水無月家の許嫁 十六歳の誕生日、本家の当主が迎えに来ました。 (講談社タイガ)
- 講談社 (2022年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065273784
作品紹介・あらすじ
父を亡くし、天涯孤独となった少女・水無月六花。
唯一家族と呼べた父の死に生きる理由を見失うも、十六歳の誕生日に訪れた水無月家の当主と名乗る青年に衝撃的な事実を告げられる。
「僕とあなたは”許嫁”の関係にあるのです」
血の因縁でがんじがらめの結婚。それでも優しい声をした青年に、六花はかすかな希望を見出す。
天女の血筋、遺産を巡る争い……降りかかる苦難を乗り越え、二人は本当の恋を始める。
感想・レビュー・書評
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シリーズ1作目。
キュンキュンもあり、途中出てくる月鞠河童が可愛かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白いし、きゅんきゅん♥
世界観が好き!出てくる月毬河童可愛すぎる( ˶˙Θ˙˶ฅ)キュウリ!
文也さんと六花には幸せになって欲しいな✨ -
天女の末裔・水無月家のお話。
許嫁から始まる恋。
二人のこれからが気になる。
まだまだ水無月家のわからない部分が多いから、続きが楽しみ。 -
羽衣伝説、竹取物語など月や天女の伝説と陰陽師をもとにした超能力もの。核となる水無月家の本家の若い当主と本家の血筋の少女との婚姻という愛が育っていく様子がほほえましい。
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#読了 羽衣伝説の天女の末裔の一族が主人公。妖怪だの神様だのは読んだことあったけど、天女(異星人)ってのは初めてかも。SF的な要素もあって新鮮だった。
主人公の六花の生い立ちは厳しいものだったし、これからも一族の醜い相続争いに巻き込まれるのは大変だろうなーと思うけど、許嫁の文也は優しくて誠実だからお似合いで俄然応援したくなる。生真面目カップルは良いですね……。
文也の弟妹や親族たちのキャラクターもよくて、今後の展開がものすごく楽しみ。 -
世界観がとても好きでした。
シリアスな場面もありますが、心が暖かくなる場面もあり、続きがとても気になります。
河童が可愛いです。 -
導入部がシリアスだけど、意外とテンション高めのお話だった。3兄弟や親族たちのキャラが濃くて楽しい。主人公の自己肯定感は低いので、落ちるときは落ちるけど……
続くそうなので、一足飛びに婚約した二人が恋人になる様が楽しみ! -
この物語のスタートはサブタイトル通り。
今のヒロインにとっては新たなスタートですが、本当は親の代、さらに先祖から続く長い長い物語の一つであることにすぐに気づくのだろう。
その制約のなかで自分の幸せや生き方を見つけていく彼女と許嫁を見守っていきたい。