- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065292259
作品紹介・あらすじ
大人気SNSアカウント「週末北欧部」とは…
北欧が好きすぎて、会社員として働きながらフィンランドでの就業を目指して
寿司学校に通い、ついにその夢を叶えてしまった人。
前向きで、何かを愛することが上手な著者のエッセイは優しくてエネルギッシュな読み心地。
(自画像のにこにこしたおもちのような生物は、カモメがモデル。)
北欧移住を夢に掲げ、会社員+寿司修業の二足のわらじのフルパワー活動期を記録してきた
コミックエッセイ「今日の日記」を初単行本化!
北欧のこと、お寿司のこと、人間関係のこと、人生のこと…
そのとき感じたことを素直に綴った日記を、夢を叶えたいま、
当時を振り返ってのコメントや新作エピソードも含めながらフルカラーでお届けします。
夢がある人はもちろん、人生について考える時間がほしいと思っている方へ、
ほがらかな人柄と驚異的な行動力を併せ持つ著者の記録が、暖かな刺激になりますように!
感想・レビュー・書評
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Chikaさんの2021年1月〜7月の日記&描き下ろし。
日記という日常の記録に焦点を当てた本作は、Chikaさんの魅力がますます伝わってくるものだった。
フィンランド移住が決まる前の時期で、仕事と寿司の学校、お寿司屋さんでの修業の3つを並行していた時期の記録。そんな忙しい生活の中で、さらにこの日記まで書きSNSもやっていたとは本当にすごい。今回は別の出版社からで、いつものシリーズとはまたひと味違った仕上がりになっているが、中身は相変わらずの面白さだった!
相当忙しいだろうし、寿司の学校の様子の一部を見ただけでも楽しいことばかりではないのは伝わってくるが、Chikaさんがいつも前向きに楽しんで取り組んでいるのが読んでいてとても心地良い。握ったお寿司の写真をみても、本当に綺麗で気持ちがこもっていた。
Chikaさんを見ていると、どんな生活もどんな1日も、楽しめるかは自分次第なのだなと良く分かる。いつも周りの人たち、(今回は期間限定で預かっていた子猫の話もあったが)動物や物を大切にしているChikaさんのところには、色々なご縁やチャンスが自然と巡って来るのだと思う。どこにいてもどんな環境でも生活を彩りのあるものにできるChikaさん、大好きなフィンランドへの移住を叶えた今は、ますます素敵な時間を過ごしていると思う。
フィンランド編を楽しみに待ちたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昨日の『北欧こじらせ日記 移住決定編』に続いて週末北欧部chikaさんのコミックエッセイ。
時間軸としては、ほぼ『移住編』と重なるのかな。お寿司職人としての修行中のお話がメイン。明るく、楽しい一冊で、大雨の避難警報をやり過ごしながら読んだのに、終わった時には、ふんわりした気持ちになれた。
チカさんの、お友達との関わり方が、私はすごく好きだ。好きなもの、楽しい時間をシェアすることが、この方は本当に上手。自分の友だちにも、こういう関わり方がしたかったなと思うし、チカさんの、閉じないこころの持ち方が、すごく好きだ。
私にも良いお友達がいた。昔の私は、おしゃべりで明るく、人といるのも大好き。ひとりでいるのも大好き。前を向いて頑張れば、きっと遅くても遠くても、夢の叶う日もくるし、一緒にいてくれるみんなとも、楽しく、幸せにいられると信じていた。
そういう時の自分を、チカさんのご本を読むと思い出す。みんな、好きだなあと思うし、ありがとね、またいつかねって思えて、嬉しい。
チカさんにだって、きっと大変な日とか、疲労困憊の日だってあったと思う。でもそれは、それとして。良い日、ハッピーな時を選んで、こうやって紡ぎなおす事ができるのは、大きな魅力じゃないだろうか。
つらい日、私は一人で過ごす。元気な日だけ、話そうとするのが常だった。それで、今になると、言葉がスラスラ出てこない。あんなうるさい、おしゃべりの私が。
この本を読んでいると、本当は、あのうるさくて、おしゃべりで、頑張るぞって想ってた私も、案外良かったのかもと、ふと思う。友達に喋れなくなったぶん、この本の、いきいきした、可愛い言葉たちが、しみるのかもしれない。
