- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065283455
作品紹介・あらすじ
いま、あなたとの会話で起きたことは、いったい何だろう?
マンスプレイニング、コミュニケーション的暴力、会話の引き出し、言語的なポリティクス、アイデンティティと一人称、人々をつなげる言葉、誠実な謝罪と不誠実な謝罪……。難しくて切実で面白い「言葉とコミュニケーション」を、「哲学」と「私」のあいだのリアルな言葉で綴るエッセイ。
【目次】
プロローグ コミュニケーション的暴力としての、意味の占有
そういうわけなので、呼ばなくても構いません
ちょっとした言葉に透けて見えるもの
張り紙の駆け引き、そしてマンスプレイニング
言葉の空白地帯
すだちかレモンか
哲学と私のあいだで
会話の引き出し
「私」のいない言葉
心にない言葉
大きな傘の下で会いましょう
謝罪の懐疑論
ブラックホールと扉
感想・レビュー・書評
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言葉の持つ両義性(どころが多義性)は私も好物なので、イルカさんや地球っこさんのレビューで知らさせれて本書を手に取った。
1番読み応えあったのはプロローグ「コミニュケーション的暴力としての意味の占有」なのだけど、それは地球っこさんが紹介しているので、その他の「気づき」について書く。
私が言葉に敏感になるのは、多くは二つの場面。ひとつは、政治的言語である。もうひとつは、映画や小説で使われる言葉である。
政治的言語から。
吉村大阪知事の「ガラスの天井」誤用発言。政治的公の場でのLGBTQ+の人々への差別発言。誠実な謝罪とはどういうものか?等の考察が興味深い。
多くの場合、「公」は力的には私たちよりも上だ。認識のすれ違いも、影響力があることから問題を発生させる。
ビックリしたのは、トランスジェンダーの著者が、差別発言の正否もわかり、経験も積んでいるのに、それについて考え始めた途端に帰りの電車で涙ぐんでしまったということである。慣れたはずなのに、シュミレートすると過去の辛さが蘇ってしまい、子供の様に泣いてしまったらしい。差別発言のもたらす影響に、まだ私は想像力が不足しているのかもしれない。
「誠実な謝罪」だとわかるのは、ホントにつくづく難しい。いや、政治家の謝罪はわかりやすいですよ。彼らの謝罪は悉く誠実ではない、という意味ではわかりやすい。でも例えば(最近のニュースを観て)子供を死なせてしまった母親の裁判所での謝罪というのは、非常にわかりにくかった。
是非とも三木さんに、安倍語録のひとつひとつを、哲学的に分析して、一つの本をとして公刊してもらいたい。きっと売れると思う。
「マンスプレイニング」という哲学用語も紹介される。私的に訳せば「マウント取り」。相手が無知であるということを前提として話される説明、とのことだが、私の作品批評がそれにならないだろうか?と自問する。私は作品は政治的発言と同じ公のものだと思っているから、陰口と違って作者が目の前にいなくても悪口は言えると思っている。辛口に批判する時には必ず根拠を上げてするようにしている。でも、そういう批判をすると、離れていく人もいるようだ。私は一方的に批判しているつもりはない。聞いている人に反論してもらいたいと思っている。でも、そもそも相手がそれを言えないような空気感を感じていたら‥‥等々いろいろ考えた。
ドラマの台詞として。
あるドラマの台詞のやりとりを著者は例示する。2人は、実は言葉と気持ちは正反対のことを言い合っている、という例である。数日前、映画「キングメーカー大統領を作った男」で、全く同じような台詞のやりとりがあったのを観た。わかりやすく書こうと思ったけど、重大なネタバレになるので省略します。ともかく、これこそ映画だと思った。(俳優の演技力は必要だけれども)気持ちとは裏腹の台詞のやりとりがあった方が、間違いなく名作に近づくだろう。
反対に全く同じ台詞を繰り返すのに、毎回意味が違うということも起こるという。この前「ちょこっと京都に住んでみた」というドラマ(木村文乃主演Amazonプライム)を観た時に、近藤正臣が「知らんけど」という台詞を毎回言うのだけど、意味が少しづつズレていった。
言葉は言葉だけでは伝わらない。
力関係、場面設定、それぞれの歴史、等々が関係する。
著者は、本書の中で、まるで時代劇の決め台詞のように「仮にも言語とコミニュケーションの哲学者を名乗る身だ」と言って、哲学的意見を開陳する。そして、‥‥ここをもっと深掘りすれば、現代の哲学界に新しい光を当てられるかもしれない、というような意味のことをしばしば書いている。実は、それが正直鬱陶しかった。一般読者を対象にするエッセイとしては、そういう哲学者としての野心は、少なくとも私には要らない。‥‥最後だけ辛口にしてみました。 -
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ハイジさん、こんにちは♪
