- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065209523
作品紹介・あらすじ
「私といれば怖くなくなりますよーー。」
書店で働く三角康介は、幼い頃から霊が見える体質に悩まされていた。
恐ろしい姿をした彼らが恐ろしく、人間と幽霊を区別するためメガネが手放せない。
ある日、書店に冷川理人と名乗る男が訪れる。
「私といれば怖くなくなりますよ」という言葉に心を動かされ、三角は冷川の”仕事”を手伝うことに。
だが、あるバラバラ殺害事件に関係する霊が、祓われる際に恐ろしい言葉を残す。
「ヒウラエリカに騙された」
ヒウラエリカとは何者なのか? なぜ、霊を”騙し”ているのか。
3人の”運命”が交わる時、東京中を巻き込む大事件が起きる。
感想・レビュー・書評
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霊が見える男・三角と、霊を祓える男・冷川。
不思議な力を使って難事件に挑む2人。
しかし、『ヒウラエリカに、だまされた』と死んだ殺人犯の声が...
果たして、ヒウラエリカとは、何者なのか?
その目的とは?
死者のメッセージに隠された驚きの真相とは?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほんとは、原作が読みたかったけど、手っ取り早く映画版ノベライズで済ませる。
ホラー版まほろ駅前多田便利軒といった感じかしら? -
なんだろう、分かってはいたんだけどこんな感じの展開なんだ、と思った。
ここの感想にあったけど、これBLなのね...ちょっと苦手かも。 -
何か除霊や主要2人の描写が気持ち悪いなと思ってたら原作はBLなんですね。それなら本の裏表紙にその旨を書いておいて欲しいと思いました。
話も大量に殺人をした人物が(本人の本意ではないにしろ)そのまま野放しになってるのもイマイチ。 -
映画のノベライズ本。
この手の書物の中にも、もちろん素晴らしい本はあるにはあるんだけれど、私の経験的には殆どが駄文。
今作も文章そのものに読みづらさは無くて、駄目だ!こりゃ!という程では無いけれど、純文学(この呼称…もはや死語?)では無く、サスペンス或いはホラーというカテゴリーの中では著しく面白味に欠けた内容だった。
謎の少女との攻防の淡白なことといったら…そこが肝なんじゃないの?と突っ込みたいぐらいの柔な展開!
まぁ、作者さんはあくまで映画の脚本に準じてストーリーをしなければならないだろうから、いただけないと言えば脚本なのでしょう。
て、
これって映画の宣伝の一環じゃないの?
だとしたら、これ読んで映画行こうって人は出演者のファンの人達くらいじゃないか?
試しにマンガ原作って事でそちらを読んでみようかな。
映画脚本はともかく、映画化されるって事は元は面白いんじゃない!
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呪いで殺人って現実にありそう
って思いながら読んだけど
想像の上をいくドロドロした展開に
ずーんと気分が沈んでくる。
だけど最終的には
死んでもいいとかどうでもいいとか
そんな絶望していた人達が
ほんの微かな希望みたいな感情を持って
途中ドロドロだけど
結果的には読んで良かったかなぁ。 -
人を呪わば穴二つ
映画にになってたのか -
謎が謎のまま終わってしまったのは残念
であるが文章は読みやすい -
霊が「視える」三角と「祓える」冷川。二人の?運命?の出会いはある事件に繋がっていく。