この世界は不完全すぎる(2) (モーニング KC)

著者 : 左藤真通

• 講談社 (2021年1月8日発売)

作品紹介・あらすじ

新しく仲間になった、アマノを迎えるハガとニコラ。目指すは、敵である社長を壊滅させること。
そこで、敵の石版（デバッグ・ストーン）を奪うため、城に潜入することに成功するハガたち。しかし、そこで待ち受けるは、理解不能なバグの連続!?
異世界で巻き起こる、異端にして最新の異世界ファンタジー!!

感想・レビュー・書評

[norimoさんの感想 · 2021年6月3日]

バグが多いゲームの中に閉じ込められたデバッガー（ゲームの品質管理をする仕事）たち。
主人公・ハガの仲間以外のデバッガーは悪趣味ではあるけど、被害者でもあるからちゃんとログアウトできてるといいな。
獣人キャラのアマノがめっちゃかわいい。
あと敵キャラがつぶらな瞳と困り眉にマッチョ体型できもかわいい。

[じろさんの感想 · 2021年2月21日]

ゲーム界の常識を知らないのでメタＡＩの概念がイマイチ分からないけど、
ボディチェックが何度もある理由が「城下町マップの読み込み時間を稼いでいる」とか
「日本語音声入ってない」とか
「処理落ち」とか、面白かった。

ハガさん、真面目にいい仕事するやつだな。。。

・何もできない奴ほど「何でもやります！」って言うんだよ(p.37)

[Hダンプさんの感想 · 2021年1月13日]

早速の二巻。次は4月と、連載ペース早いのね。
今回も、良い具合の展開の速さ。今後も、期待。

[hayaさんの感想 · 2021年1月11日]

デバッグという作業でゲームであることを意識させられる中、NPCがゲーム上の役割を与えられつつも其処に生きているような表現が良い。

著者プロフィール

1980年生まれ。神奈川県出身。第68回ちばてつや賞一般部門にて『無刻さん』が佳作を受賞。モーニング連載作『アイアンバディ』を経て、『将棋指す獣』（新潮社刊）や『しょせん他人事ですから ～とある弁護士の本音の仕事～』（白泉社刊）では原作を担当している。

「2023年 『この世界は不完全すぎる（9）』 で使われていた紹介文から引用しています。」