ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス

著者 : 植草美幸

• 講談社 (2023年4月21日発売)

作品紹介・あらすじ

★「ザ・ノンフィクション」（フジテレビ　2022年１月16日、23日放送）出演で大反響！　
　カリスマ婚活アドバイザーによる結婚を呼ぶ激辛アドバイスの集大成

出会いがない。男運がない。恋愛下手で男性との付き合い方がわからない。
好きな人は私を選んでくれない。結婚したいけれどなかなか理想の相手がいない。
このまま幸せになれないのではと不安。
ーーそんな悩める女性たちに、厳しくも愛のあるアドバイスで喝を入れ、多くの女性を幸せにしてきた婚活アドバイザー、植草美幸さん。
2009年、東京・表参道で結婚相談所「マリ―ミー」を設立して以来、「結婚したい」という人たちの婚活をサポートするほか、ラジオやYouTubeチャンネル、ウェブメディアでも、恋愛や婚活にまつわるお悩み相談を受け、その数、現在では年間2000件以上。これまで２万件以上のカウンセリングを行ってきたことになります。会員女性を叱咤しつつ愛を持って導く様子に密着した「ザ・ノンフィクション」（2022年１月16日、23日放送）は大反響を呼びました。

本書では、そんな植草さんが、日々女性たちに「婚活の壁」を乗り越えてもらうためにしている激辛アドバイスを披露。このアドバイスを聞いて行動を変えられた人から幸せをつかんでいるのは間違いありません。セルフで婚活に励んでいるものの、恋愛がなかなか結婚につながらない、そもそも相手が見つからない、という方々のためのヒントが、随所に隠れているはずです。

婚活中の人もそうでない人も、植草さんのパーソナルカウンセリングルームに入って、出てくるときには悩みがスッキリしているような…「植草部屋」ともいうべき一冊。多くの女性にそのドアをノックしてもらいたいと思います。

『東京タラレバ娘』を始めとする恋愛・婚活のリアルを的確にとらえた作品で、絶大な人気を誇る漫画家・東村アキコさんとの特別対談を収録。
セルフ婚活している方、恋愛下手なのを自覚している方、「結婚で失敗したくない」と思っている方は必読です。

感想・レビュー・書評

[Anonyさんの感想 · 2024年4月22日]

感想
結婚。それ自体が古い価値観なのかも。だけど遺伝子を繋ぐためには最短。だから男は甲斐性を身につけて、女性は容姿を磨く。建前と本音。

[まなとんさんの感想 · 2024年2月12日]

ほんまでっかTVを見ていて植草先生のファンだったので面白かった。自分の心にも響くものがあったとは思う。

[木谷梨子ꕤさんの感想 · 2023年10月13日]

ズバリ言うと、婚活は古い価値観を素直に受け入れるもの


　婚活業界でバリバリ辣腕ふるってるカリスマ仲人・婚活アドバイザーがまとめ上げた実録婚活本。具体例の豊富さ、課題解決型のズバッと感が特色です★
　わたくしの職業上（一応、恋愛ライター…）の都合により、学びのために開きました。で、率直に言って面白かったです。

　著者は、婚活する人は何か勘違いしていることが多いから、勘違いを指摘するとはっきり宣言していて、かなりズバリ言う系です。婚活に対する悩みや不安が深く、情緒的に寄り添ってほしい方にとっては、スパルタ式に見える可能性も。
　だがしかし、なんというか、ウケます。目次をざっと見渡しただけでも分かるのですが、なぜかオネェ言葉の見出しが並んでいて、厳しさを緩和してくれる効果もあり★　ここ最近傷つくような体験をしていない人、気を遣わないではっきり意見してほしい人が読むと、ズバッと来てスカッとする魅力があるはずです。

　なぜかオネェ言葉でキャラ濃そうな植草氏が運営し、なかなか癖の強い会員さんが入ってくる結婚相談所は実在のもので、モンスター級の高実績を上げているそう。事実、アドバイスを素直に受け入れて行動した人が良縁をつかみ、素直になれずゴネる人がご縁を逃している……☆　植草流アドバイスは実証済で、効果を疑う余地はありません。

　ただ、男性は年収で査定され、女性は年齢と容姿で選別されるという価値観は、昔から変わっていないこともわかりました。多様性なんて建前で、人は古いフィルターをなくせずにいるのですね。変わらぬ古さに「婚活の壁」があるような気がしました★
　もしかしたら、この本のアドバイスを素直に聞きたくない、これなら結婚したくないというのも、1つの選択肢かもしれません。しかし私、卑近では一生独身でいたいと言う人に会ったことがないです。皆「いい人がいれば」と必ず言う。だったら、腹をくくって片っ端からやってくしかないと思います、古典を。

[香菜子（かなこ/Kanako）さんの感想 · 2023年6月18日]

ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス。植草 美幸先生の著書。ワガママとは自分に自信をもってコミュニケーションができること。好き勝手に周りを振り回して自己中心的に生きることがワガママではない。自分に自信をもってコミュニケーションができる人はいつだって魅力的。自分に自信がなくてコミュニケーションもできない人が魅力的なはずがない。ワガママな人が魅力的なのは当たり前のことなのかな。

著者プロフィール

結婚相談所マリーミー代表。恋愛・婚活アドバイザー。自身が代表を務める相談所で、みずからスペシャルアドバイザーを務めるコースでは、年間成婚率80%を達成するなど業界異例の結果を出している。ラジオやWEBメディアも含めて、年間2000件以上もの恋愛や結婚にまつわる相談を受けるほか、「ザ・ノンフィクション」「ホンマでっかTV」（フジテレビ系）、「シューイチ」（日本テレビ系）など多数のテレビにも出演し、歯に衣を着せぬ婚活アドバイスで人気を集める。著書に『ドキュメント「婚活」サバイバル』（青春出版社）、『結婚の技術』（中央公論新社）、『ワガママな女におなりなさい』（講談社）などがある。
https://marrymeweb.com

「2024年 『結局、女は「あざとい」が勝ち！』 で使われていた紹介文から引用しています。」