本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784065231623
作品紹介・あらすじ
大人気作家あんびるやすこの最新シリーズ、第5巻!
宝石の声が聞こえる魔女・パールが「ムーンヒルズ魔法宝石店」で、すてきなアクセサリーを作りますーー。
パールは、500年も絵の中にとじこめられている、天才ジュエラー魔女のセレニティスの弟子となって、
子パンダのすがたにかえられてしまっためしつかい猫、アンバーといっしょに、
お客さんからのいろいろな注文にこたえていきます。
よむと心がほわんとなる、すてきなおはなしです。
今回のお客さまは、運命の宝石『パートナージュエル』をさがしています。
運命の『ソウルメイト』にめぐりあえたら、なんでもうまくいくってほんとうかしら?
重ねづけできるビーズリングのレシピと、パワーストーンのコラムつき。
●著者紹介
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。
テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕をへて、絵本・児童書の創作活動に入る。
主な作品に、『せかいいちおいしいレストラン』「こじまのもり」シリーズ(共にひさかたチャイルド)「魔法の庭ものがたり」シリーズ(ポプラ社)、「なんでも魔女商会」「ルルとララ」「アンティークFUGA」シリーズ(いずれも岩崎書店)『妖精の家具、おつくりします。』(PHP研究所)などがある。
みんなの感想まとめ
運命の宝石『パートナージュエル』を通じて、努力と絆の大切さを描いた心温まる物語です。主人公の魔女パールと、子パンダの姿をしためしつかい猫アンバーが、お客さんの願いを叶える中で、パートナージュエルが真の...
感想・レビュー・書評
-
パートナージュエルがあるからなんでも叶うのではなく、パートナージュエルと一緒に頑張る。ご主人さまのために頑張る。結果、夢がかなったり、ご主人様との絆が深まったりする。今回も素敵で元気が出るお話(◍•ᴗ•◍)❤
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不思議で面白い
-
(ポップ)
しあわせは自分の手でつかむもの
(内容)
セレニティスのめしつかい猫アンバー。その妹の子孫であるライムが見習い先からやってきた。
遅刻をしても悪びれず、自分にしかできないことしかしたくない、と全く働かないライム。
そして5つの悩みをもつ魔女ヘンリエッタが、持つだけでしあわせになるパートナージュエルを注文。
ルース屋に行きパートナージュエルの話をすると、マイカも自分には運命のめしつかい猫、ソウルメイトがいるはずと話す。それを聞いたライムも自分をしあわせにしてくれるたった1人の魔女さまがいるはず。それ以外の人の言うことなんて聞かないと言い出す。
ルース屋でピンときた宝石をしばらく借りることになったヘンリエッタだが、「悩みごとはなくなるどころかますますひどくなった」と落ちこむ。
パートナージュエルなんて本当にあるのだろうか?
また、マイカとライムは魔女とめしつかい猫を紹介する紹介所へやってきた。
運命の相手なら写真を見ただけで分かるはず、とたくさんのファイルをめくっていく。
2人の運命の相手は見つかるのか───
(好きな言葉)
どうしてヘンリエッタは宝石をもっただけで、じぶんはなにもしなくてもしあわせになれるなんて思うのかしら?いっしょにがんばらなくちゃ、しあわせにはなれないのに。
ソウルメイトは、『めぐりあう』ものじゃないからよ
そうして、おたがいにすこしずつ、なくてはならないソウルメイトに『なっていく』ものなのよ。
ライムはまだ、いろいろなことがにがてみたいだけど、はじめはじょうずにできなくてもいいのよ。『ソウルメイト』になるのには、かんぺきであるひつようも、優秀であるひつようもないんだから。(中略)ただあいてのために、いまのじぶんにできることをやることがたいせつなの
魔女といっしょにがんばること、じぶんにできることをやること、それがソウルメイトになる一番の近道なのよ、ライム。そしてもしそうなれたら、きっとしあわせだって思えるわ
むねのおくに小さなあかりがともるのを感じました。
ありがとうといわれるのはずいぶんひさしぶりだったからです。そしてむねにともった小さなあかりが、あっというまに心をあたためていくことにもおどろきました。
