自衛隊式セルフコントロール

著者 :
  • 講談社ビーシー
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本棚登録 : 65
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065223123

作品紹介・あらすじ

未曾有の災害・未知のウイルスから日常や職場に潜むピンチ……。絶対絶命の場面でも「最善手」が打てる自衛隊式のセルフトレーニング

感想・レビュー・書評

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  • 驚くようなことが書いてあるわけではない。本書でも「自衛隊員はスーパーヒーローのように極端に強い人間ではない。」とある。そこに立脚したうえで様々な組織知が述べられている。周到な想定、無理のない行動。正常バイアス、確証バイアスに陥らないよう組織的にシステム化している点はなるほどと思った。基本的なことを、一つひとつ、確実に、徹底して「組織として」行っていることに強みがあるのだと思う。

  • 本文中の登山の例が示す通り、登山の時に基本的に行うような危機管理や、誰もが誠実であるために日常で心掛ける基本的な習慣を、いかに長期に渡って積み上げられるか…なのだなと。基礎の粘り強い積み上げの重要性を再確認出来ました。たまにチェックシート代わりに読み返すのも良いかも。

    川口拓さんから二見さんや自衛隊へと受け継がれたトム・ブラウン・ジュニアの教えが反映されていて、ネイティブアメリカンの技術である「ワイドアングルビジョン」や「ベースライン」、ヨガにも通じる呼吸法や姿勢の心理的作用にページが割かれているのも嬉しいポイントでした。

  • ストレスに対して自衛隊がどのように対策できるかが分かる本。自衛隊に興味があると、いろんなことを知れるので面白い。

  • 当たり前の上に、事例もあんまり具体的でもなくて、いまいちだったな。

  • 今は、ともかく、寝て、食べて、動こう。また読む。

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著者プロフィール

■二見 龍(フタミ リュウ)
元陸上自衛隊幹部。現在は民間企業に勤めながらブログやSNS、ユーチューブでの情報発信から書籍の執筆まで、多岐にわたり活動している。

「2022年 『君にもできる刃物犯罪対処マニュアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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