わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~(1) (アフタヌーンKC)
- 講談社 (2022年5月23日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065279052
作品紹介・あらすじ
『臨死!! 江古田ちゃん』『モトカレマニア』の瀧波ユカリが放つ、令和の世の中サヴァイブストーリー!
この世界で「痛みのない人間関係」なんて築けるのか――?
鍵をかけたSNS=鍵垢でしか本音を吐露できない主人公・みなみ。”星屑男子”(顔のいいクズ)に雑に扱われたり、街中で人にわざとぶつかられたり、「女」の役割を押し付けられたり……この世界って何なの? と思いながら、SNSの鍵垢に本音を投稿する日々。そんな彼女の前に一人の年上男性――”フェミおじさん”が現れる!
<収録タイトル>
第1話/大丈夫ですか?
第2話/「女の敵は女」って言われすぎ問題
第3話/友以外に寄りかかれるもの
第4話/私たちが「よくあること」なんて思ってしまうこんな世の中
第5話/呼吸して整えよう
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
既刊4巻まで購読済みですが、本棚登録はいったん1巻のみで感想を書きます
瀧波ユカリさんの作品では、たびたびフェミニズムなどの問題提起を、叩きつけるようにではなく、さりげなく差し出してくれるように語られていましたが、この作品でははっきりと、エグい程の露悪的と言っていい描写でハラスメントやDV、嫌がらせ、若年層への性的搾取などが提示されます
この世には残念ながら、こういうことがあるんだよ
気を付けないと、君もこの事例の加害者になるかも知れないし、被害者になるかも知れない
そして身近にも、今まさに、こうした事例の当事者がいるかも知れないし、あなた自身はそうじゃない? って突き刺さるようなストーリーが展開される作品なんです
面白い漫画ではあるけど、オススメだけど、子どもがいたら読んで欲しいけど、でも人は選ぶし、読んでてすごく辛くなっちゃう人もいるだろうな…と迷ってしまう作品でもあります
その中で、すごく個人的にほっこりした点と言えば、
ともだちに10年ぶりに会えたきっかけのエピソードです
ずっとお互いに、心にかけていたんだな…胸熱すぎるじゃん…と泣きかけました
シビアな現実と、でもそんな中で自分の幸せを掴みたくて生きる人たちのお話です
ほろ苦すぎる風味ですが、決意を込めて飲み下したい作品なんです -
この世界で「痛みのない人間関係」なんて築けるのか――?
鍵をかけたSNS=鍵垢でしか本音を吐露できない主人公・みなみ。”星屑男子”(顔のいいクズ)に雑に扱われたり、街中で人にわざとぶつかられたり、「女」の役割を押し付けられたり……この世界って何なの? と思いながら、SNSの鍵垢に本音を投稿する日々。そんな彼女の前に一人の年上男性――”フェミおじさん”が現れる!
こちらから会いたいと言えなかったりデート代は少なめにしか払ってくれないし、なあなあでコミニケーションする割に人の話を自慢話にすり替え話したり基本放置されている彼女持ちの星屑男に遊ばれるみなみが、単に節約の為に自炊しているのを「料理好き」「女の子っぽい」とか男の都合良く解釈されることや飲み会などで自分の欲を上手く隠さなければならない鬱屈やSNSで書いたことが炎上したり飛び込みで行った美容院の美容師にストーカーされるなどの日々のモヤモヤ、鍵アカでつぶやく鬱屈に、「欲は抑えるのが女のたしなみ」「自分で自分をみっともないと思うのが、止められない」などなどみなみの拗らせたつぶやきに男女問わずあるあるとうなづけるラブコメディ漫画第1巻。
-
読んでる途中で飽きてくる。
どの登場人物も「結末」が気になるから読むけどさ
たまにちょっと顔こわいなぁと思ったら江古田ちゃんの作者だったのね! -
ドタイプ
-
必読!