僕はメイクしてみることにした (ワイドKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 249
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065267967

作品紹介・あらすじ

◎モテるためではなく、男の身だしなみのためでもない、
毎日を心地よく生きるための、セルフケアとしてのメンズ美容。
◎38歳の平凡なサラリーマンが飛び込んだメンズ美容の世界。
前田一朗、38歳、独身。平凡なサラリーマン。ある日、自分の疲れ切った顔とたるんだ体を目の当たりにしてショックを受けた一朗は一念発起、メイクを始めてみることに! 薬局で出会ったコスメ大好き女子のタマを「師匠」と仰ぎ、失敗や迷いを繰り返しながら、自分を労わることの大切さやメイクの楽しさに目覚めていく。さらに、「メイクをしない自由」を選択した職場の同僚・真栄田さんとの出会いや、男らしさの呪縛にとらわれる親友の長谷部との衝突も経て、一朗が気づいたこととは……。
◎VOCEウェブ初のコミック連載、SNSで大反響!待望の単行本化!

感想・レビュー・書評

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  • めっちゃおもしろい!

    38歳の独身男性が身だしなみを整えるからスキンケアにそしてメイクへってストーリーだけど男女関係なくおもしろかった。

    オススメの化粧品とか載ってて参考にもなる。

    新しい化粧品が欲しくなる一冊です。

  • Twitterで見かけた主人公の酷い表情に、つい自分を重ね共感してしまい購入しました。
    メイク紹介本かと思いきや(もちろん紹介本としても良い)、メイクにはまっていく主人公を通して自分の機嫌の取り方やポジティブに生きていく元気が出る1冊です。

  • とても面白かった。
    特に、一朗がイケメンではないところがとてもいい。
    メイクやセルフケアは自分を大事にすることだけど、やっている人たちだけが自分を大事にしているわけではないなど、随所に多様な価値観への肯定が散りばめられていて、どんな考え方の人も勇気をもらえると思う。

    一つ釈然としないのが、長谷部にあんなことを言われてもフラットに戻れる一朗が「平凡なタイプ」という行が何度か登場すること。あんな風にいられるのって本当にすごいことで誰にでもできることではないし、長谷部は本当に救われてると思う。

    まずは洗顔を丁寧にしてみることからトライしようっと。

  • メンズメイクの啓蒙漫画かと思ったら、男女関係なく、メイクするもしないも自由というか、自分が心地よいのが大事だし、お互いの価値観を認め合おうというマインドが貫かれているのがとても良かったです。
    「ジェンダーレス」という言葉も定着してきましたが、ジェンダー云々という捉え方ではなく「個」として描かれていました。

    FIVEISMでデパコスカウンターデビューする話が、初めてカウンターでフルメイクしてもらった時の思い出が蘇ってきて、読みながらワクワクしました。
    そして、基本通販で買っていろいろ失敗するのも、めっちゃ共感。笑

    時代の流行りに乗った漫画かなと思っていましたが、登場人物の掘り下げもきちんとされていて、あたたかい気持ちになれる作品でした。

  • 発売日に買って、連載も追ってたのに楽しく読みました。何度読んでもおもしろい。

    勉強にもなるし、何より「やってみればいいじゃない」と背中を押してくれる人に出会えると、人はとても幸せになれるんだなあと思えた。そういう人に会いたい。

    メイクしない選択をした人の目線もあるのも熱い。キャラがみんな前向きで素敵だ。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1310006

  • あとがきの「自分を愛さなくても自分をケアしていいと思う」というフレーズ刺さった
    いい本だったなあ

  • メイクの入門書として最高の一冊。どんなことをすればいいのか・どこまでするのか等具体的な方法からおすすめ商品まで載せてくれるので読んだらすぐに実行できる。
    私自身は女性でメイクに対するとっつきにくさはないが、身だしなみやTPO、コンプレックスを隠すのに色々考えたり工程が増えて面倒だと思うことも少なくないが、「自分が楽しいと思える範囲で好きにやっていいんだ」と改めて思った。

  • これ好きだな〜今回で完結なのかしら?
    続いてほしいな

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著者プロフィール

7月31日生まれ。2010年、「Citron」(リブレ出版)にて『婚前旅行』でデビュー。女性誌、青年誌で活動中。主な著書に、『わたしは真夜中』(幻冬舎コミックス)、『真昼のポルボロン』(講談社)、『最果てから、徒歩5分』(新潮社)などがある。三度のご飯が好き。

「2022年 『僕はメイクしてみることにした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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