ぐらんぶる(17) (アフタヌーンKC)

  • 講談社
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本棚登録 : 290
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065242926

作品紹介・あらすじ

宝くじで億男になったと誤解して、桜子が伊織に猛アタック!愛菜は必死のディフェンス!あの親友たちも参戦し、恋と命の懸かった沖縄の夜はますますヒートアップ!!全裸系青春ダイビングコメディー、モテ期の行方は!?

感想・レビュー・書評

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  • 伊織と千紗の沖縄旅行の裏で展開されていた愛菜と耕平の追跡劇の裏で展開していた更にもう一つの旅行模様
    伊織と千紗が割と真っ当な青春模様を繰り広げ、愛菜と耕平がギャグ成分過多であったなら、桜子+男3人の旅行はただひたすらに欲望がダダ漏れだぁ(笑) あとコレ、全然旅行になってないね(笑)

    そうまでして伊織を追いかけてきた桜子の熱意には驚かされるんだけど、そもそも追いかけようと考えたきっかけに勘違いを含んでいるものだからオチは完全に読めた!と思っていましたよ、この時は……


    それは兎も角として、いつもの4人に桜子を加えて本格的に始まる沖縄旅行
    前巻でも伊織と千紗による海水浴描写は有ったけど、やはり本作の見所としてダイビングは期待したくなるもの
    この辺りのシーンでは海の美麗さを全力で描いている点に注目してしまうのだけど、同時に目立ってくるのが伊織の行動
    パット見では桜子の色香に負けて過剰に構っているように見える伊織。けれど、今回が前回の沖縄旅行のリベンジであるならば、前回は潜れなかった水中を満喫することは勿論だけど、あの時の自分と同じように水中を楽しめない者が居るならばそれを気遣うのも一つのリベンジ
    こういった気遣いが出来る辺り、伊織ってある程度は見所のある人間と言えるんだろうなぁ
    ただ、こうした行動が更なる泥沼を呼び込んでる気もするけど

    そして、運命の悪戯によって追加される旅行時間は伊織と桜子だけのものに
    最初は生涯嫌われても仕方ないような出会い方をして、再会した時も因縁まみれで、その後も衝突ばかり。桜子がこうして旅行に無理やり付いて来ても全てが上手く言ったわけではなくて、おまけに望んでいた宝くじも宛てが外れて……
    こうまで来れば、二人の関係はいつものように憎まれ口を叩いて普通に帰路に付くだけの筈だったのに……
    いやー、まさかあの桜子があんな告白をするとは。何の策略もなく包み隠しもせず、ただただ本気の「好き」。こういう告白は好きですよ!今まで本作の登場人物の中で桜子ってそこそこ好きなキャラという程度だったんだけど、今回の話により一番好きなキャラクターになったかもしれない
    今回は保留に終わった告白。でも、桜子の最後の宣言が示すとおり、これからの二人は今までと違った関係性になっていきそうだ


    最初は唯のリベンジとして始まったはずの沖縄旅行
    そこに複雑な想いが幾つも絡まり、その想いを他の人物が知る所となり…
    ひとまず、愛菜の好きな人を知ってしまった千紗がどう自身の行動を変えるか、そして奈々華による折檻はどんな恐ろしい光景を展開することになるのか……という点が次巻の見所になってくるのかな?

  • 分ってた。分かってたとも。
    …だが伊織は〇ぬとよい。

    とりあえず、展開としては納得できるんだけどただひたすら伊織が良い目を見るのが許されない、という「あのクズども」と同じ発想です。

    …いやぁ、「あのクズども」のバカさ加減が振り切れてるはワケわからんわ、とにかくノリ良くて楽しい。
    嫉妬でパワーアップする流れが最高過ぎですわー。

    ……ん?
    この主役誰だ、この漫画?

  • 久々にかなり良かった。読んでる側の期待をテンポよく裏切ってくるのがクセになるね。

  • こいつが表にだって責め始めたのは面白かったが、最初に言い訳してたのは微妙だっったなぁ。あと最近あの三人に面白みがなくなってきたのがなぁ。

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著者プロフィール

処女作『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫刊)でいきなり大ヒット。次回作としてオリジナル漫画原作『ぐらんぶる』に挑戦、またもヒットとなる。

「2023年 『ぐらんぶる(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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