彼岸島 48日後…(27) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065220108

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 漫画喫茶で読みました。

    自衛隊が門番と戦闘、
    蟲の王の中へ侵入するために鮫島たちが蟲の王を引きつけ、
    明と勝次が下の口から蟲の王の中へ、
    鼻水の洪水に耐えながら奥へ進み、
    本線に入って人喰いバッタを躱しながら尻尾の先端へ。
    途中で明が人喰いバッタの足止めのために留まり、
    勝次だけで更に奥へ。
    肛門から心臓の部屋へ行き、
    心臓に繋がっている血管を切除していくも、
    残り2本のところで羽虫に左腕が寄生されてしまう。

    「下の口」って言いたいだけでは。

    「ままよっ」がわりと頻繁に出てくるけど、作者の口癖なんだろうか。

    どう考えても門番は目玉が脆そうなのに、あれだけ撃って、ようやく偶然に目玉に当たるとか。
    そのくせ手榴弾の投擲はピンポイントだし。

    明たちが入ってきた「下の口」は2本しかなかたけど、そこから本線へ合流する穴は複数あるみたい。
    他の穴は何の穴なんだろう?

    もう、勢いがスゴい。
    バッタが人を喰っているところを見ているのに
     「バッタはもともと草食だ!! 一匹なら恐れる事はない!!」
    とか、どう考えてもサイズからしてオカシイのに
     「なめてかかったらとんでもねェ このバッタ化け物じゃねェか!!」
    とか、錯乱してるとしか思えない。

    尻尾はとぐろを巻いているのだから、普通は途中で直立しそうなものだけど、蟲の王が攻撃のために伸ばしたときしか直立しない。
    そのまま地面を粉砕するほどの衝撃で叩きつけているのに、中の人間は怪我をする程度。
    う~ん・・・。
    しかも、先端部分に弱点である心臓があるのに、その部分を叩きつけているという。
    その心臓も何故か天井から血管だけでぶら下がっている状態だし、そんなに衝撃には強くなさそうなんだけど。

    心臓に繋がっている血管を切ったら血が噴き出しそうなんだけど、この心臓ってもしかして血を循環させるためのものではないのだろうか?
    いちおう心音はしてたよね?
    つまりポンプの役割はしていそうなんだけど・・・。

    肛門の中は空気大丈夫なんだろうか?
    圧力以前に窒息しそうなんだけど。
    寄生羽虫は壁から出てきたのに、壁際に立てば後ろから攻撃されることはないってことはないんじゃないかなぁ。
    蟲の王は心臓の部屋への侵入は分からないのに、心臓の部屋で勝次が倒れたことは分かるとか、どういうセンサーを積んでいるのだろうか。

    ---

    勝次:
    超小学四年生。
    ピンチにポエムも詠んじゃう。
    寄生羽虫に左腕に取り付かれ、赤ん坊のようなものが生えてしまう。

    スーパー小学生:
    勝次のこと。
    鮫島呼称。
    マジでスーパー小学生ではある。

    ユカポン:
    勝次曰く「いい匂い」とのこと。
    ユカポンも風呂には入っていないだろうし、着たきりスズメだし、わりと漏らしてるし、吐いたりもしてるんだけど・・・。
    それでもいい匂いなのは、体質なのか、勝次の性癖なのか。

    ネズミ:
    珍しく意識を失った鮫島とユカポンを守るために囮役になる。

    門番:
    身体は弾丸を跳ね返すほど硬い。
    目玉は破壊できる。
    どうやら内部は空洞のようで、破壊した目玉から体内へ手榴弾を投げ込める。
    それで倒せる。

    蟲の王:
    身体は弾丸を跳ね返すほど硬い。
    目玉も堅い。
    下の口は鼻っぽいが、温泉に浸かってたことを考えると呼吸は必要としてないんだろうか?
    鼻水も体液の成れの果てなんだけど、飲んだら吸血鬼化せんのだろうか?

    蟲の王の尻尾:
    うずまき部分のこと。
    いつの間にか尻尾ということになっている。
    先端に心臓がある。
    その途中に肛門みたいな場所があり侵入者を拒む。
    そして臭い(理由は不明)。

    人喰いバッタ:
    蟲の王の体内で飼われているバッタ。
    天井から壺が落ちて来て、その中に入っている人間を食べることで生き物を変異させる羽虫を産む。
    (いちおう交尾も必要っぽい?)
    顔の口とは別に腹が割れて巨大な口が出てくる。
    けど、どう考えても奥行きが足りないし、あの喉の奥は何処に繋がっているのか不明な構造をしている。

    寄生羽虫:
    羽虫のこと。
    頬を切られるくらいなら問題ないが、少しでも体内に侵入されると、すぐに引き抜いても身体が変異する。
    目の数に個体差がある。
    牙は非常によく切れる。

    サブマシンガン:
    肝心な時に弾薬が切れる漫画的オヤクソクな武器。
    でも、むしろよくまぁあんだけ撃てたって方が驚き。

  • 勝次、バッタの跳躍力なめてたらカマキリ先生に怒られますよ。テラフォーマーズ読んで出直してきてください。
    そんなかっちゃん大活躍の巻。
    腕どうなっちゃうんだろう。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松本光司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×