リエゾン ーこどものこころ診療所ー(6) (モーニング KC)

  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065245460

感想・レビュー・書評

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  • ・摂食障害
    ・カサンドラ症候群
    ・夜間託児所

    頭では理解していても受け入れられない、というズレが根本の問題なのかなぁ。0か100、善と悪のような極端な思考ではなく、その間にも物事が連続しているという"スペクトラム"の考え方は意識しておきたい。

  • 支える側が孤立する…作中のようにいい支援者と出会えるかどうかは運でしかない気がする。
    クリニックだって3分診療だもの。

  • “わたし”の毎日はそれが普通なんだけど、なんか……他人と違うなと感じて、独りでいることが多かった小中学生時代であった。だから、今回の巻は自分と重ねて読んでいた。私の日常の“普通”は周りの人には“変わった子”と思われていたことは感じていた。

    カサンドラ……という言葉は5年位前に知って、私は周りにそういう思いさせていたかもしれないと思うようになって、他人と暮らせないと感じるようになった。理解ある人と出会えない限り、ひとりが楽だと。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00619696

    子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。摂食障害、不登校、性自認――。突然の事態に直面し、わが子に向けていた愛情が、親の心を蝕むものに変わっていく。児童精神科医が示すのは、干渉と信頼のバランス、親と子の適切な距離感。第6巻は「完璧なダイエット」「カサンドラ」「夜間託児所」の3編を収録。(出版社HPより)

  • ASDの人が身近にいたら、自分は理解できるだろうか?以前、職場に入ってきた新入社員の1人がASDだったようだ。ほとんど接点はなかったのだけど、よく上司から怒られていたのを覚えている。結局1年で退職した彼、今何をしているんだろう?と思い出した。

  • 今回もとてもよかった。
    どのお話もとても感慨深いのですが、
    「完璧なダイエット」の最後のページの言葉、

    “干渉しすぎることなく 適度に信頼してあげる”

    これはどんな子どもにも対しても言えることだし、
    教育者としては意識しておきたいことだなと思います。

    信頼という名の放任ではなく、
    信じて、認めて、とことん支えるだなと。

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著者プロフィール

第4回THE GATEにて、『ヤフ島』が大賞を受賞。代表作に『ベストエイト』(全4巻)。

「2023年 『リエゾン ーこどものこころ診療所ー(13)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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