ネメシス1 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065228258

作品紹介・あらすじ

連続テレビドラマ4月放送スタート!
(日本テレビ系毎週日曜よる10:30~放送)
主演 広瀬すず 櫻井翔

『屍人荘の殺人』の今村昌弘を筆頭に、ミステリ界気鋭の作家たちが脚本協力した本格ミステリドラマシリーズ始動!

横浜に事務所を構える探偵事務所ネメシスのメンバーは、お人好し探偵の風真、自由奔放な助手アンナ、そしてダンディな社長
の栗田の三人。そんなネメシスに大富豪の邸宅に届いた脅迫状の調査依頼が舞い込む。現地を訪れた風真とアンナが目にしたのは、謎の暗号と密室殺人、そして無駄に長いダイイングメッセージ!?
連続ドラマ化で話題の大型本格ミステリシリーズ、ここに開幕!


【シリーズ続々刊行!】
シリーズ第二弾:藤石波矢
シリーズ第三弾:周木 律
シリーズ第四弾:降田 天
シリーズ第五弾:藤石波矢
シリーズ第六弾:青崎有吾/松澤くれは

感想・レビュー・書評

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  • 同名ドラマのノベライズ版第一巻。ドラマは最後まで視聴済み。横浜の探偵事務所ネメシスに舞い込む事件にお人好し探偵の風間、自由奔放な助手だが実は頭が切れるアンナ、ダンディな元凄腕探偵の社長の栗田と個性的なメンバー3人が挑む。この巻は大富豪宅で起きた密室殺人と遊園地での連続爆破魔との対決。コミカルな展開でさくさく読めるが軽すぎないか?なノリの箇所がちらほら。映像化前提のせいか情報抜けてない?な所はあったけど改めて文章で読むとダイイングメッセージとか凝ってる。一話目はドラマの流れに沿っていたけど遊園地の事件はかなり内容が違っていたので2巻目以降はどうなるのか気になる。アンナと遊園地で出会って事件に巻き込まれた朋美ちゃんの特技もちょっと違うしなぁ。

  • 思っていたよりコミカルな作品だ。ライトミステリーという感じか。サクサク気軽に読めてよかった。

  • 横浜に事務所を構える探偵事務所ネメシス。
    引退した名探偵の社長、栗田
    お人好し探偵の風真
    自由奔放な助手アンナ

    大富豪の邸宅に届いた脅迫状の調査依頼が舞い込む。現地を訪れた風真とアンナが目にしたのは、謎の暗号と密室殺人、そして無駄に長いダイイングメッセージ。犯人は屋敷の人間と思われるが。

    チケットをもらった風真とアンナは遊園地、シーユートピアを訪れる。アンナは同世代の朋美と意気投合して2人でアトラクションを楽しむが、シーユートピアの経営者の元に爆破予告の電話がかかってきていた。

    推理作家が脚本に参加するドラマ。
    すずちゃん可愛いし、ドラマも楽しいけど、本が気になって読んでみた。
    ドラマの1、3話のお話。
    アンナが破天荒、風真は風間俊介なイメージ、栗田はもっとダンディでドラマとは違っていてまた楽しい。
    横浜が舞台なので、もちろんタカ&ユージ(懐かしいすぎ!うちのチビちゃんはわからないよー!)も登場。
    ドラマよりも登場人物が丁寧に描かれている印象。
    シーユートピアの爆破脅迫事件はこちらの方が面白かった。
    いろんな作家さんが参加しているようなので、楽しみなシリーズ。

  • ドラマのノベライズだったのてしようか。軽く読むには適した作品でした。

  • 今村昌弘さんの剣崎比留子シリーズ以外の作品を読んでみたくて、図書館でみつけたのがこの本でした。
    どうやらドラマと連動企画の本だったようで、ライト過ぎる登場人物、展開、文章に困惑。
    続きを別の作家さん達がお書きになるという企画はとても気になりますが、こんなテイストだと初めましての作家さんに対して良い印象を抱けそうにないので止めておきます。
    ドラマと合わせて見ないと楽しめない作りなのかもしれませんが、これでドラマを見たいなとも思えなかったです。
    今村さんの本、とても楽しみにしていただけに残念でした。

  • ミステリ作家たちが脚本協力したという連続ドラマのノベライズ版、第一弾。中編2編。
    横浜に事務所を構える探偵事務所ネメシスのメンバーは、お人好し探偵の風真、自由奔放な助手アンナ、そしてダンディな社長の栗田の三人。

    密室殺人、遊園地に仕掛けられた爆弾、コミカルながらしっかりとしたミステリー。
    ドラマを見たくなった。
    (図書館)

  • 屍人荘の作者ということで読んでみたが、ドラマが全く肌に合わなかったので、やはり小説もダメだった。
    アンナのキャラクターが好きになれないのと、主役級の登場人物が多すぎてバラバラするのが原因か。
    コミカルなのは良いけど、小説やドラマというよりは漫画のテンポ。
    余計なドタバタが鬱陶しかった。
    面白くないわけではないけど、先が気にならないので読むのがしんどい。

    でも表紙のデザインはすごく格好いい。
    黒地に金色の文字が思わず手に取りたくなる。
    ただし、内容と表紙は今のところ合っていない。
    物語を貫く大きな謎が解けた時に、この表紙がしっくりくるのだろうか。

  • ドラマと連動企画のライトミステリ。
    ドラマの第1話と第3話の話が収録されている。
    ボマーの話は犯行内容がドラマとは全然ちがったが、こちらも面白かった。
    ドラマを先に見たので小説の方がおとなしめな感じはしたが、コミカルだし読みやすい。著者を替えて続くようで楽しみ。

  • ドラマ前に一読しとこうと購入。
    色んな作家さんの考えるトリックを元にした話なので、巻によって作者が違うのが楽しい。

  • 櫻井翔くんと広瀬すずちゃんが主演のドラマの原作、ということで読んでみる気になったのですが、
    これってドラマのための脚本のような本らしく
    しかも一巻ごとに作家さんが変わるという…

    ちょっと理解するまでに時間がかかりましたが、
    各巻ごとにきっと雰囲気が違うんだろうなって
    思うと、とても楽しみです♪
    ドラマありき、で作られた作品なので
    櫻井くん&すずちゃんのイメージにぴったりのキャラクターで、
    (助手の広瀬すずちゃんがほんとは解決してるけど、ポンコツ探偵の櫻井くんの手柄になっていく、というまさにコナン&毛利小五郎のパターンです)
    トリックも映像化を意識したもので、
    殺人事件なのに、ポップな感じがするという
    サクサクっと読めちゃう作品です。
    映像がどのようになっているのか
    これも楽しみです♪

    ただ、
    一巻が第1話と第3話らしいので
    第3話が放送されるまでは
    観ない方がいいかな?
    いや、第2話を読み終わるまでは
    観ない方がいいってことだよね?
    もう少し我慢せねば〜


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著者プロフィール

1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞[小説部門]を受賞、第15回本屋大賞第3位に選出。映画化、コミカライズもされた。シリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』も各ミステリランキングベスト3に連続ランクイン。2021年、テレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加。いま最も注目される期待の俊英。

「2021年 『兇人邸の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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