北緯43度のコールドケース

著者 :
  • 講談社
3.46
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感想 : 145
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065249963

作品紹介・あらすじ

第67回江戸川乱歩賞受賞作!

「事件が面白い」「登場人物が魅力的」「警察の描写がリアル」と選考委員が称賛!

博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。
ある日、5年前に未解決となっていた誘拐事件の被害者、島崎陽菜の遺体が発見される。
犯人と思われた男はすでに死亡……まさか共犯者が……? 捜査本部が設置されるも、再び未解決のまま解散。
しばらくのち、5年前の誘拐事件の捜査資料が漏洩する。なんと沢村は漏洩犯としての疑いをかけられることに。
果たして沢村の運命は、そして一連の事件の真相とは。

組織に翻弄されながらも正義を追い求める沢村。
警察官として、ひとりの女性として葛藤し成長していくーー。

感想・レビュー・書評

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  • 警察官としての生き様に悩む女性警官。組織の軋轢の中、未解決事件に挑む #北緯43度のコールドケース

    ■きっと読みたくなるレビュー
    しっかりとした警察小説です。
    博士号という特異なキャリアを持つ女性警察官が、警察組織や同僚に圧力を受けながらも、過去の未解決事件に挑む物語。

    序盤から引き込みが強く、いきなり事件に入り込んでしまう熱中度。
    ただ途中事件捜査が進まず、警察組織のゴタゴタや人間を読ませるフェーズに入るので、若干重たくなる気もしますね。物語として深みがでてくるという点では良い作用です。

    エンタメというより、じっくり読ませる厚みのある警察小説。
    現実でも起こり得そうな事件だし、警察内部の争いもやたらリアル。
    ただキャラクターに優しさが見え、全体感としては暖かい文芸作品といった出来でもあります。

    本作はいくつかの謎解きが仕掛けられていますが、どれも丁寧で良くできてる!これはスゴイ。
    過去の未解決事件をベースとして物語が進行しますが、情報の出し方がめっちゃ上手。さらに後半の畳みかけは素晴らしく、最後はナルホドそういうことか! と全てが腹に落ちるんですよね。

    そして本作の主人公である沢村、圧倒的に引きが強い。もし映像化されるのであれば、とても魅力的な役どころになりそう。
    決して若くない年齢や管理職の立場になっても、辛い過去と不安定な現在に捕らわれ続けている様子は、読み手に共感の念を抱かせます。きっとこれからの人生もたくさん悩むことはあるでしょうが、胸を張って生き抜いてほしい。

    彼女のそれからが気になる~ということで、本シリーズの最新作も読んでみようと思います。

    ■ぜっさん推しポイント
    本作の主人公沢村の部下、寺島が警察官になった動機が、単純ながらもとても胸を打つ。

    若い頃はお金儲け、キャリア、権力みたいなものを手に入れたいと考えていましたが、社会経験を積み重ねてくると、いつの間にかどうでもよくなってくるんですよ。

    最低限以上には無駄に思えてきて、自分自身よりも、むしろ人の笑顔が見たいだけ。自分の原動力はどこにあったのか、あらためて気づかされる作品でした。

  • 第67回江戸川乱歩賞受賞作。

    主人公は沢村依理子36歳。北海道警察本部刑事企画課捜査一課の刑事です。大学院まで進み30歳で刑事になった経歴の持ち主。

    その沢村が5年前2013年に未解決事件になった島崎陽菜(ひなた)ちゃん誘拐事件の陽菜ちゃんとみられる遺体が発見された事件を解決していきます。

    陽菜ちゃんを誘拐したとされる渡瀬勝は身代金を取ろうとして逃げる時に電車にはねられ死亡しています。

    渡瀬には共犯者がいたのか…。
    犯人はさらった子どもを5年間も育てていたのか…。

    そして沢村に藤崎陽菜という差出人の事件の捜査資料が郵送されてきて、沢村は警察内部から捜査資料の漏洩を疑われてしまいます。


    作品の後の審査員の選評に候補作の中で「一番小説が下手」「詰め込みすぎ」という評がありました。
    確かに中盤の警察内部小説のところがわかりづらい気がしましたが仕掛けられた謎は面白くラスト付近は一気読みでした。
    警察内部の人間関係も中盤以降は面白く読まされました。