言葉をつかうことって、気にしていないときは何気なく通りすぎていくのだけど、一旦気になってしまうと、深くて濃くて、...ハイジさん、こんにちは♪
言葉をつかうことって、気にしていないときは何気なく通りすぎていくのだけど、一旦気になってしまうと、深くて濃くて、自分の発した言葉に、ちょっと怖さを感じるときもあります。
そう、ハイジさんのおっしゃる「責任のようなものがついて回る……」って感じです。
この本がハイジさんにとって何らかのヒントになってくれれば嬉しいなと思います(*^-^*)
読み終えて、私は著者の三木さんの言葉に向き合う姿勢に信頼と、そして三木さんのことが大好きになりました。
そのひとつのきっかけは、参照文献の一覧に添えられた文章なんです。
そのなかの著者の一人が、悪質なセクシュアル・ハラスメントが報告されていると注意書きがされているんです。
それだけでも人に対して細やかな気遣いをされる方だなぁと感心したのですが、続けて
「経歴等の情報を得ようとしたらその具体的な内容が目に入る可能性がありますので、調べる際にはその点にお気を付けください」
と記されてるんですよ。
今まで参考文献の欄に、こんなにも読者に対して、著者さんの言葉で細やかな配慮がなされたものは見たことがなくて(私が気づかなかっただけかもしれませんが……)。
そのひと言に優しくて繊細で、そして信頼できる方だなぁと思ったんです。
ハイジさんに、自信を持っておすすめしたい著者さんです。ぜひぜひ♪
それにしても私って移り気というか、興味あるものがあっちこっちに飛んでいってますよね 笑
たぶん、本の見つけ方は皆さんと変わらないと思います。
新刊は、ブクログアプリの「おすすめ新刊情報」や新聞の書評欄とか?
既存の本は、ブックガイドや参考文献、もちろんブク友さんの本棚など。
大きな書店があったら、ぐるぐる回りながら探せるのだけど、残念ながらないので、キーワードをアマゾンなどに入れて検索します。
うーん、最終的にはカンかな 笑
ビビビッときたものです♡2022/08/11 -
地球っこさん
お返事ありがとうございます!
三木さんという方を全く存じ上げず…
参考にさせていただきます…
移り気なんてとんでもない
好奇...地球っこさん
お返事ありがとうございます!
三木さんという方を全く存じ上げず…
参考にさせていただきます…
移り気なんてとんでもない
好奇心旺盛といいます(笑)
今後も地球っこさんのセレクトから目が離せません
知らない世界を見せていただけるのでとても楽しみです(^ ^)2022/08/11 -
ハイジさん
私も三木さん、初めての著者さんです。
あはは、とうとう哲学の道にまで足を踏み入れてしまいました……
私の方こそハイジさんのレ...ハイジさん
私も三木さん、初めての著者さんです。
あはは、とうとう哲学の道にまで足を踏み入れてしまいました……
私の方こそハイジさんのレビュー、いつも楽しみにしてます。文豪関係や科学関係など、ハイジさんのレビューのおかげで読んだつもりになっております( *´艸`)
ありがとうございます♪2022/08/11
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地球っこさんのレビューを見せていただき、是非読んでみたいと思った一冊。
すごい。。。
言葉、会話を分析・哲学するって。
こんな分野があるなんて、考えたこともなかった。
最初は頭をフル回転させながら、なんとか食いついていくかんじだったのが、カムアウトされたところぐらいから、すごく作者の意図することが理解出来るようになった。
そもそも一般向けに分りやすくエッセイと解説の間ぐらい というのがコンセプト。
しかし この人たちの頭の中はどうなっているのだろう。
会話を哲学するって・・・
次に読もうと思っている「会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション 」は準備済み。
次も楽しみです。。-
地球っこさん こんにちは。
地球っこさんのレビューがいつも素晴らしくって、どの本も読んでみたくなります。
この本も読んで本当によかっ...地球っこさん こんにちは。
地球っこさんのレビューがいつも素晴らしくって、どの本も読んでみたくなります。
この本も読んで本当によかった。
考え方がこれまでと少し変わってしまいました。
影響力 大です~。
ホントに哲学的考え方って、まわりくどくって・・・
でもそうでないと、真相を語っていけないのでしょうね。
きらいではないのですが、疲れますね。
私も地球っこさんと共読本が増えてうれしいです。
ありがとうございます。
さて、気合いをいれて次の「会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション 」にすすみたいと思います。
2022/08/30 -
この本に重なる部分は「あ、あのことね!」と気づけると思いますよ~
レビュー楽しみにしてます(’-’*)♪
この本に重なる部分は「あ、あのことね!」と気づけると思いますよ~
