2050 日本再生への25のTODOリスト (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
3.43
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065279878

作品紹介・あらすじ

「失われた30年」を取り戻し、財政悪化、少子高齢化を最小限の痛みで乗り切り、
この国の未来を切り開くための具体的TODOリスト25!

人口減少、貧困化、低成長……現代日本の厳しい現実を打破するために
国家がやるべき「たったこれだけ」の改革
・デジタル政府で適正かつ迅速な再分配を
・高齢者向けベーシックインカムを新設
・膨張が続く医療財政を微調整で安定化
・教育改革で人的資本を拡充
・奇策「価値が減っていくデジタル通貨」を有効活用せよ


序 章 「日本病」の正体
「日本はオワコン」か/なぜ日本は変われないのか
第一章 日本を変える「三つの哲学」
コロナで傷ついた日本経済/「日米金利差」の悪夢/中国・韓国に追い越される/絶望の「高齢貧困」問題/介護難民があふれる「二〇二五年問題」/日本を蝕む「人口減少」「貧困化」「低成長」
第二章 デジタル政府で何ができるのか
高所得者ほど税金が安い?/「デジタル政府先進国」スウェーデンの凄さ/「働き方の多様化」に対応できない
第三章 本当に必要な社会保障改革
日本の不都合な真実「世代間格差」/「高齢者の四人に一人が貧困転落」の衝撃/基礎年金を「高齢者向けベーシックインカム」に/「老後二〇〇〇万円」に不可欠な「年金ダッシュボード」/「病床数が多いのに医療難民が発生した本当の理由/公的保険の「不透明なお金の流れ」
第四章 日本はまだまだ成長できる
地方活性化の切り札「地方庁」/「ケア・コンパクトシティ」構想/「情報銀行」で競争力を取り戻す/「データ証券化」で遅れを挽回する/教育格差を解消する「所得連動型ローン」
終 章
「財政の安定化」から逃げてはならない
「インフレで赤字解消」は本当か/「価値が減っていく通貨」が赤字を解消?/日本経済の真の実力

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1308074

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

法政大学経済学部教授。
1974年生まれ。京都大学理学部卒業、一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。1997年大蔵省(現財務省)入省後、大臣官房文書課法令審査官補、関税局監視課総括補佐、一橋大学経済研究所准教授などを経て、2015年4月から現職。経済産業研究所コンサルティングフェロー、鹿島平和研究所理事、キヤノングローバル戦略研究所主任研究員。専門は公共経済学。

「2022年 『日本経済 30の論点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小黒一正の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×