彼岸島 48日後…(41) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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  • / ISBN・EAN: 9784065333174

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。

    陽菜から明が身を隠したり、
    明の刃を届けるためにユカポンが小春を説得したり、
    陽菜の上唇の鼻が開いて匂いで明の場所が分かるようになったり、
    ユカポンと小春が地下から抜け出したり、
    堀に出たユカポンと小春をネズミと翔吾が引き上げようとしたり、
    ユカポンと小春があわや魚の邪鬼の餌になりかけたり、
    鮫島が手助けしてユカポンと小春を引き上げたり、
    明に刃が届いたり、
    うん香水で明の居場所を攪乱したり、
    明が舌喰いを直接攻撃しようと陽菜の背中に飛び移ったり、
    陽菜のチンコに邪魔されたり、
    勝次の助けを借りながら舌喰いに近寄ったり、
    合体を解いた舌喰いを真っ二つにしたり、
    それに怒った陽菜が叫んで邪鬼を呼び寄せたり、
    顔が二つになった美少女まで歌舞伎町に入ってきたり、
    それを鮫島が巨大なチンコではたいたり喉に突っ込んで撃退したり、
    勝次が陽菜を高いところから落とす提案をしたり、
    舌喰いを首だけにして囮にしたり、
    ヒー坊をフックショットにして歌舞伎塔に向かったり、
    ヒー坊をフックショットにして歌舞伎塔に登ったり、
    歌舞伎塔の屋上で義手刀の思い出語りをしたり、
    残っていたミサイル無効化変異体と戦ったり、
    陽菜が歌舞伎塔を登って追って来たり。

    「超臭いよ腸だけに・・・」というユカポン渾身のダジャレが聞けるのは、この巻。

    鮫島の「怒り猛(たけ)てんぞ!!」が聞けるのも、この巻。
    相変らず知識の幅が意味不明。

    さっきまで気を失っていた明が死角から放たれる陽菜の酸をノーモーションで避けたりする。
    どちらがバケモノか、もうマジで分からない。

    魚の邪鬼の腸シュノーケルは、
     水圧で潰れて空気が通らないだろうし
     空気穴を開けて手で押さえても手なんて隙間だらけだから水漏れするだろうし
     そもそも感染のリスクがあるし
    で無茶にも程がある。
    ついでに言えば水中トンネルが明るすぎる。

    陽菜の背中のチンコに反応しすぎ。
    いくら勃起状態で斬ったとしても普通は硬さを保てないよね。
    でも陽菜のチンコは違う。
    斬り落としても「鉄みたいに相当硬くて重い」(翔吾談)まま。
    それで「鮫島様が巨大なチンコで美少女の顔をはたいてる?」(ネズミ談)できる。
    ネズミの台詞は完全に狙ってるでしょ、コレ。
    ちなみにユカポンは「オチンチン」と表現している。
    久しぶりに鮫島がガチで活躍しているワケだけど(チビ金剛以来?)、武器が必要なら天狗突きの台座を持ち歩けば良いのに。
    ていうか自衛隊から何か貰ってこれば良かったのに。
    舞台が変わるたびに明の右手以外は装備リセットってのはキツくないかな。

    勝次はヒー坊ジャンプ2回で歌舞伎塔頂上までいけると言ってたけど、これは誤字なのかな?
    2回のジャンプで歌舞伎塔の根元にしか着いていない。

    歌舞伎塔の屋上では
    明「ハッ」「頼もしいな小学生 片手変だけどよ」
    勝次「バカ お前もだ明」
    といった明と勝次のほのぼの漫才が見られる。

    ちなみに自分は目玉焼きは塩派。

    ---

    明:
    主人公。
    バケモノ。

    クソ明:
    明のこと。
    小春呼称。

    単細胞の明:
    明のこと。
    勝次呼称。
    歌舞伎塔から歌舞伎町を一望して犠牲になっていった女たちに思いを馳せているのを茶化されたため。
    でも、そもそも勝次が歌舞伎町に入ってから明たちを招き入れるまで、そんなに時間経ってないよね。

    勝次:
    明の仲間。
    小学四年生。
    左腕を変異体であるヒー坊に寄生されており、いつの間にか操作可能に。
    情も沸いている。

    ヒー坊:
    勝次の左腕に寄生している蟲の王による変異体。
    触手を伸ばして攻撃したりターザンしたりが可能。
    かなり強い。
    が、反動で勝次の身体に多大な負担が掛かる(内臓が掻き回されるような痛み、だったと思う)。

    鮫島:
    明の仲間。
    巨体に隻眼の迷彩服。

    ハゲ:
    鮫島のこと。
    小春呼称。
    小春はいちいち口が悪い。

    ハゲたでかい人:
    鮫島のこと。
    翔吾呼称。

    鮫ちゃん:
    鮫島のこと。
    ユカポン呼称。
    その後は鮫島さんと呼んでるシーンがあるし、うっかり呼んじゃった感じなんだろうか?
    もしかすると調子に乗りやすい娘なのかも。

    ユカポン:
    明の仲間。
    カナヅチ。

    新入り:
    ユカポンのこと。
    小春呼称。

    バカ女:
    ユカポンのこと。
    小春呼称。

    ネズミ:
    明の仲間?

