日本幻獣図説 (講談社学術文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065307854

作品紹介・あらすじ

河童、鬼、天狗、人魚、龍、雷獣、そして予言獣。異界からやってきた”不可思議な生き物“は、多くの日本人を魅きつけ、ある時は恐れられ、ある時は敬われながら伝承されてきた。江戸時代から明治時代を中心に、各地の絵図・ミイラ・報道記事を通して、妖怪という名前には収まらない奇想天外な生き物たちのめくるめく世界に迫る。絵図を多数収録!

【目次】
1章 幻獣名鑑
 河童
 鬼
 天狗
 人魚
 龍
 雷獣
 その他の幻獣たち

2章 予言する幻獣
 件
 アマビコ
 アマビコの系譜
 予言獣の共通性
 吉祥の幻獣たち
 異形の幻獣

3章 記録のなかの幻獣
 メディアと幻獣
 江戸の幻獣文献
 幻獣のデザイン

4章 幻獣の背景
 予言獣の創造
 諷刺としての幻獣
 ミイラの伝承

感想・レビュー・書評

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  • 河童、人魚、予言獣など大まかな分類に分け、さらにその分類の中の個々の妖怪について詳しく記した本。
    コロナ禍で一躍人気者となったアマビエからアマビコ、大神社姫などメジャーな幻獣も詳しく説明されていた。
    とても興味深い内容だった。

  • B1/1/2763/K:東2法経図・6F開架

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著者プロフィール

1950年生まれ。妖怪研究・蒐集家。法政大学大学院(日本史学)修士課程修了。川崎市市民ミュージアム学芸員、学芸室長を歴任。現在、湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)名誉館長。同館に膨大なコレクションを寄贈している。『百鬼夜行絵巻』『江戸の妖怪絵巻』『妖怪百物語絵巻』『怪異妖怪記事資料集成』など著書多数。

「2023年 『日本幻獣図説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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