おはなしサイエンス AI(人工知能) ロボットは泣くのか?

  • 講談社
3.80
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本棚登録 : 83
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065305485

作品紹介・あらすじ

【物語の概要】
「AI(人工知能)は必要かーー?」
小学校のディベートの授業のお題に、AIロボットピコと暮らす新(あらた)は、
「肯定側」として、プレゼンテーションをすることになった。
仲間は小学生ゲームプログラマーの卓己と、プレゼン上手なはるなの二人。

調べていくうちに、「AI義手」や「AI医療診断」など、たくさんの事例を見つけることができた。
でも、「否定側」からの意見は、AIは人類にとって危険だという意見もあり……、
ハラハラドキドキのディベートの結末は、クラスメイトたちの投票で決まった!

●シリーズ「おはなしサイエンス」の刊行趣旨
科学的な知識をもとに、論理的に考え、適切な答えを導く──。
それは、新しい時代を生きるために必要な力です。
その力を身につけるには、理科に親しみ、興味を持つことがいちばん。
理科の学習は、これまで以上に重要になってきています。
「おはなしサイエンス」は、
理科=科学の、おどろきや感動を、物語をとおして伝え、
「科学する心」を育むシリーズです!

●現代を代表する一流の児童文学作家の書き下ろし。
●物語を味わいながら、科学への関心を深めます。
●物語の背景を、豊富なグラフや図表で説明。
●上質なイラストもたっぷり。楽しみながら科学を理解できます。
●巻末の「おはなしサイエンスひとくちメモ」で、各巻のテーマと小~中学校で学ぶ理科の内容との関連を解説します。
本書は、主に環境を考慮した紙を使用しています。

●シリーズ「おはなしサイエンス」のラインナップ※刊行予定も含みます

『遺伝子工学 光るマウスが未来を変える』 森川成美・作 石井聖岳・絵
『美容の科学 神永くんは知っている』 神戸遥真・作 藤本たみこ・絵
『未来のたべもの 未来の給食、なに食べる?』楠木誠一郎・作 下平けーすけ・絵
『AI(人工知能)ロボットは泣くのか?』佐藤まどか・作 酒井以・絵
『未来の医学』片川優子・作 大管雅晴・絵
『バイオミメティクス(生物模倣技術)マンボウ、空を飛ぶ』吉野万理子・作 黒須高嶺・絵
『鉱物・宝石の科学 七つの石の物語』小手鞠るい・作 サトウユカ・絵
『宇宙の未来 パパが宇宙へ行くなんて!』松素めぐり・作 木村いこ・絵
『恐竜 恐竜の町で見つけたこと』松原秀行・作 梶山直美・絵
『危険生物 ひょうたん池の怪魚?』赤羽じゅんこ・作 ウラケン・ボルボックス・絵

感想・レビュー・書評

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  • なるほどー。
    物語形式だけど、かなりAIのことが詳しく書かれてるから、NDCでは0類なのね。
    なかなか興味深かった。そして絵が可愛い。

  • 以前にも読んだ同シリーズの神永君の本でも感じましたが、物語文と論説文の中間を縫うように滑っていく感じが新鮮で面白い!著者が違うのに、シリーズとしてのポリシーというか、やりたいことがブレない感じで良いですね。他シリーズもたくさん読みたいです。
    AIの肯定派否定派にわかれてディベートする、その準備から本番のお話。グラフも載せながらAIの近況をざっくり教えてくれます。時事問題に強くなれそう。
    キャラクターもしっかり立っていてジュブナイルとしても楽しめてとてもおすすめ。でも神永君よりお固めの内容とストーリー。小学校高学年から。

  • 6年生の新(あらた)は、授業で「AIは必要か?」というディベートをやることになった。コミュニケーションロボットのピコが家にいることもあり、肯定派チームに入った新だったが…。AIについて、ディスカッションについて考えてみよう。
    (YA担当/なこ)

  • AIに仕事取られるって言うのは近い将来現実に起こりそうだし、実際私の仕事はAIに真っ先に取られると思うので怖いなーと思った。
    この話に出てくるロボットの見た目が好みじゃなかった。
    あんまり愛着湧くデザインじゃないな。

  • 4年から。具体例をディベートゲームとして紹介。
    ディベートなので、登場人物の気持ちの熱が入っていて読ませてくれるところがすごくいい。さらに良いところだけでなく、心配な点もしっかり深く掘り下げているところも見どころ。子どもも読みながら一緒に考えてしまうところがいい。

  • 人工知能に感情はあるのだろうか。ChatGPTの登場によってシンギュラリティが身近に感じるようになった。

  • 物語を通じて、AIについて学べる本。
    AIは必要かどうかを、六年生の新(あらた)は2グループに別れてディベートすることになりました。
    ディベートの内容もよかったし、クラスメートのそれぞれの事情も描かれていて、物語としても楽しめました。

  • AIについて深く考える本

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著者プロフィール

『水色の足ひれ』(第22回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞・BL出版)で作家デビュー。主な著書に『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(第28回うつのみやこども賞受賞)『ぼくのネコがロボットになった』『リジェクション 心臓と死体と時速200km』『雨の日が好きな人』(以上、講談社)、『セイギのミカタ』(フレーベル館)、『つくられた心』(ポプラ社)、『一〇五度』(第64回青少年読書感想文全国コンクール中学校部門課題図書)、『アドリブ』(第60回日本児童文学者協会賞受賞)、『世界とキレル』(以上、あすなろ書房)など。
イタリア在住。日本児童文学者協会会員。季節風同人。

「2023年 『おはなしサイエンス AI(人工知能) ロボットは泣くのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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