ダーウィン事変(2) (アフタヌーンKC)

  • 講談社
4.18
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065233146

作品紹介・あらすじ

半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーは高校に入学したばかり。
両親は平和な学園生活を送ってくれることを願っていたが、チャーリーは「動物開放」を掲げるテロ集団・ALAに目を付けられてしまう。
ALAはチャーリーを仲間に引き入れようと画策し、周囲の人間からチャーリーが孤立するように動き始める。
一方、チャーリーと仲良くなった同級生のルーシーは、チャーリーを学園生活になじませようと奮闘する。
そしてーー学園を揺るがす「最凶の事件」が起こる。

「テロ」「炎上」「差別」……ヒトが抱える問題に、「ヒト以外」のチャーリーが、ルーシーとともに向き合うヒューマン&ノン・ヒューマンドラマ。

作品集『パンティストッキングのような空の下』が「このマンガがすごい!」2017(宝島社)のオトコ編第4位にランクインし、話題になった漫画家・うめざわしゅんによる連載作品第2巻!

感想・レビュー・書評

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  • 警察に収監されるチャーリーだが、動物の法的な権利を認めるために活動しているリナレス下院議員の圧力で釈放される。その目的を遂行しようとするうえで、過激なALAは彼女にとっては目障りな存在だ。

    再び高校生活に戻るルーシーとチャーリー。動物の権利を主張する同級生ゲイルが論叢を挑む。

    ゲイルはネットでも過激な主張を繰り替えしていたが、そこにALAのファイヤーアーアベントがアクセスして、ゲイルを洗脳。スクールシューティング事件へと誘導する。

    特異な身体能力を使って撃たれた生徒たちを次々に救出するチャーリー。警官に囲まれたゲイルを射殺から救ったのもチャーリーだった。

    ALA、警察や政治も巻き込んで息詰まる展開。

  • 【あらすじ】
    半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーは高校に入学したばかり。両親は平和な学園生活を送ってくれることを願っていたが、チャーリーは「動物開放」を掲げるテロ集団・ALAに目を付けられてしまう。ALAはチャーリーを仲間に引き入れようと画策し、周囲の人間からチャーリーが孤立するように動き始める。一方、チャーリーと仲良くなった同級生のルーシーは、チャーリーを学園生活になじませようと奮闘する。そしてーー学園を揺るがす「最凶の事件」が起こる。
    「テロ」「炎上」「差別」……ヒトが抱える問題に、「ヒト以外」のチャーリーが、ルーシーとともに向き合うヒューマン&ノン・ヒューマンドラマ。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 私たちの“権利”はどうもたらされたものなのか
    私たちは“権利”にいつ気付いたのか

    洗脳された少年

  • これはもはや映画

  • 4刷 帯

  • 2023/04/09 読了

  • 1巻の終わり方が気になっていたけど、すぐになんとかなってホッとしたのもつかの間、
    ゲイルの学校乱射事件が発生。ゲイル以外の生徒からすると自分が何故という考えしか出てこない。行動原理はゲイルとは異なるだろうけど、アメリカでは似たような事件が実際に発生していると思えば恐怖でしかない。銃乱射はないまでも日本でも凶器で学校が襲われる事件は発生していて、2巻のような話を見ると、漫画の世界でも、せめて学校はサンクチュアリであってほしいと思ってしまう。

  • 面白かったです。これからどうなっていくのか興味深いです。普段意識しなくても、自分が人間中心に考えていることに気づきました。

  • 今まで意識すらしてなかったコトを考えさせられてます。

  • ヴィーガンって意識高い系の人が実践する、自分のような凡人には縁のないものだと思っていた。でも…

    いろんな理由をつけていろんな人があらゆることを利用する。

    若い子でさえ。

    これからどうなっていくのか目が離せない。

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著者プロフィール

漫画家。作品集『パンティストッキングのような空の下』が「このマンガがすごい!」2017(宝島社)のオトコ編第4位にランクインし、話題になる。
本作『ダーウィン事変』にて「マンガ大賞2022」大賞受賞、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞、「このマンガがすごい!」2022(宝島社)のオトコ編第10位ランクイン、第1回「CREA夜ふかしマンガ大賞」6位ランクインなど、数々の賞を獲得した。
他の著作に『ユートピアズ』『一匹と九十九匹と』『ピンキーは二度ベルを鳴らす』『えれほん』など。

「2023年 『ダーウィン事変(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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