0~3歳 能力を育てる 好奇心を引き出す (セレクトBOOKS) (セレクトBOOKS 元気が出る子育ての本 1)

著者 :
  • 主婦の友社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072702772

感想・レビュー・書評

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  • 取り入れたいところ
    ①1日1回は外気に触れる
    自然は偶然のかたまり、刺激の宝庫
    ②子供が自発的にやることにはブレーキをかけない
    ③いっぱい歩く
    1歳は1キロ/day、2歳は2キロ歩ける
    ④言葉の始まりは一語文から。正しい言葉を補ってあげる。
    チッコ→おしっこが出たのね。おむつを取り替えようね。
    マンマ→おなかがすいたのね。早くご飯にしようね。
    ⑤言葉は体験とセットにして覚えてこそ力になる
    ⑥読み聞かせ、実際的な効果は期待しないで
    読み聞かせというのは子供になにかしてやろうというものではなく、心と心のつながりを求める行為
    ⑦おもちゃ
    すぐに飽きる、遊び方が限定された工夫のいらないおもちゃが多いのでぜひ手作りを
    ⑧早期教育について=人間は促進栽培できない、効率よく発達させる方法もない
    知的部分だけを伸ばすと、感情や意志が十分働かなくなる
    子供が欲しい刺激でないと効果が出ない
    望まない刺激が多いと発達障害になる
    お母さんが期待していることをしっかりやらないと、お母さんはあなたを愛さないと受け取られる
    文字や数を教えなくても(幼児教室に通ったり、教材を使ったりしなくても)自然なふれあいの中で覚えていける
    数は3歳までに3が目標
    英語力で大切なものはしゃべりたい意欲を育てる方が先では=まちがっても当然だという感覚に育てることが大事、自己主張ができる、異文化に対して好奇心の持てるこ子に育てる
    ⑨五感をしっかりと鍛えたい
    なるべくたくさんの体験をさせる、考える楽しさは家庭で身につけるイコール「どうしてだろう?」「こっちには何があるのかな」「こうしたらどんなものができるるのかな?」とあれこれ考える体験をしたり、そうすることで励まされたりしてこないと急に考えましょうと言ってもなかなかできない

    感想
    ダメ、危ない、汚い、遅いからという理由で子供の好奇心を奪ってはいけないなと改めて思った
    一見簡単のようで難しいこと
    好奇心をいっぱい膨らませて満足させてやり、やる気を育てるためには【親のゆったりとしたら気持ち】が必要
    探索活動(石を拾う、水たまりに入る、塀の隙間を覗く)は自分の能力を試したり、予測したり、確認するための行動で、頭も体もめいっぱい動き回っている。これが自主性を育てるため、親は後ろや横から支えて、励ましてやる
    育児の目標は自立できる子供を育てることだと意識する

  • 子供の個性を尊重する
    子供の好奇心を大事に!子供の考え主体の子育てを

  • 子育てにおいて早期教育のように親の理想を押し付けたり、危険から守ったスペースで過ごさせたりすることは必ずしもよくない。
    五感を研ぎ澄ませ、知的好奇心を伸ばすためにのびのびと遊ばせる。親はレールを敷くのではなくその後からついていくことが重要とのこと。

    これから子育てをする上で、肩に力が入っていたが少し軽くなった。
    子供の好奇心や能力を自発的に伸ばせるようなそんな子育てをしていきたいなと思わせてもらった。

  • 10年以上前にかかれた本なのに、内容が今に近いものを感じた。全部納得して読み進めることができたので、改めて子供を信じてのびのびと育てたいなと思った。

  • 新巻の方を読みました。
    共感できる内容が多かった。
    東大の教授ということもあり、信用できると感じた。

  • 良い本です

    先生の優しい言葉遣いに
    日頃の育児ストレスが浄化されます

    そして自信がつきます

  • 1歳以降の育児の参考になりそうなので、購入しておいて改めて読み直したい。
    親は子供の後ろから見守ることと、子供が求めてきたら気がすむまで甘やかす姿勢は覚えておきたい

  • 温かく見守る本。子供がわがまましても一歩引いて見れるかも。次は一歳以降に読むと気づくことがあるかも。

  • ☆育児書のとおりには育たない
    ☆二歳は二キロ歩ける
    ☆仲間外れになることもよい経験

    全体的にゆっくりした語り口で前向きな内容。読みやすい。

  • なんだか少し優しい気持ちになれました。笑

    育児に自信がないわけでも自信があるわけでもないけど、そうだよなぁ。子供は自分で育つんだもんなぁ。と。。。

    私がどんなことしようと、子供は子供の人生を自分で探し求めなくちゃいけないんだもんなぁ。なんて、、ふと思わされるそんな一冊でした。

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著者プロフィール

1947年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。東京大学大学院教授を経て、現在白梅学園大学学長。東京大学名誉教授。こども環境学会副会長。専門は教育人間学。臨床育児・保育研究会を主宰。著書に『これがボクらの新・子どもの遊び論だ』(加用文男、加藤繁美氏と共著、童心社、2001年)、『「教育」からの脱皮』(ひとなる書房、2000年)、『はじめて出会う育児の百科』(小学館、2003年)、『世界の幼児教育・保育改革と学力』(共編著、明石書店、2008年)など。

「2009年 『子どもの遊び・自立と公共空間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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