鈴の音が聞こえる 夏の鼓動

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 32
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065306598

作品紹介・あらすじ

聖白鳩学園に入学してから早2か月がすぎた。
体育祭のチーム分けで白組に決まった美空は、応援練習のときにハルも白組だったことを知る。
いっしょに『がんばろう!』と思いを伝えあう、美空とハル。
しかし、その様子を見ていた萌香が、美空に対して『わたしも白組だから』と筆談で話しかけてきて--。
障害を抱えるがゆえに、友情や恋心に対して悩み、葛藤する中学生たちを描く、好評シリーズ第2弾!

小学上級・中学から

感想・レビュー・書評

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  • 鈴の音が聞こえる 続編。
    忘れている部分を思い出させてくれる記述がところどころにあり、とても親切。
    障碍の存在を忘れてしまうような友情、恋愛って素直にいいなと思った。
    弱視の美空の言う「かっこいい」は、容姿ではない部分をみての発言なんだけど、人の内面にしっかり目がいくのはいいなと思った。目に頼らない分、感覚が研ぎ澄まされて、大事なところがしっかりわかるのかもしれない。

  • シリーズ第2弾。恋の萌芽と友情の1冊。障害を持つ主人公とそうでない友人。このあたりのエピソードが特に刺さる。

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著者プロフィール

辻みゆき
新潟県生まれ、千葉県育ち。いて座のO型。著書に『あの日、そらですきをみつけた』(小学館ジュニア文庫)、『家族セッション』(講談社)、ノベライズ作品に「小説 ゆずのどうぶつカルテ」(講談社青い鳥文庫)シリーズがある。

「2023年 『鈴の音が聞こえる はじめての恋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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