フラジャイル(23) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065291900

作品紹介・あらすじ

JS1。天才研究者が創ったこの革新的な薬は、臨床試験において圧倒的な結果を示した。その圧倒的な結果が世間に周知されることにより、非合理な判断を生み出してしまう。この理不尽な事態に対して、岸と間瀬が動く!「JS1治験フェーズ3編」開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 2階マンガコーナー : QZ007/KUS/23 : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410168940

  • それぞれの立場の人が、それぞれの立場で、病気と闘う姿が、報われる救われるわけではない、それでも立ち向かう姿が、もう…薄っぺらい言葉だけどかっこいい。
    岸先生の本気の怒りが伝わってくる。
    間瀬はどう動くんだろう。
    製薬者側も、医師も最終的なゴールは同じはずなのに、そこへなかなか行きつかなくて難しい。

  • つらい、、。治験のリアルな姿を見ました。この作品じゃないと実感できないですね。読むたびに比較的健康でいられる幸せを噛み締めます。看護師の話も良かった。

  • 投薬群か比較群か50%ってすごいことだ

  • 平等じゃないものを可能な限り平等に。稲垣先生の言葉に対して深く考えさせられるシリーズですなぁ…。

  • 夢の薬なんかない!って方向にいくものと思いきや、凄い有効性!ってことで話は進むんやね。なんか意外。ここからは、治験に対する異議申し立て、っていう展開になるんだろうけど、さて。

  • 自分の信念を患者に課すのか?サイエンスを信じるのか、そうではない何かを信じるのか、それを決めるのは自分だ。感動ですね。
    森井が面白、仕事できるキャラに(笑)。
    JS1もそうだけど、看護師長や宮崎、さらに間瀬、火箱といろんな人物が絡む展開が面白すぎる。

  • 一つだけで終わらせないのが好き、
    いろんな出来事が
    絡み合って
    自分の仕事をしっかりと完遂して
    物事が前進していく。

    人が一人一人違うのだから
    試験管の中のように
    全く同じ環境を作ることって身体ではできない
    全く同じ環境が作れるのならば
    たった一つだけを変えて
    結果が変われば、
    その変えた一つが結果を変えた真因なんだと言い切ることが簡単なのだけど
    それなりに似通った症例を集めたとしても
    どこかしら違うのだから
    症例を集めたところから
    有意差をどう統計することができるか
    まだまだ病院側の視点しか今回は描かれていないけど
    製薬側の視点がすごく気になってくる
    今まで積み重ねてきた物語の中に
    製薬側の物語がいくつかあったからこそ
    あの中で何が起きているのかが気になる

    前回で終わるかと思っていた物語が
    どんどんと面白くまだ続いてくれることが嬉しい

  • JS1より師長が気になった。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞2012年秋のコンテスト『彼女の鉄拳』で審査員特別賞受賞。

「2023年 『フラジャイル(25)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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