- Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065317990
作品紹介・あらすじ
街では『マリガド』という小説が話題になっていた。
青年・マリガドが権力階級を片っ端から切り殺していくという内容で
その痛快さに若者を中心として一大ブームとなっていた。
しかしその残虐な表現からマリガド否定派が出版停止を求め、中央図書館が審議をすることとなった。
この件が世間に騒がれていることでシオ達見習いは多くの悲劇を生んだ『黒の書』と対峙することに──。
感想・レビュー・書評
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人に悪影響をもたらす「かもしれない」本を出版することの是非や、もっともらしいフェイクニュースに踊らされないことの難しさ、発達障害。
現実にも通じる社会問題を盛り込みつつ、決して説教くさくない物語に仕上げてるバランスすごいなー。
巻が進むごとにどんどん世界観が壮大になっていく…… -
初見ではスケールが大き過ぎて理解不能。
何度も読み返して、内容を取り込みたい。 -
検閲というものが何をもたらすのか。
真実だと人が思う条件や、共感力が人にどう作用するのかなど、リアルの世界に繋がることが描かれていてとても面白かった。
ストーリー的には この人こっち側? という展開があるし、大事なところで続いてるしで、続きが待ち遠しいけれど、スクールライフのわちゃわちゃしたところももっと見たい。 -
今回も間違いなく面白い。“黒の書”はフェイクニュースやプロパガンダのオマージュなのかな。私たちの“知識”とは何か。毎回すごいとこ突くなぁ。
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いやな予感がぞくぞく増していく終わり方。
本という存在がもたらす議論、あり方、信念が深まっていくありさまが怖いほど真剣でひきこまれていった。
シオの本気でぶつかっていく姿が熱い!