奇譚蒐集家 小泉八雲 終わりなき夜に (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065299609

作品紹介・あらすじ

怪異に潜む、悲しすぎる真実――。

超常現象オタクのパトリックーー若き日の小泉八雲――と、奇怪な話なんて大嫌いなオーランド。
知らぬ間に「何か」が増えた教室、人形が消えたドールハウス、林檎園にはびこる死の呪い。
正反対な神学生コンビを待ち受ける衝撃の真相とは?

大英帝国を舞台に繰り広げる、青春×オカルト×ミステリーの傑作!

感想・レビュー・書評

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  • 677号
    http://3276771.blog.fc2.com

    奇譚蒐集家 小泉八雲 終わりなき夜に 久賀 理世(著/文) - 講談社 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065299609

  • そこにいるもの/終わりなき夜に/
    四重奏には用心を/愛しきものに捧ぐ

    不思議 怪異 そこにあるものはいったい何?

    ブレイクの詩を読んで映画「博士の愛した数式」のラストシーンを思い出した(終わりなき夜に)

  • ひどい!そこで終わるのか!次巻いつですか!

    せっかく内容が面白いんだからつまらない表紙詐欺なんかしないで、パトリックは浅黒い肌に描いて欲しいな。

  • 「そこにいるもの」
    誰にも見えない。
    関係が大いにあるというのに何一つ聞かされなければ、嫌でも勘ぐってしまうのではないか。

    「終わりなき夜に」
    地下に隠された。
    何かがあると分かっていたのであれば、過去を知らずとも扉を開いただけでも違ったのでは。

    「四重奏には用心を」
    近付いてくるは。
    皆が語る話には一応オチがついてはいるが、後味が悪いからこそ記憶に良く残ったのだろう。

    「愛しきものに捧ぐ」
    呪いを解くため。
    あの場で突然選択を迫られたら、今一番迷惑だと思っている事が頭を過っても仕方ないかも。

  • 怪異に潜む、切なすぎる真実とは? 大英帝国を舞台におくる、青春?オカルト?ミステリー!

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著者プロフィール

東京都出身。東京音楽大学器楽科ピアノ演奏家コース卒業。『始まりの日は空へ落ちる』で集英社ノベル大賞受賞。本書は大英帝国を舞台に若き日の小泉八雲の活躍を描いたホラーミステリー『奇譚蒐集家 小泉八雲 白衣の女』(講談社文庫)の続編にあたる。他の著作に、本シリーズの前日譚「ふりむけばそこにいる」シリーズ(講談社タイガ)、「王女の遺言」「倫敦千夜一夜物語」シリーズ(ともに集英社オレンジ文庫)、「英国マザーグース物語」シリーズ(集英社コバルト文庫)などがある。


「2022年 『奇譚蒐集家 小泉八雲 終わりなき夜に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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