パールとアンバーのえがおを見ていると、ライムの心はますますポカポカとしてきました。それははじめて感じる気持ちで、ライムはまたおどろきます。(これがしあわせってものなのかな。ほんとうにマッチがいったとおりになったぞ………)
パートナージュエルがただ一こだけだと思うからややこしくなるんじゃないか。ひつようなら、ひつようなだけもてばいいのさ
アトリエのつくえのスケッチブックのとなりには、いつもけずりたてのえんぴつがおいてありました。アトリエにもどったパールはそれを見ると、毎日とてもやさしい気持ちになれたのです。「ライム、いつもありがとう。わたしもがんばるわ」
(そうか、これがいっしょにがんばるってことなんだ……)
おまえたちのまわりにいるみんながソウルメイトのさ、一人のこらずね。おまえたちをてつだったり、考えさせたり、かしこくしてくれるれんちゅうは、みんなじぶんのソウルメイトってことだよ
すてき!じゃあ、どんな人もだいじにしなくちゃ。わたしのだいじなソウルメイトなんですもの
パールとマイカが、ソウルメイトをさがしたように、そいつのほうだって、パールとマイカをひっしにさがしているはずだろ。だから、そいつにであったとき、そいつをガッカリさせちゃだめだぜ。であったらピンときてもらえるような魔女でいなくちゃな
(感想)
1巻が夢と役割、2巻が友情と感謝、3巻が欠点と個性、4巻が相手の幸せを願うことがテーマだったとしたら、5巻のテーマはずばり恋愛と感じた。恋のこの字も出てこないが、相変わらず大人が読んでもグサグサ刺さるようにできている。
運命の宝石『パートナージュエル』を探すヘンリエッタ。唯一無二の『ソウルメイト』である魔女やめしつかい猫を探しに『めしつかい猫紹介所』に行くライムとマイカ。
星の王子さまのバラを思い出したりもした。
自分にしかできないことをしたいと怠けてばかりでしたがマッチの言葉で急変。
こんな急激に180°変われたならどんなにいいだろうとも思うが「気持ちが変われば行動が変わる」ということだろう。
このライムが可愛くて仕方がない。挿絵では黒い瞳の黒猫だが、本文中にはライムという名の通り「きみどり色のひとみ」とあるのだ。昔飼っていた黒猫も黄緑の瞳をしていて、わがままで気分屋だけど優しい彼女を思い出した。
6巻までのシリーズの中でこの巻が圧倒的に好きなのもそのせいだろう。好きな言葉が多いのも許してほしい(これでもかなり減らしたのだ)
余談だがヘンリエッタが子どもの頃からの性格に関する悩みをきちんと自覚し言葉にし、たった5つにまとめていることに感心した。それができずに漫然と不安を感じていることの方が多い気がする。
私も真似してリストアップしてみたら、意外と5つくらいにまとめられるのかもしれない。
自覚して言語化できてる時点で自力で解決、もしくは対策を取れるようになる日も近いぞヘンリエッタ!負けるなヘンリエッタ!
これまた余談ですが、ツンデレアンバーが可愛い。セレニティスさまのツンデレもさることながら、2巻で頬を染め、3巻で一緒に出かけるようになり、4巻で雑用を手伝い更にはパンケーキを焼いてくれ、5巻ではジェラシーを感じている…!\キューン♡/
パールの成長物語であると同時に、セレニティスやアンバーが少しずつデレていくのを楽しみに見守る物語でもある。
セレニティスのパートナージュエルが真珠〈パール〉なのもいい。
セレニティスとアンバーとパールはソウルメイトとライムが言っていたのも納得。
見習いが終わったらパールのめしつかい猫になってほしい。そして4人でソウルメイトになっておくれ。 -
嫉妬しちゃうアンバーが可愛すぎる!
結果的にパートナージュエルも見つかって素敵な物語でした! -
アンバーがかわいいだけど、ちょっとくちがわるい・・
-
宝石好きな子が何人も思いつく
-
やだ…焼きもち焼いちゃうアンバー…かわいい…
なんていうか、時流に乗ったテーマも書かれるしマジで万能だな、あんびる先生…
ライムの気持ちももちろん分かるし、それを嫌味じゃなく優しく丁寧に教えてくれる書き口…すごいなあ…
全人類あんびるやすこ作品で道徳を学ぼう… -
半分くらいで読むのを止めようと思ってたのに、止められずに最後まで一気読み。
ネガティブな時はつい他力本願になりがち。でも小さな1歩でいいから、出来ることをやる。それが自分への信頼になり、いつか素敵な出逢いにつながるかもしれない。そんなお話。
著者プロフィール
あんびるやすこの作品
本棚登録 :
感想 :