    中太郎:
    ネズミのこと。
    小春曰く、わかりやすい小悪党。

    チューちゃん:
    ネズミのこと。
    ユカポン呼称。

    小春:
    ネズミの姉。
    歌舞伎町で遊女をやっていた(やらされていた)吸血鬼。
    いまだに明を殺す気満々。
    「どんな奴か見極める」とは何だったのか。

    クソ姉貴:
    小春のこと。
    ネズミ呼称。

    翔吾:
    頬に星の刺青がある売れないホスト吸血鬼。
    うん香水を使っている。

    星男:
    翔吾のこと。
    鮫島呼称。

    星:
    翔吾のこと。
    ネズミ、鮫島呼称。

    クソ星:
    翔吾のこと。
    ネズミ呼称。
    喧嘩すると翔吾の方が強い。

    うんこ星:
    翔吾のこと。
    ネズミ呼称。

    バカ野郎:
    翔吾のこと。
    鮫島呼称。
    うん香水が職場に置いてあることで怒られて、ちょっと理不尽ではある。

    隊長:
    彼岸島時代に雅の護衛隊長をやっていた吸血鬼。
    下半身がなくリュックに入っていた。
    明と妙に馬が合い、雅に殺されかけた明を救ったり、雅が彼岸島を去った後も一緒にいたりした。
    義手刀の制作者。
    明が雅を追って本土に行くときにケジメとして斬られてしまう。
    勝次の「何やってんだよ 明!」はホント、そう。

    ジイサン:
    隊長のこと。
    明呼称。

    ジジイ:
    隊長のこと。
    勝次呼称。
    会ったこともない、明ですらジイサン呼びしている相手をジジイ呼ばわりである。

    舌喰い:
    歌舞伎町のボス。
    陽菜の旦那。
    舌が好物。
    明によって首だけにされるが、その状態でモブ吸血鬼を喰うと首から舌が生える。
    以前は一人食べたら一本だったのに、ホイミスライムみたいに生えてきたので本数は任意なのかもしれない。

    陽菜:
    陽菜の邪鬼。
    上唇が開くと鼻が現れて匂いで相手の場所が分かるようになる。
    舌喰いとの合体時は舌喰いが制御しているもよう。
    バシューバシューという音をさせている。

    お陽菜:
    陽菜のこと。
    舌喰いですら「お」を付けたり付けなかったり呼び方が安定しない。

    魚の邪鬼:
    歌舞伎町を囲う堀にいるサンマの邪鬼。
    陽菜の餌にもなる。

    美少女:
    歌舞伎町周辺を徘徊している野良邪鬼。
    明に顔を真っ二つにされたのにプラナリアのように顔が二つになって生きていた。
    それほど日数は経過してないハズなので驚異の再生力。

    デコ女:
    美少女のこと。
    鮫島呼称。

    プラナリア:
    扁形動物門有棒状体綱三岐腸目(さんきちょうもく)に属する生物。
    「ウズムシ」とも呼ばれる。
    切っても切っても再生するし、頭に切れ込みを入れてYの字にすると切った部分だけ再生して頭が二つになる。

    竜ちゃん:
    首だけの舌喰いに喰われた吸血鬼。

    ミサイル無効化変異体:
    ハンディ・ハンディに連れていってもらえなかった変異体。
    (まぁ、ハンディ・ハンディが歌舞伎町から逃げる時点ではボスも健在だったので連れていく必要はない。)
    歌舞伎塔の屋上にもいる。

    歌舞伎塔:
    歌舞伎町で一番高いビル。
    元ネタは東急歌舞伎町タワー。
    2023/01/11 竣工の約 225m の複合高層ビル。
    舞台は平成15年くらいなので、ぶっちゃけ未来の建物となる。

    NCC:
    美少女に巨大なチンコを突っ込んで持ち上げたときに見える看板。
    元ネタは UCC 珈琲?

    うん香水:
    翔吾が先輩にイヤガラセで勧められた、うんこの臭いがする香水。
    うんこ型の瓶に入っている。
    ちなみに、うんこ臭も薄めると悪臭ではなくなるし、薄うんこ臭の香水は実際に存在している(ハズ)。

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著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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