- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065264072
作品紹介・あらすじ
誰もが知る”巨大怪獣”の、誰も知らない、死んだ後の物語――。
人類を未曽有の恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。
国民が歓喜に沸き、安堵に浸る一方で、残された巨大な死体は徐々に腐敗・膨張を進めていた。
爆発すれば国家崩壊――。終焉へのカウントダウンがはじまった。
絶望的な時間との闘いのなか、国民の運命を懸けて死体処理を任されたのは、
警察でも軍人でもなく、3年前に姿を消した過去をもつ男……。
その名は、帯刀(おびなた)アラタ。
アラタに託された使命とは? 果たして、爆発を阻止することができるのか――!?
前代未聞の緊急事態を前に立ちあがった、ある男の”極秘ミッション”を巡る
空想特撮エンターテイメント映画をノベライズ。
帯刀アラタを演じる、山田涼介場面写真を口絵収録。
2022年2月4日公開予定の映画出演キャストは、
山田涼介、土屋太鳳、濱田岳、オダギリジョー、西田敏行。
感想・レビュー・書評
-
タイトルどおり
巨大生物の後始末をするお話
実際に鯨などが迷い込み、死んでしまった場合の処理の仕方などは、ニュースでも見たことがありますよね?
でもこの話しは対象が怪獣
ものすごくスケールでかいし、どうやってやるんだろう…現実世界ならどう処理する?
国のあらゆる機関、法律などを出来る範囲でリアルに描いているのを、殆どの人は期待しているだろう…
これはかなりガッカリしました
雑なファンタジー…
期待させといて…
まるで なかやまきんに君の飴とりゲームのように、どのタイミングで落とされるか分からない飴を追っかけさせて、ボン・ジョヴィの曲終了とともに ありえない方向に飴を【ヤー!!】って投げられたような気分でした…
※だから結局話が変わるけど俺が何を言いたいかって言うと…
【女性がカーディガンは着るのではなく羽織るものと考えはじめたら、もう中年の仲間入りですよ!こっちの世界へようこそ!!】って事!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怪獣を倒すのは、よくあるパターンだが、その後の死体処理をメインに描いた作品。
映画のノベライズとのこと。
映画では、いろいろな指摘がありましたが、残念ながら映画は見ていません。
最後のエンディングは、ある程度予想されるものの、さもありなんと言う感じでしょうか。
ストーリー中の政治家や官僚の責任のなすり付け合いなど、現実にありそうですね。 -
真面目にどうするのかなって思ってたのに、
最後はもう笑うしかなかった。 -
テーマが面白いと思ったのですが、
妙に恋愛も挟んでいて、…??となりました。
映画なら、見応えあるのかな。 -
残された大怪獣の死体はどのように始末するのか? 難題を巡る空想特撮映画の小説版。
-
映画はひどいと聞いてたけれど
文字で読むと意外と楽しい恋愛物語。
怪獣の死体処理という着眼点が光る。 -
帯に惹かれて購入しました。政府の責任の押し付け合いはリアリティがあり、恋愛要素も良かったのですが、ラストが本当にくだらない終わり方でした。死体処理の作戦もある程度現実的な作戦だったのにどうしてこんな終わり方にしたの?と問い詰めたいくらいです。
-
設定はいいのに…勿体ない…
何かしっくりこなかった。
この作者さんの他の作品が好きだったので期待したのですが…勿体ない… -
面白い視点での小説。想定外の出来事に弱い日本国政府の描かれ方はシンゴジラっぽくもある。既に死んだ怪獣とあって、恐怖感、ドキドキ感はない。映画はみなくてもよいかなと思う。