あの子の子ども(2) (講談社コミックス別冊フレンド)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 84
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065264355

作品紹介・あらすじ

宝との約束の前に1人でクリニックを訪れ、
問診票の「中絶希望」欄にチェックを入れた福。

でも、超音波検査で目にしたのは
お腹の中でたしかに息づく、小さな“いのち”の姿で――。

宝との未来は? 高校は? 親にはなんて言えばいいの!?
中絶の期限まで残り3週。
福はどんな決断を下すのか――…。

「高校生の妊娠」というテーマを真正面から描く、新たな少女漫画、待望の第2巻発売!

感想・レビュー・書評

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  • 電子書籍

    母たちの反応が目に見えるよう 人間の感情表現がうまい

  • 福1人で産婦人科に行くところから。

    「無かったことに出来るなら」と1人で行動したのはすごいけど、そうすると全部1人で考えて決めないといけないということに。
    堕ろすって考えてたけど、実際心臓が動いてると聞くと母性も働く。
    でもその母性本能のままに産んでも、社会的基盤の無い2人で育てて子どもは幸せなのか?
    悩みは尽きないし、決断の連続だからいずれにしても大変な道だなぁ。。

    福の母は福の気持ちを尊重するってスタンスなんだけど、言葉が足りてないよなぁ。
    今後もっと話し合いの機会があるといいけど。

  • 2巻も非常に良い。互いのことを想いあっているから苦しいのは女の子側かもしれないけど、彼氏がしっかり調べてそばにいてあげて良いなと思う。
    でも未成年である以上、親が間に入ることは避けられず、それが結果としてフラストレーションを与えている。親の見解も両家によって異なり、この価値観の相違をどう乗り越えるのかか見どころだ。
    予期せぬ妊娠を悲劇として演出せず、赤子に向き合い、高校生ながらに2人が将来を考える様子に、希望を見い出せる。
    産むか否かの決断はいつ下すのか、それによる代償がいかなる方向に展開するのか、目が離せない。
    避妊はしましょう!

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著者プロフィール

6月6日生まれ。B型。愛知県出身。第458回別フレまんがセミナーでシルバー賞受賞後デビュー。代表作は『さくらと先生』、『下級生』、『マイ・ボーイフレンド』など。

「2023年 『あの子の子ども(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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