- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065326428
作品紹介・あらすじ
地方から東京の高偏差値高校に首席入学した美津未は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをやわらかく感化して…! 2年生に進級して仲良しグループは別々になったけど、この夏は一度きりだし、きっと来年は受験モード。二度とない瞬間を、無二の友達と過ごしたい! だからみんなで遊びに行こう、みつみの地元へ! 志摩くんとはお試し期間で終わっちゃったけど、氏家くんとの友情も育み、みつみは「今」に全身で全力! TVアニメも大反響を呼び、各メディアから広く深く注目を集め続ける共感度MAXのスクール・ライフ・コメディの最新第9巻は、ときどき不協和音スレスレだけど大切な瞬間の輝きがいっそう増してゆく!
感想・レビュー・書評
-
よかったです。
みつみと志摩くんの心の鎧が剥がれてきて、本当の気持ちに気づき始める。気の置けない仲間が脇を固める。
青春ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1〜9巻一気読み!もうほんとに若いって、青春って最高!!先輩に借りて読んでたけど、我が家用も買った(笑)
カースト違う女の子たちが仲を深めていく様子がとにかく良くて、あんまり恋愛ものにならないでほしいと思ってたけど、なったらなったでめちゃくちゃ胸キュンでした。ほんと7〜9巻のラストは気持ちの昂りをどうしたらいいかわからず、毎回部屋の中歩き回った…。
9巻はみつみちゃん実家にみんなで行くのが、すっごく青春のきらめきって感じで素敵。友達と大人数で遊びたくなる。何気に迎井が恥を忍んで志摩くんに旅行の服選びに付き合ってくれと頼んでるのもかわいい(笑)
真春ちゃんとみつみちゃんのエピソード、途中かなり気持ちがキュッとなるシーンがある。姉妹って複雑だよなあ。
そしてラストのカニのシーン…!なんて2人らしい…10巻早く読みたい!!
-
高2の夏は今年だけ!こんな風にみんなで遊べる時間はもうないかもしれない。美津未は大切な友だちみんなと実家へ帰省を計画!家族やふみとも引き合わせた結果、楽しい夏に更なる光が灯る?!
これは絶対に忘れられない夏になる!高校のみんなとふみが会うシーンなどなど感慨深いよね。地元を離れて高校を受験する。美津未の気持ちを知ったふみはショックすぎるなと。成長とともに友だちとは離れていく、そんな現実を軽々と飛び越えてくる美津未。会う頻度じゃない、殿堂入りって言葉はうれしいよね。
連絡を取らなくなったとしても、ふとした瞬間にまたつながる時がきて元に戻る。それが友だちなんだろうなあ。美津未とふみが過ごした時間は、高校からの友人は知らない二人だけの思い出。これから二人とも、いろんな人と関わり合っていくんだろうけど、それだけは変わらない。
そしてここで志摩とふみの出会いで美津未への想いが灯る?!「自分の気持ちのことなんに」に、それはそう!って思わずうなずいてしまった。美津未に自分の恋心についてどう言われたかじゃなくて、志摩自身がどう想っているかなんだよね。ここで常に周りを気にしてきた志摩の生きづらさが滲み出ている。
それにしても迎井が論点を整理してくれてナイスアシスト!ぼくは迎井派だけど、志摩派の考え方も腑に落ちた。その家庭環境では恋人という関係性を下に捉えてしまうのも理解できる。そして、自分自身もまた見た目とか周りの目線を気にすることで、自分の暗黒面を補填してきた処世術も重なってしんどいんだろうな。
もう次は10巻だ!ここから志摩くんの心が大きく動きそうだし楽しみだなあ! -
や〜、もう、みんなかわいすぎっ(*´∀`*)
まずは山田の恋のものがたり(笑)
明るいお調子者を自認する彼にだって
彼なりの悩みがあるわけで。
お次は氏家くんの恋の物語(爆笑)
いや…前巻で泣かされたけど
今度は笑かしていただきました。
そして夏! 夏休みです!
バイトも頑張ったことだし
みんなで石川のみつみちゃんの実家に
行くことになって嬉しい\(^-^)/
女の友情も、男の友情も、恋心も
こうして描かれると本当に宝物のようだ。 -
志摩くんはどんどん良くなるばかりだーー!
そして私達は初めからそれしか望んでおりませんっ!
みつみちゃんが大事にされる事が本当に嬉しいし、優しさ無くしては成り立たないこのお話の世界に焦がれてなりません。
次巻が待ち遠しい! -
読んで良かった! 幸せ。青春サイコー。氏家くんの告白は今月一番くらいの衝撃でした。高校生、他人のこともだけど、まだまだ自分を知っていく時期だよね。みんなの成長を見るのが楽しみ。
-
この作品は「あわい」や「あいだ」を丁寧に描いていてほんとうに好き。「恋が始まり、そして終わる」という物語ではなくて、恋が始まりそうなときや終わりそうなとき、子どもから大人になろうとするとき、性と別の性のあいだを、すごく丁寧に描こうとしている気がする。そのあわいのなか瞬間的に相転移が起きてしまったときの気づきの大きさが、あの一コマに表されていて、それもまた好き。