セックスしたがる男、愛を求める女

  • 主婦の友社
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072730119

作品紹介・あらすじ

今まで真正面から説明されることのなかった"愛とセックス"の男女の心理差を脳科学のデータから、わかりやすく、徹底的に解明。「話を聞かない男、地図が読めない女」の究極の続編。

感想・レビュー・書評

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  • 話を聞かない男、地図が読めない女の著者の第二弾。

    「話を〜」は日常生活における男女の違いを
    「セックス〜」は、恋愛における男女の違いを
    脳科学的に分析している。

    この2冊の本を読んで、男性と女性の脳の違いが知れたから
    ケンカしそうになった時に、
    「あ、でも脳が違うから考え方が根本的に違うんだよなあ、
    じゃあしょうがないのか。」と、冷静に相手の考えていることを理解出来るようになったような気がする。
    これらの本が私に与えた影響はたぶんでかい。

    異性(家族も友人も好きな人も含め)に対して寛大になったのは事実!
    そのかわり、逆に傲慢にもなった気もするけど・・・

    恋愛を脳科学的に分析すると、ロマンチックのかけらもなくなるけれど、
    なかなかおもしろい。

    かっこいい人を見て、ドキドキしている時、
    私の脳内ではテストスレロンが大量に分泌されているんだわ。
    これは戦争のない平和な時代でも種が存続するために
    本能的にDNAに組み込まれている作用に
    私は今、振り回されているんだわ。

    抱きしめられて、ドキドキするのは
    オキシトシン(抱きしめホルモン)が大量に分泌されているから。
    今私がドキドキしてるのは脳内でオキシトシンが大量に…

    以下、面白かった箇所の抜粋

    ・恋とは、脳内の特定領域において、何種類かの化学物質とニューロンネットワークが反応した結果。(ドーパミン、オキシトシン、テストステロン、エストロゲン、ノルアドレナリン)

    ・セックスしたい衝動を引き起こすテストステロンは、
    男性が女性より10〜20倍多い。男性の性衝動が急激で強烈なのはそのせい。いっぽう女性に多いのは、オキシトシン(抱きしめホルモン)。
    性的な感情が高まると、男女ともにオキシトシンが大量に放出されるが、
    男性は勃起と同時に、オキシトシン濃度が急激に低下。
    セックスの後、女は抱きしめられるのが大好きだが、男がすぐ寝てしまうのはそのせいだ。

    ・恋愛中の男女の脳をスキャンすると全く違う部分が活発になっている。
    ★女性は、尾状核(記憶や情動を注意をつかさどる領域)と中核野(快楽中枢)、後頭頂皮質(視覚イメージの生成、記憶の想起)
    ★男性は、視覚皮質と視覚情報を処理する領域、性衝動を高める領域

    このように、同じ恋愛状態でも男女では脳のまったく違う部分が働いている。つまりこれは、恋が始まるとき、男女では相手を評価する方法がまるで違う。
    ★男は、視覚を駆使して、女がセックスできるか子どもを産めるかを品定めするのに対して、
    ★女は、過去の記憶を総動員して、男の性格を分析し、長期的なパートナーになれるかどうかを判断する。


    ・愛されていることを実感できる人ほど健康で長生きできる。

    ・社会は大きく変わったけれど、人間の欲求や動機は基本的にかわっていない。

  • 「男と女の心理」的な本はずっと興味ある内容で、
    専門的な本に触れてみようと買ってみましたが、
    もの凄く勉強になりました!

    男と女が分かり合えない理由や、求めているものの違いなどが学べて、恋人になるならないは置いといて、もっと女性と接する時は話を聞く姿勢を意識してみようと思いました。

    著者が外国の方の本は苦手意識がありましたが、
    クドさも感じず翻訳も丁寧で読みやすく、珍しく飛ばし読みしなかったので、とても楽しめました!

  • おもしろかったです。冷静に人付き合いできそう。

  • なかなか科学的根拠からろんりだててて、面白い!

  • 図書館
    →購入

    男のための家事マニュアル『清潔なシーツで眠ること』
    の著者、マイラ・クイン

    仕事や家事をこなし、多くのことを期待されている女にとって、
    セックスは義務のひとつでしかありません。
    家事の負担を減らしてあげるだけで、女はセックスにうんと
    積極的になります。

  • 夜の営みはとても大切であるが、そこにも大きな男女の違いがある。
    そこの理解に隔たりがあることを知らないことで、言い争いになる。
    では、具体的には、、、
    非常に学びが多い本でした

  • 面白かった!タイトルが恥ずかしいけど、多分そういうものだから、読みたいものを読むべし。

  • この本を読んで学ぼうとする姿勢が1番素敵だと思った笑

  • 図書館

  • 言ってることはわかる。翻訳だからか、著者のお国柄か、そこまでキッパリ書かれると(根拠があるものはいいけど)著者の主観が入り過ぎてて信憑性に欠けるというか、参考程度でいいのかも

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