レビュー楽しみにしてます(’-’*)♪
2022/08/30 -
はーい ありがとうございます。
「会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション 」は難しそうなので、準備運動ですね。
気合...はーい ありがとうございます。
「会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション 」は難しそうなので、準備運動ですね。
気合い 入れていきます。。2022/08/30
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著者の日常から、そこで起きた疑問や喜怒哀楽を言語哲学を通して"気持ち"の謎を解明していく。
哲学は難しそうと思いつつ理解のための道具(補助輪のイメージ)として使っていくエッセイ。
もう「ただの言葉」とは言えない。
「謝罪の懐疑論」が今の悩み(反省しているのかどうかわからない人を相手にする)を理解するのに役立った。
言語哲学を通して見た日常の中にある疑問、言葉は「言っただけ」ではなく発話したこと自体にも意味がある。
言霊(言うことにより願望として捉えられる)とかを連想するけれども、霊的なモノではなく哲学の視点で解説してくれて面白い。
著者の疑問、自身の気持ちについて解き明かそうとする。日々、思い出せないくらい流してしまっている疑問に対して向き合える気持ちになる。
参考となった本も読みたい、もうちょっと知りたくなる本。 -
何気ない言葉のやりとりを楽しんだり、ときに深く傷ついたりする「日常の私」と、言葉やコミュニケーションを専門に研究する「哲学者の私」。
ふたつの視点を併せ持つ著者が、日々の生活のなかで感じた疑問やモヤモヤの正体を探っていく。
友人との会話やアニメ・ゲームといったごく身近な事柄から哲学的思索が広がっていくので、自分のことと照らし合わせて実感しながら読み進められた。
・「意味の占有」という現象
わたしたちの日常では、言葉の意味は話し手ではなく場の支配者に決められてしまう。
そのためマイノリティの人が自分の意図通りに言葉を伝えるのはきわめて困難。
・誠実な謝罪とは
「ご不快な思いをさせてしまい…」という謝罪が不誠実に見えるのは、具体的に今後どういった行為を避け、どのように行動していくかの約束がなされていないから。
曖昧な物言いにより、「これより具体的なことはわかりません」と暗に伝えることになっている。 -
哲学系の本は何度も挫折している私だけど
この本は非常にわかりやすかった。
ひらがなが多いということと
いろいろな例を出して説明してくれること
漫画とかゲームとか、親しみやすいです。
ただ最後まで読むと、エッセイ的に書いたのだとのこと。
なあんだ、だからよく理解できたんだ。
そして、連載中にカムアウトという
ご本人にとって記念になる本に?
とても面白かったので、このあとも
三木那由他さんの本を読みたいです。 -
先に読んだ本とジャンルが似ていたのか、「マンスプレイニング」をインプットした。
なんとなく、痒い。
レディがファーストされることとの違いを考えてしまう。痒い。
「セクシュアル・ハラスメント」の話題では「ともかくまずは言葉をつくり、たとえそれが広い社会での蓄積に含められずとも、せめてその言葉を必要とする者たちのあいだで共有される、ということが重要なのかもしれない」
しかし、一方で「松岡さんは、『アウティング』という言葉の意味がそれと同様の仕方で変質し、それによってその言葉に込められているはずのマイノリティの経験がその言葉によって表せなくなってしまうことを危惧していたのだろう」ともある。
言葉がつくられるとは、他との差別化をはかることなんだろうか。ある意味で、汎用性を持っていくということだとは言えないだろうか。
現に、私の目の前には、数々のハラスメントが見え、ジェンダーギャップが見えてくる(ように感じている)。
うまく言えないけれど、この、見えてくるという次元は、この言葉を必要とする人にとって、どんな変化をもたらしたのだろうか。いや、変化はもたらさなかった?迷惑でしかない?
そして、汎用性を持つということは、原義の持つ繊細さが失われることでもある。
言葉にその次はあるんだろうか。
使い古されて失われるのを待つだけなんだろうか。
綴りながら、自分はどんな意識を持っているんだろうと、少し悩む。
誰かを傷付けているかもしれない。
でも、誰も傷付けないこともまた、難しい。 -
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こんにちは(^^)
スペイン語の勉強されてる方なんだなぁ、凄いなぁと思いながらレビュー読んでます。検定頑張ってください。応援しています♪こんにちは(^^)
スペイン語の勉強されてる方なんだなぁ、凄いなぁと思いながらレビュー読んでます。検定頑張ってください。応援しています♪2023/02/21 -
応援ありがとうございます!
