日本神話がわかる 神々のくらし (The New Fifties)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 34
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065265215

作品紹介・あらすじ

『古事記』『日本書紀』など日本神話に登場する神々は、とても人間的だった! 現代日本人にもつながる、その暮らしぶりに迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 神話や伝説を解いてわかりやすく伝えてくれる本。

    刺身のツマは神が降りてくる時の目印となるよう高く積む、や『君の名は』で記憶に新しい口噛み酒は本当に行われていたもので酒造りは女性の仕事とされていた、煮えたぎったお湯の中に手を入れて真実を語るものは熱くないという古来からの占い、など今の私たちの生活に繋がる話もあり面白かった。

    学び1.
    古事記は人物や国の逸話を中心とした紀伝体、日本書紀は出来事を年代順に書いた編年体

    学び2.
    インドから渡った仏教が日本に馴染んだのは、仏である菩薩が表した仮の姿が日本の神々であると日本に古来から根付いていた神と融合した神仏習合、仏主神従説が広まったから。したがって仏壇と神棚を一緒に備える文化が形成された

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著者プロフィール

1954年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド関係の研究、執筆を行い現在に至る。著書は、『知っておきたい日本の神話』『知っておきたい仏像の見方』『知っておきたい般若心経』『よくわかるお経読本』『よくわかる浄土真宗 重要経典付き』『よくわかる祝詞読本』ほか多数。

「2022年 『よくわかるヒンドゥー教』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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