ネメシス2 (講談社タイガ)

著者 : 藤石波矢

• 講談社 (2021年3月12日発売)

作品紹介・あらすじ

連続テレビドラマ4月放送スタート！
（日本テレビ系毎週日曜よる10：30～放送）
主演　広瀬すず　櫻井翔

『屍人荘の殺人』の今村昌弘に続き、第二弾を手掛けるのは『今からあなたを脅迫します』の藤石波矢。
ミステリ界気鋭の作家たちが脚本協力した本格ミステリドラマシリーズ始動！

探偵事務所ネメシスを訪れた少女の依頼は、行方不明の兄の樹を探すこと。探偵風真と助手のアンナは、道具屋の星の力を借り、振り込め詐欺に手を染めた彼を捜索する。しかし、ようやく見つけた樹は、血濡れたナイフと死体を前に立ち尽くしていた。ネメシスは二転三転する真相を見抜き、彼を救うことができるのか！？　
小説オリジナルストーリー「道具屋・星憲章の予定外の一日」も収録したシリーズ第二弾！

【シリーズ続々刊行！】
シリーズ第一弾：今村昌弘
シリーズ第二弾：藤石波矢
シリーズ第三弾：周木 律
シリーズ第四弾：降田 天
シリーズ第五弾：藤石波矢
シリーズ第六弾：青崎有吾／松澤くれは

感想・レビュー・書評

[すーさんの感想 · 2021年6月28日]

今回もサクッと面白かった。星君がいいキャラで愛着がわいた。なので、2話目のスピンオフは楽しく読んだ。

[おのぴーママさんの感想 · 2021年5月23日]

テレビ観ちゃいました。櫻井くんの風真さん、人が良くて、ポンコツ(かなり失礼)ぴったりだと思いました。
アンナちゃんが自分の考えに集中するところを、
テレビでは、瞬間移動みたいに表現されていたんだけど
映像ならではだなぁ。

この本の第一話は施設で育った兄妹のお話なのですが、私はラップが苦手で、イマイチ話に入り込めなかった。
これは、私の好き嫌いの問題ですが。

この本ではやはり、
第二話の星くんと山田くんのお話の方が全然面白かったです。
「外は危険がいっぱいだ」
「サバンナに比べたら危険はねぇっすよ」
「サバンナに行ったことあるのか?」
「東武動物公園なら」
「二度とサバンナを語るな」
ここのやりとり、私的にはツボでした。
こんな感じで、ずっと会話が続いていくのが
読んでいてテンポも良く、面白かったです。
ドラマではKAT-TUNの上田くんが
星くんを演じているのですが
山田くんは誰になる⁇
これはテレビではやらないストーリーらしいけど
気になりました。
ぜひ、テレビでも演ってもらいたいなぁ〜

[ao-nekoさんの感想 · 2021年4月15日]

ドラマ版第二話と、そこに登場する道具屋を主人公にしたスピンオフ短篇の二編収録。
もちろん主人公の探偵コンビの活躍は楽しくって、真相に迫る過程にも読みごたえはありますが。しかしやはりこの一冊では、道具屋・星が素晴らしいったら。彼のキャラクターといい、そして彼の作る道具の数々も魅力的です。今後も彼の登場があるのか、楽しみだなあ。

[bookjiroさんの感想 · 2023年8月2日]

毎回、作者が違うようです。

[ともりぶさんの感想 · 2022年10月8日]

ドラマ見てない。映像だとコメディ部分がやりすぎになりそうな気がするがどうだったんだろう。作者が毎回変わるのが面白い。

[shimaさんの感想 · 2022年6月20日]

星さん好き

[bookrokuidさんの感想 · 2021年12月24日]

うん、まぁ、ノリになれた。小一時間で読めるから忙しい時向けかな。

[yutan2278さんの感想 · 2021年11月13日]

シリーズ２作目。道具屋の星さんが好みです。面白かったです！！

[nyonboo48さんの感想 · 2021年9月5日]

第1巻との作者の違いに違和感は感じられず、キャラの肉付けが増えたなという印象。テーマも第1巻とは異なっているけれど、これはこれで味がある。この先どんな展開になるのか楽しみ。次、3巻行ってみよう。一点気になること。スマホの通話履歴って端末から消去してもサーバー側に残っているのでは？と思った次第。

[tamakoさんの感想 · 2021年9月4日]

行方不明の兄を探してほしいという少女の依頼。風真とアンナは振り込め詐欺に関わった兄を発見するが‥
ストーリーはドラマ第２話とほぼ同じ。
道具屋の星くんが登場し、ドラマにはなかった彼のスピンオフストーリーがついているのが嬉しい。

著者プロフィール

1988年栃木県生まれ。『初恋は坂道の先へ』で第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞を受賞し、デビュー。代表作となった「今からあなたを脅迫します」シリーズは、連続ドラマ化され、奈院ゆりえにより、漫画化(KCデラックス なかよし)もされている。他の著作に、『昨日の君は、僕だけの君だった』(幻冬舎文庫)、『救ってみろと放課後は言う』(KADOKAWA)、『撮影現場は止まらせない！ 制作部女子・万理の謎解き』(角川文庫)、『時は止まったふりをして』『流星の下で、君は二度死ぬ』(新潮文庫nex)などがある。

「2022年 『ネメシス7』 で使われていた紹介文から引用しています。」