    • くるたんさん
      まことさん♪こんにちは♪

      私もこれ、読みました♪

      ちょっと読みづらかったけど、終盤は一気読みでした¨̮♡

      たしかに審査員さん、厳しい^...
      まことさん♪こんにちは♪

      私もこれ、読みました♪

      ちょっと読みづらかったけど、終盤は一気読みでした¨̮♡

      たしかに審査員さん、厳しい^^;
      2021/12/17
  • 博士号を持つ女性警察官、沢村依理子シリーズ一作目。
    二作目の『数学の女王』を先に読んでしまったけれど
    それはそれで、とても面白い!
    「この人、二作目であんな風に繋がるんだ」
    と、逆予告編(?)みたいな…。
    とりわけ、二作目では謎だった沢村の上司、瀧本。
    そういうことだったのか、と納得です。

    今作で描かれる事件はひとつではありません。
    幼女誘拐殺人事件、少女山岳遺棄事件、
    そして、警察内部情報の漏洩事件。
    どの事件も、様々な人物が複雑に絡み、
    沢村はそれを丁寧に紐解いていきます。
    警察内部の人間関係の描写も目が離せません。

    主人公のキャリアや人生の葛藤も語られ
    沢村依理子という人物の生き方にも興味津々。

    重層的な事件構造、登場人物描写の秀逸さ。
    謎を残さない緻密さ。
    伏尾美紀さんの著書はまだ二作のようですが
    この作家さんの作品は、今後も面白いと確信!
    好きな作家さんが、またひとり増えました。

  •  しまった!と思った時には、既に最新作を読了していたのでしょうがない。

     先にこの著書を読むべきだったと思っている。彼女の経歴から、主人公沢村依理子が警察官になって良かったと思えた。
     「沢村は警察の仕事に、夢や憧れを抱いたことはない。むしろ他に選択肢がない中で、仕方なく選んだ道だった。
     今年の誕生日で三十六歳になる。一度は人生の袋小路に迷い込んだと思ったが、この歳でようやく新たな人生の目標が見えてきたのだ」という続きの一節が心に残る。

     2018年四月一日に道警本部の近く、創生署の生活安全課に警部補係長として配属された。

     同年四月に、子供の遺体を見つけたと通報があり、第一発見者が何故か疑われたのだ。取調べは、転勤前の先輩刑事瀧本が担当した。
    遺体は、島崎陽菜ちゃんだということが、機捜の調べでわかった。実は陽菜ちゃんは2013年に誘拐されていたのだ。

     2018年に遺体として見つかった時には死因となる外傷はなく、誘拐されてから今日まで大切に育てられていたことがわかる。

    第一発見者からは、有力情報がなかったし、現場からも犯人逮捕の手がかりになる遺留品も見つからなかった?

    奇妙な話だ。2013年には身代金目的で攫った子供を五年も大切に育てた挙句、どうして今になって殺す必要があったのだろう。当時、犯人渡瀬勝は身代金受取に失敗し、巡査藤井に掴まれていたが、それを強引に振りほどき駅の線路で轢死した。

     藤井は自らの失敗を苦に巡回から戻ってきて、交番奥の休憩室で腰のホルスターに手をかけ○○した。

     被疑者死亡のため手掛りを失い、陽菜ちゃん誘拐事件と死体遺棄事件は未解決となり帳場を閉めた。しかし瀧本は諦めていなかった。事件の盲点を見極めていたが、生安の沢村に丸投げし、自身は何事もなかった様に警務部へ…。そして程なく出署しなくなったのだ。

