悪役聖女のやり直し ~冤罪で処刑された聖女は推しの英雄を救うために我慢をやめます~ (Kラノベブックスf)
- 講談社 (2023年8月2日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065327944
作品紹介・あらすじ
「これより『稀代の大悪女』ローズ・スノウの公開処刑を始める!」聖女として長年頑張って来たのに、妹に冤罪をかけられました。助けてくれる人は誰もおらず、むざむざ殺されてしまいます。目覚めた時、なぜかわたしは二年前の秋に戻っていました!わたし、もう我慢しません。嫌な仕事はやめます。わたしを虐めた奴らは許しません。聖女として戻ってきてほしい? もう遅いです。自業自得ですよね。あなたたちは勝手に破滅してください。わたしは今、推し活で忙しいので。死神と呼ばれる冷酷な公爵様と一つ屋根の下なので。ふふ。邪魔をする輩はどんな手を使っても排除しますね。推しを救うためならどんな手だって使っちゃいますから。
感想・レビュー・書評
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いわゆるタイムリープ+追放物の話かと思って読み始めるも、最後まで読み切るとビックリ。
読みながら所々に感じる違和感。終盤にかけ、それらの違和感を見事に回収してくれるシナリオ運びはまさに見事の一言。主人公ローズの思いや行動の背景の設定が素晴らしかった。
基本、重めな展開ですが、その一方の日常シーンでは、全力でギルティアに対して『推し活』を進めるローズも可愛らしくて良かったです。
単巻作品いい感じに纏まっており、サクッと読める作品としてもオススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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