松子さんは英語頑張っておられる方だなぁ、私も語学頑張らなあかんなぁと思いながらいつもレビュー読んでます!応援ありがとうございます!
松子さんは英語頑張っておられる方だなぁ、私も語学頑張らなあかんなぁと思いながらいつもレビュー読んでます!2023/02/21 -
2023/02/21
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昔、男社会の風潮がまだ残る会社で、会議中こんな話をされたことがある。
「これ専務に話通すのムズイなー。〇〇(昔うちの部署にいた女性)がプレゼンすると、専務のOK大体貰えたからな。〇〇(部署で唯一女の私)がいってみない?」
と、加わってもないプロジェクトの話をふられた。
彼らからしても勿論それは冗談で、本当にプレゼン頼まれた訳じゃなかった。
なんだけど、不愉快だったなあ。そういうことを言ってしまえる無神経さに、無神経でいることが許容されてる組織の鈍感さに、不愉快だったなあ。
その女性が専務に話を通せたのは、彼女が優秀だったからじゃないのか?"女だから"通ったと思ってるのなら、その女性にとても失礼だなと思ってムカついた。
そんなことを、この本を読みながら思い出していた。
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「セクシュアル・ハラスメント」という言葉がなく、それゆえ「その行為はセクシュアル・ハラスメントだからやめてほしい」とは語れないが、代わりに同じことを「その行為は不愉快だからやめてほしい」と語ることで伝えようとしたとしよう。このとき、「不愉快」という言葉を選んではいても、そのひとが本当に言いたいのは自身の心理に関することではなく、むしろ社会的な不正に関わる振る舞いが生じているということである。だがたとえそのひとがそうしたことを意図して発言をしていたとしても、この発言が単なる心情の表明と理解され、しかもその理解が発言のなされた場で共有され、そのひとは単に自分の心理に関する何事かを言っていたひととしてそれ以降扱われるということは、容易に起こりうる。そうした場でたとえ「単なる心情の問題ではない」と訴えたとしても、「ヒステリック」で「感情的」で「不合理」な者として片付けられるのが落ちだろう。
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そういえば、そんなことを考えていたな。
この組織を変えるには、今の発言が無神経だということを皆が認識しなきゃいけない。その為には私が声をあげればいい。簡単なはずのこと。
でも、相手が無神経なだけじゃなく思慮もないのなら、声をあげたところで「フェミニスト」とか「面倒くさい女」とか思われてもっと生きにくくなるんじゃないかって思った。私は彼らのことを、どれくらいその点について感受性豊かか分からなかった。だから未だに言ってない。
ただ、言っていないから、それはその組織では未だ許容範囲のものとして許されてるんだ、と思う。
私は別の、そんな言動が許容されない、豊かな組織を知っているので、そんな井の中の蛙状態の人たちのことをどう思えばいいのか、未だ分からないでいる。
良かった、読書済みの方から好意的な感想聞けて。
辛口批評すると、
「偉っそうに!」と思う人がいるのではないかと、時...
良かった、読書済みの方から好意的な感想聞けて。
辛口批評すると、
「偉っそうに!」と思う人がいるのではないかと、時にはビクついているんです。
関係ないレビューも受け入れてくださりありがとうございます♪
私はプロローグを読んだだけで頭フル回転でした。
哲学的な思考の仕方って疲れました……
吉村大阪知事の...
私はプロローグを読んだだけで頭フル回転でした。
哲学的な思考の仕方って疲れました……
吉村大阪知事の誤用発言のことも、とても考えさせられたのでレビューに載せたかったのですけど、プロローグだけで精一杯で諦めちゃいました。
でも政治的言語に敏感なkumaさんのレビューを読んで、私は「公」に対してまだまだ甘いよなぁと思いました。
この本に関しては、一つのテーマについてあれこれと丁寧な感想を書くことの方があるべきレビューだと思います。
私...
この本に関しては、一つのテーマについてあれこれと丁寧な感想を書くことの方があるべきレビューだと思います。
私は貧乏症なので、付箋紙つけたところ出来るだけ全部言及しておこうと思って簡単な感想を書いて次に行きました(^_^;)。
私は小学生の時から「陰口だけは言うまい、陰口だけは言うまい‥‥」と自分の言葉に縛りをかけてきたので、結局それは面と向かって悪口も言うこともできないと言う結果をもたらし、そのストレスが、政治や作品という「公」への批判というところに向かったのだと自己分析(^^;)しています。