     生安の沢村が、警務部の案件に関わっているとして、再三本部の片桐管理官に呼び出され馘首を覚悟した。噂は署内で囁かれている。本部には、人事権を有する警察官も同席。
     鋭敏な洞察力を持つ片桐は全てお見通しだ。最後に沢村にかけた言葉がかっこよく痺れた。
     読書は楽しい。

  • 読書備忘録791号。
    ★★★★★。

    シリーズものの2作目「数学の女王」を先に読んで失敗したやつの1作目。
    年末年始神戸自宅への帰宅本として、延長借りをして持ってきました。
    もう一度、何やっとんねん!事件をおさらいすると、この本と数学の女王は同じタイミングで借りた。しかし作者は一緒だけどシリーズものとは全く思っておらず数学の女王から読んだという顛末。
    ネジが一本外れているZZI。(T_T)

    さて、この作品。
    第67回江戸川乱歩賞受賞作。
    審査員の方々全員が読み辛いと言い、読者の評価も分かり辛いと・・・。散々。
    でもわたくし。その分かり辛さも含めてめっちゃ興奮した。多分2作目で主人公の沢村が過去を抱えているということを予め知っていたので、さてさて沢村の過去はどんなん!という興味で読み始めたことが奏功したんでしょう。

    改めて。主人公は沢村依理子36歳。
    弌英大学博士号崩れで警察官に。博士号崩れの理由は恋人のアカハラ自殺。アカデミー界に希望を見出せなくなった訳ですね。
    前回備忘録で間違えていた。沢村はノンキャリでした。キャリアと書いてしまった。
    沢村は北海道警中南署の警部補。

    2018年1月4日。とある工場の倉庫から女児の遺体が発見される。検死の結果、女児は5年前の2013年に起きた誘拐事件の被害者、島崎陽菜ちゃんであることが判明。
    当時3歳だった陽菜ちゃんは、5年経って健康状態も良い状態の遺体であった・・・。
    5年前の誘拐事件。身代金を要求してきた渡瀬勝は、札幌駅での身代金受け渡しのごたごたで線路に転落、轢死してしまった・・・。主犯格が事故死した結果、陽菜ちゃんの行方は分からなくなり、未解決事件となった。
    はい!読者としてこの時点で誘拐したのは実は女性。大切に陽菜ちゃんを育てた。決定やな。笑
    あとは、女性が共犯なのか主犯なのか。
    結局この事件も、誘拐事件と同じく未解決事件に・・・。
    この一連で、2作目でも登場する脇役、奈良係長、瀧本巡査部長などが登場しているので、振り返って、ふむふむ、と納得していく。

    時は過ぎ、2019年10月。
    沢村は、創成署生活安全課防犯係係長になっていた。
    2018年の捜査でやっちゃって、捜査一課から外されていたんですね。
    ここで、別件の事件が語られる。
    この別件事件が、物語をごちゃごちゃにする要因にもなっているんです。だから評価が低くなってしまっている。この別件事件が語られる意味は弁護士兵頭百合子の登場だけかも。

    そんな時、陽菜ちゃん誘拐事件の捜査情報がマスコミにリークされた。同じ資料が、沢村のマンションにも送られてくる。送り主は島崎陽菜!誘拐事件の被害者。えええ!マスコミが騒ぐ。またまた道警の不祥事か!
    ここで本庁警務部片桐一哉警視登場!
    片桐に情報リークした犯人を捜せとの命が下る。そして、スケープゴートにされたのが沢村。

    沢村はなりたくてなった訳ではない警察官に未練はない。しかし、送られてきた捜査資料には何かしらのメッセージがあると捜査資料を隅々まで見直す。
    そして、2013年誘拐事件当時の目撃者に違和感を感じる。そして、スイッチが入る!
    沢村は片桐に言う。私をスケープゴートにするのは構わない。しかし3ヶ月下さいと。
    その間に、誘拐事件の真相と情報漏洩の主犯を暴いて見せると!
    怒涛の如く展開する捜査と、徐々に明らかになっていく誘拐事件の真相は、ページを捲る手が止まらない!

