彼岸島 48日後…(28) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065225912

作品紹介・あらすじ

「下の口」から蟲の王の体内に入り込んだ明と勝次。明は押しよせる人喰いバッタを引き受け、心臓までの道を勝次に託した。心臓にたどり着いた勝次は左腕に傷を受け瀕死に。その左腕が変異しても必死で心臓の管を攻撃する。圧倒的な暴力で抵抗する蟲の王。そしてついに…。人間VS.蟲の王、最終決戦!

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。

    蟲の王の心臓に繋がる管を残り2本とし、
    寄生されながらも寄生羽虫の牙を使って残り1本へ。
    蟲の王が反撃に出るも根性で最後の1本も切断。
    蟲の王に老化が始まり、
    明が脱出、
    勝次も救出、
    蟲の王が外へ逃げ、
    明たちも自衛隊の車に飛び乗って追かけて外へ。
    国会議事堂の屋根でトドメを刺す。
    念のために落した首を細切れにするつもりだったが蟲の王は灰になる。
    ついでに門番も灰になる。
    国会議事堂に建てられていたクソみてェな旗を燃やし、
    国会議事堂の奪還が完了するが、
    雅はここにはいなかった。
    連隊長の身体のコブも落ちて灰になるが勝次の左腕は戻らない。
    片割れの話を聞いて雅より先に拷問野郎を殺すことを決め、
    自衛隊の隠れ家に戻るが、
    左吉が立ちション直後に拷問野郎に喰われて身体を奪われていた。
    拷問野郎が血の楽園という場所に逃げ込んだ情報を得て、
    自衛隊と別れてお台場を目指すことに。

    鮫島の「コイツ勝次を憎んでんぞ!!」って、当たり前である。
    どう考えても蟲の王の首を落すには刃渡りが足りないんだけど、今更である。

    いや、流石に1本しか管が繋がっていない時点で心臓としての役割は完全に停止してるでしょ。
    循環できないんだから。
    そして、やはり全く血が飛び出ない。
    心臓っぽい何か、なんだろうか。
    まぁ、心臓が本当に心臓の役割をしていたら、いまごろ噴き出した蟲の王の血を浴びて勝次は吸血鬼なんだろうけど。

    蟲の王が老化して皮膚が柔らかくなったことにより明が尻尾部分を切断して脱出したけど、肛門はどうなったんだろう?
    明が出てきた場所から心臓の部屋まで大した距離がなさそうに見えるし、勝次を救出に行くときも管の中を普通に潜っていったみたいだし。
    老化したことで肛門が開いたんだろうか?

    蟲の王や門番の攻撃で坂は穴だらけだと思うのだけど、いまだに車は無事だし簡単に車の場所まで辿り着けるし。
    場面が変わると地形ダメージは戻る世界なんだろうか?

    蟲の王のノートを燃やさなかったユカポンは優しいね。
    拷問野郎の「ニヤー」のコマいる?
    黒猫が妙に上手。

    ---

    ブサイク赤子:
    勝次の左腕に生えた人面祖。
    鮫島呼称。
    勝次には攻撃しないが、鮫島に噛みついたりする。

    蟲の王:
    雅の息子、四男。
    死ぬと変異体が元に戻る。
    頭がボールなどにされた人間たちも元に戻ったのだろうか?

    巨人:
    門番のこと。
    蟲の王が死んで灰になる。
    灰の中から元となった人間が出てくる(死んでいる)。

    門番:
    結局のところ意味が分からなかった巨人。
    自衛隊が手を出すまでは動かなかったので外敵排除というワケでもなさそう?
    自衛隊が「コイツら何体いるんだ!!」と言っているので、たぶん並んでいた以外にも湧いてきてる個体がいそう。
    ちなみに「何体いるんだ」は自衛隊員にも言えることではある(生き残りは50人ほどではなかったのだろうか?)。

    壺:
    蟲の王が死んだのに生き残っていた変異体。
    管轄が片割れだから、らしい。

    片割れ:
    拷問野郎のこと。
    変異体は自我を持たない。
    (目玉や頭がボールにされた変異体は自我がありそうだけど・・・?)
    いろいろ管理などのために自我を持った存在が必要と感じ、蟲の王が脳を少し分けて造った存在。
    そのせいで蟲の王が死んだにも関わらず姿が戻らない変異体が存在する。

    拷問野郎:
    蟲の王の片割れ。
    コイツが生きているせいで勝次の左腕が治らない。
    左吉を殺して身体を奪う。
    その際に右手の小指も復元する。

    手の顔をした化け物:
    拷問野郎のこと。

    左吉の身体をした手の化け物:
    拷問野郎のこと。

    連隊長:
    陸上自衛隊普通科連隊第一師団の連隊長。
    蟲の王が死んでコブみたいなものが落ち、普通の姿を取り戻した。
    ただし切断された四肢は復元されなかった。

    モブ自衛隊員:
    拷問野郎が自衛隊の隠れ家の方角へ逃げ出す姿を目撃する。
    目撃しただけで特に何もしなかった・・・。

    軍医:
    左吉を看ていた自衛隊員。
    帰ってこない左吉を探しに行って左吉の身体をした手の化け物に遭遇する。
    明への伝言を伝えるために拷問野郎に生かされる。
    その際に左腕を失う。

    スーパーヒーロー勝次様:
    勝次のこと。
    自称。

    左吉:
    勝次たちを迎えに出た先で立ちションする。
    立ちション直後を拷問野郎に襲われて喰われて身体を奪われる。
    拷問野郎曰く、白くて旨そうとのこと。

    佐デブ:
    左吉のこと。
    読者命名。
    何故かネズミの次くらいに嫌われてて、わりと主要メンバーっぽいのに死んだときも同情の声が少なかった。
    まぁ、コイツが勝手なことをしなければ軍医の人も腕を失わずに済んだだろうし、ねぇ。

    クソ忌々しい旗:
    クソみてェな旗のこと。

    血の楽園:
    お台場にある吸血鬼の要塞。
    難攻不落の楽園。
    東京自体が壁で囲われているのに、血の楽園は更に壁で囲われている。
    まるで『進撃の巨人』である。

  • 分かりやすい位にバチバチフラグ立ってたね…。
    息子まだ3/5も残ってるのか〜。

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著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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