おはなしSDGs 安全な水とトイレを世界中に 水とトイレがなかったら? (おはなしSDGs 6)
- 講談社 (2021年1月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065219720
作品紹介・あらすじ
【物語の概要】
夏休み、田舎のおじいさんの家に遊びに行った春樹。おじいさんの家のトイレは、いまだに「ぼっとん便所」。しかもそこからくみあげた下肥で農作物を作っているらしい。そんなトイレを汚いと思う春樹に、トイレに苦労してきた世界の歴史を語る。そして、おじいさんお手製のタイムマシーン(?)で、むかしのパリやローマ、江戸の町の水とトイレをめぐる旅に出かけるのだが……!?
【シリーズ「おはなしSDGs」の特色】
・各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし作品です。「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた児童小説として楽しむことができます。
・実力のあるイラストレーターによる挿絵が多数掲載され、確実に物語を読み通す手助けとなります。
・各巻とも、SDGsが掲げる17のゴールのうちの一つがテーマとなっており、いま世界が協力してその目標に向かわなくてはならない理由が自然と理解できるストーリーが展開されます。
・本文中に、物語とリンクさせるかたちで、関連する図表、グラフ、年表などが入ります。さらに、各巻の巻末で、テーマとしたSDGsのゴールについてくわしく解説しますので、テーマ学習の教材としても使用できます。
・SDGs全体について解説する「総論編」も刊行します。さまざまなゴールをテーマにした物語と、「総論編」を併読することで、SDGsについての理解がさらに深まるように設計されています。
・A5判、80ページ(一部カラー)。朝読書にもぴったりのボリュームです。
【シリーズ「おはなしSDGs」のラインナップ】
総論SDGsとは何か(那須田淳)/貧困をなくそう(安田夏菜)/ジェンダー平等を実現しよう(戸森しるこ)/安全な水とトイレを世界中に(石崎洋司)/エネルギーをみんなにそしてクリーンに(森川成美)/つくる責任つかう責任(小林深雪)/気候変動に具体的な対策を(楠木誠一郎)/海の豊かさを守ろう(佐藤まどか)/陸の豊かさも守ろう(吉野万理子)/平和と公正をすべての人に(小手鞠るい)
感想・レビュー・書評
-
おじいさんと春樹とのやりとりがとてもわかりやすく、スラスラ読めました。トイレの歴史とこれからの課題がわかります。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いなかのおじいちゃんの家が水洗トイレでないことに文句を言ったことで、春樹はおじいちゃんから昔のトイレ事情を聞くことになりました。それも手作りタイムマシンに乗って!?
-
SDGsー 6 安全な水とトイレを世界中に
春樹のじいちゃん家は昔ながらのぼっとん便所。この夏、水洗トイレに変える予定。でも、美味しいスイカが食べられなくなると聞いて…。
じいちゃんと一緒にタイムマシンで18世紀のフランス・パリ、紀元前2300年モヘンジョ・ダロ、1世紀のローマ帝国、19世紀の江戸のトイレ・衛生事情を見学する。
解説物語です。おじいちゃん、何者だろう。
巻末にSDGs の説明あり。
肥だめがどのように肥料になるかの解説もあると、もっと良かった。 -
トイレと水の歴史と問題について書かれた物語です。この本をきっかけに水とトイレについて興味を持って貰えると嬉しいです。
(H.K.先生) -
わかりやすくてよかった。