    いやいや、伏尾さん素敵です。
    数学の女王でも感じましたが、物語をロケットのようにステージアップさせる手腕がある。
    2段ロケットに点火!ど~ん!3段ロケットに点火!ど~んど~ん!

    最後の3段ロケットは、誘拐事件容疑者の取り調べ。
    凄いです。予定調和という感じがしないでもないですが、容疑者を落とす観点が面白過ぎる!
    ネタバレで恐縮ですが、容疑者は女性。
    男性への甘え。なにをやっても女性は許される。
    男性警察官の取り調べでは全く埒があかない。
    沢村登場。沢村はどんな手を使って自白に持っていくのか!面白過ぎました。
    そして片桐。頭切れすぎ。カッコよすぎ。ノンキャリ最速記録の41歳警視。
    沢村に警務部に来いと。女性初の警視正にしてやると。く~~ぅ!

    いやはや、2作目から読んだからこその★5つかも知れません。予備知識があったから読みやすかったのかも。

    最後に。江戸川乱歩賞の選評に月村了衛さんが言っている。
    「本格ミステリーとして応募する以上は、全体を構成する要素の一つ一つにもっと慎重であるべきだと思います」
    これこれ!だから月村さんの作品は隅々の登場人物、物語を構成する要素に魂が籠っている。だから無条件に★5つになる。笑

    • shintak5555さん
      ユキさま
      江戸川乱歩賞の選評ってそういう感じなんですね。なるほど!確かに手放しで褒める評価は無いですね。なるほどなるほど。メモメモ。

      半暮...
      ユキさま
      江戸川乱歩賞の選評ってそういう感じなんですね。なるほど!確かに手放しで褒める評価は無いですね。なるほどなるほど。メモメモ。

      半暮刻はあと11人待ち。蔵書8冊なのであと1巡って感じです!年明けです。楽しみ!
      2023/12/30
    • yukimisakeさん
      かと思えば全員穏やかで褒めちぎってる回があったり中々面白いんですよ!
      楽しみですねー!シンさん働かれてるから物語の重みがより響くかも知れませ...
      かと思えば全員穏やかで褒めちぎってる回があったり中々面白いんですよ!
      楽しみですねー!シンさん働かれてるから物語の重みがより響くかも知れませんね。
      2023/12/30
    • shintak5555さん
      リーマンしてるとのめり込みますか!
      さらに楽しみになった!
      月村さんの作品は大概読んですが「奈落で踊れ」が私の中ではイチオシ!
      リーマンしてるとのめり込みますか!
      さらに楽しみになった!
      月村さんの作品は大概読んですが「奈落で踊れ」が私の中ではイチオシ!
      2023/12/30
  • 主人公は沢村警部補。始まりは5年前の誘拐事件被害者遺体発見。沢村の生活安全課に移動で手が止まる。彼女が片桐警視に,誘拐事件の真相暴くため,3ヶ月ほしいと直談判する所から面白くなる。(捜査資料漏洩疑惑)

  • 思いのほか読むのに時間がかかってしまったけど、後半は、一気読みでした。
    だんだんおもしろくなってきました。
    滝本が実は若年性認知症なのではないか...?と予想がついてしまいました。でも、最後まで楽しめました。
    沢村刑事シリーズで続編、出ないかな?