とっても楽しい読書だった。チカさんと同じに、読んだ方の夢が、その方なりのかたちでエンジンがかかって叶いますように。お友達と、この本楽しいよって、盛り上がったりしたらいいなあ。
フィンランドをひとりで旅したい!って、憧れさせてもらえて、本当によかった。キートス!って言葉も覚えたし。チカさんにも、私の近くにいてくれた友達にも。
ありがとうね。 -
フィンランド移住という夢を叶えるべく邁進する、チカさんの日常風景。
寿司学校での授業の様子や仲間との切磋琢磨、アルバイト先での修業の様子もたくさん描かれていて、めっちゃお寿司が食べたくなってしまった。なんなら寿司学校に興味まで湧いてきてちょっと調べてしまった。
ご近所で居酒屋を営むご夫婦とのお付き合いや、猫ちゃん(モイモイ)の一時預かり、幻のキムチをめぐるエピソードなど、なにげない日常にこんなに人とのコミュニケーションやあたたかい関係が生まれるってことがすごい。。。。
他の著作で何度か読んだことがあるエピソードもいくつか収録されているものの、何度読んでもほっこりする。
「日常の見方で、世界は変わる。」
あとがきにあるチカさんの言葉は本当にその通りだと思っていて、物事はどう捉えるかで、いかようにも変えることができるのだ。
幸も不幸も、ポジティブもネガティブもすべて自分次第。
私は絵日記なんて小学生の夏休み以来描いていないけど、どんなことも、なにげない瞬間も、そうやって愉快な出来事としてどこかに書き留めておきたいなと思った。 -
人を愛し、人に愛されるchikaさん。周りの人も、もちろんチカさん自身もすごくすご〜く温かい‼︎人との繋がりって本当にいいものだなぁ。
フィンランドに移住するまで、努力に努力を重ねているが、その努力はきついものではなく夢を叶えるために一歩ずつ近づいていると捉えているところが素敵。やれることは全てやっているから結果もついてくるし、プラスαでいいことが次々に起こる。それは単なる「運」ではなくて、チカさんの行動の賜物である。chikaさん、なんて素敵な人なんだ‼︎ -
一度全部読んだのだがやはり買ってしまった…ッ!
チカさんはポジティブで日常を能動的に楽しんでる!読んでいるだけで楽しくなれる本。 -
読了後、不思議と優しく前向きな気持ちになれます。普通に仕事をしながら、お寿司の学校に通い、お寿司屋さんで修業しつつ、家に帰るとお寿司の練習や語学の勉強をしていて、かなりハードスケジュールだと思うけど、弱音を一切吐かないどころか、むしろ楽しんでる!
なんともパワフルな方です。 -
最高だった。
自分の目標のために寿司を学んだり語学の勉強をしたり。それだけではなくきちんと会社の仕事もこなされていて、絶対忙しいのに!それなのにそんな素振りは一つも見せず常に楽しむその姿勢。
めちゃくちゃ憧れる。めちゃくちゃ刺さる。
自分の生きるスタンスもそうでありたいなって心から思いました。こんなに素敵な絵日記が読めて本当によかった。
私も自分の目標のためにコツコツ楽しんで頑張りたい。この本を読んでフィンランドに興味が出てきた。それと、後回しにしている語学の勉強もちゃんとしたい! -
フィンランドで働きたくて、寿司を極めることにした━━━このキャッチに引かれて(あと装丁も可愛くて)買って見ました。その後、ランチの合間に読んで、気になって家でも読んだら2時間くらいでパッと読了。
おもしろい…エッセイ漫画なんですけど、作者のチカさんが震える描写が妙に分かる…それよ…ってなるのです。学校と、仕事と、インターン修行って若いからできるでしょ?ではなく、絶対大変だと思うんですよ。でも、ここには弱音より《たのしかった》って書いてあって、好きなことを追い続けていると夢が叶うんだなーと読んでる私がホクホクしました。SNSでは人気の方みたいですが、こうして本になる事で、色々な人にも広がって何よりです。続編も購入したーい! -
お寿司学校での、同級生さん方とのおもしろかわいい修行エピソードが好きすぎる。
ちょいちょい入る、お手製のお寿司のお写真がまた凄くてスゴい。
素敵で楽しい方々に囲まれてるのはchikaさんの人徳なんだろうなあ…と、今回も心が洗われること請け合い。 -
会社員時代もさぞかしデキる方だったんだろうなー。エネルギーが凄い。