年 『世界最強の魔女、始めました ~私だけ『攻略サイト』を見れる世界で自由に生きます~(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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