  • 博士号を取得して警察官となった異色の経歴を持つ主人公の沢村依理子。
    少女の遺体が遺棄された事件と、未解決となっている5年前の誘拐事件の関連を軸に捜査を進めていく。

    沢村はじめ、事件を解決しようと奔走する先輩刑事たちが魅力的に描かれている。規律を破ってでも、真相を究明したいという思いが伝わる。
    警察組織のややこしそうなところや、縦社会を重視する独特な人間関係も丁寧に描かれている。

    刑事課では複数の事件を抱えている様子もリアルだなと感じた。ただ、誘拐事件は解決したのに虐待死の事件は途中からフェードアウトしてしまい、顛末が分からなくなってしまったのが残念だった。
    リアルを追求して複数の事件を話に組み込んだのかは分からないが、話が少し複雑になってしまったように感じた。

    女性警察官が主人公の作品は、単純にカッコいいなという憧れも大きく、次作も読み進めたいなと思った。

    • ことぶきジローさん
      こんにちは。色々と詰め込み過ぎて収拾が付かなくなった感じですね。捜査本部が立ち上げられても未解決の事件をあっさり一人で解決してしまうのも何だ...
      こんにちは。色々と詰め込み過ぎて収拾が付かなくなった感じですね。捜査本部が立ち上げられても未解決の事件をあっさり一人で解決してしまうのも何だかなという感じですが、次作以降にも期待したいところです。
      2024/03/19
  • 普通にストーリーを楽しめたが、
    時系列があちこちに飛ぶ、大学院生活、辞めて警察に入ったとき、捜査本部での出来事など。
    そもそも捜査本部でコールドケースになったのが数年後に単独捜査で真犯人を炙り出すという設定に疑問がある。色々考えると突っ込み処満載だけど。
    まあでも読書体験としては悪くはなかった。

    作品紹介・あらすじ
    第67回江戸川乱歩賞受賞作!

    「事件が面白い」「登場人物が魅力的」「警察の描写がリアル」と選考委員が称賛!

    博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。
    ある日、5年前に未解決となっていた誘拐事件の被害者、島崎陽菜の遺体が発見される。
    犯人と思われた男はすでに死亡……まさか共犯者が……? 捜査本部が設置されるも、再び未解決のまま解散。
    しばらくのち、5年前の誘拐事件の捜査資料が漏洩する。なんと沢村は漏洩犯としての疑いをかけられることに。
    果たして沢村の運命は、そして一連の事件の真相とは。

    組織に翻弄されながらも正義を追い求める沢村。
    警察官として、ひとりの女性として葛藤し成長していくーー。

  • ちょっと胸アツの一冊。

    乱歩賞受賞作。

    舞台は北緯43度の地。5年前の未解決事件の被害者少女の遺体が今になって発見されたことで浮かび上がる謎。
    それを機に複雑さ増す事件の真相を追うストーリー。

    場面がころころ変化するためか少し読みづらさ感は否めない。

    でも展開といい、苦しい過去を背負った女性刑事といい、惹かれる要素で次第にページを捲る手も加速していった。

    終わってみれば一連の事件の真相にせつなさが絡んだところが良かったな。

    一人の人間として事件に向き合う様、組織が一人の人間を思う様もちょっと胸アツ、胸打つ、警察小説。

    • まことさん
      くるたんさん。こんばんは。
      確かに審査員さんの、コメント厳しかったですね。
      でも、江戸川乱歩賞は、大物作家になられる作家さんも多いから、
      期...
      くるたんさん。こんばんは。
      確かに審査員さんの、コメント厳しかったですね。
      でも、江戸川乱歩賞は、大物作家になられる作家さんも多いから、
      期待の作家さんですね!
      2021/12/17
    • くるたんさん
      まことさん♪こんばんは♪

      たしか前回の乱歩賞も辛口だったけれどしっかり受賞していたよなうな( •∀︎•` )

      きっとどんどん磨きがかかり...
      まことさん♪こんばんは♪

      たしか前回の乱歩賞も辛口だったけれどしっかり受賞していたよなうな( •∀︎•` )

      きっとどんどん磨きがかかりそうな作家さんだと思いました¨̮♡
      2021/12/17
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著者プロフィール

1967年北海道生まれ。『北緯43度のコールドケース』で第67回江戸川乱歩賞受賞。

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