Animation AKIRA Storyboards 2 (OTOMO THE COMPLETE WORKS)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065273104

作品紹介・あらすじ

[内容解説]
1988年に劇場公開され、漫画の域を超えてアニメの世界までも革新したアニメ映画版『AKIRA』。
本書は、そのアニメ版を製作するにあたり、原作者であり監督でもある大友克洋自身が自ら描き上げた、膨大な量の絵コンテを全2巻にまとめたものの第2巻にあたる。
映画全体を構成するA、B、C、Dの全4パートの後半「C・Dパート」を完全収録した上、これまで未公開だったカットや著者自身による解説ページなど、新しい要素も本書には追加されている。
1987年頃、原作漫画版『AKIRA』を連載中だった著者が、映画版製作のためにその連載を中断し着手したのが本書の絵コンテだけに、連載並みのテンションで描かれたメカや背景の緻密さやキャラクターの躍動感は漫画本編に勝るとも劣らない。
なお、ヤングマガジン編集部から1988年に上下巻で刊行された旧版の絵コンテ集は短期間で絶版となっており、後半パートにあたる下巻は特に入手困難であったが、本全集にて30年以上ぶりの復刻が実現。
遂に完全仕様での入手が解禁となる。ぜひ著者の驚異的なアニメ製作術に触れていただきたい。
なお、書名の「Storyboards(ストーリーボード)」とは「絵コンテ」の英語表記である。
※「OTOMO THE COMPLETE WORKS」第22巻

感想・レビュー・書評

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  • 映画版「AKIRA」の絵コンテ集の第二弾で、完結編。

    やっぱり本書でも、第一弾同様、絵コンテを見続けているうちに絵コンテが動いて見えだした!

    巻末の著者による、アニメ制作時の裏話が面白かった。

  • 本書の見どころは、なんと行っても没案集。
    当初構想されていたシナリオがどのような変遷を辿ったのか垣間見ることができる。

  • 没カットや下書きが見飽きない。
    私は建築家のスケッチを見る機会は少なくないのだが、同じような興奮がある。

  • 没案、NG案に製作者の並々ならぬクリエイター魂を感じる。

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著者プロフィール

漫画家・映画監督。宮城県出身。
1973年「漫画アクション」にてデビュー。代表作に『童夢』『AKIRA』など。
1988年、自ら制作したアニメーション映画『AKIRA』は日本国外でも高い評価を受け、海外における日本アニメムーブメント(ジャパニメーション)のさきがけとなった。
2013年、日本政府より紫綬褒章。2014年、フランス政府より芸術文化勲章オフィシェ。
2015年、第42回アングレーム国際漫画祭・最優秀賞(フランス)。

「2023年 『銃声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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