- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065277621
作品紹介・あらすじ
高校までの数学と大学数学のギャップは大きい。ε‐δ論法や1次独立・1次従属など、新しい言葉や定義が立て続けに出てきて、抽象的な概念の理解を要求される。大学数学は他の学問と比べて、最初の一歩をよく理解することが極めて重要である。そこさえクリアすれば、じつに楽しい学びの世界が広がっている。本書は、冒頭で述べたようなギャップを埋めることを主な目的として、さらに、大学数学の導入部分の簡単なガイドを兼ねることも目標とする、まさに入門の教科書である。上下2巻を読まれた暁には、大学数学全般の入門部分を一通りつかめるように構成してある。
下巻
【もくじ】
6章 群・環・体の入り口
7章 線形空間と行列
8章 行列と行列式
9章 固有値と実対称行列の対角化
10章 統計の基礎にある数学上の勘所
補章 代数学の基本定理の証明
(上巻)
1章 集合・写像と同値類
2章 離散数学の入り口
3章 極限の概念
4章 微分学入門
5章 積分学入門
補章 アルキメデスの取り尽くし法による円の面積公式の証明
感想・レビュー・書評
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背ラベル:410-ヨ-2
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図書館で借りた。
下巻は群・環・体と線形代数、さらに統計も少しだけ。
この本の良いところは、応用分野にも言及しているところ。
線形代数を普通に学んだら確率行列は出会わないが、しれっと出てきたので「おっ」と思いました。それが終始一貫していれば尚良しだが、それは欲張り過ぎか。 -
同一著者による、新体系・中学数学の教科書 上下巻(ブルーバックス、2012.03.20刊)、新体系・高校数学の教科書 上下巻(ブルーバックス、2010.03.19刊)に続く(一貫した)大学数学入門(主に上巻が微積分、下巻が線形代数)の教科書、上下巻、2022.06.16刊。
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請求記号 410/Y 94/2207