ほんなんてだいきらい!  (主婦の友はじめてブック おはなしシリーズ)

  • 主婦の友社
3.76
  • (13)
  • (17)
  • (22)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 183
感想 : 32
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072761564

作品紹介・あらすじ

読書週間や読み聞かせなんて、なくなっちゃえばいい!本がどうしても好きになれない1年生。でも、しかたなく手にした1さつの本をひらいてみたら…大人と読むなら4才から、ひとりで読むなら6才から。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ミス・ブルックスは としょしつのせんせい。
    ミス・ブルックスは おはなしかいのとき 変なかっこうをして絵本を読みます 。
    なんで?ってきくと 「みんなにわくわくしてほしいから・・・」
    絵本がきらいなわたしは ミス・ブルックスとすきな絵本をさがそうと いろんな絵本にであいます。 
    そして やっと大すきな絵本を みつけます。

    いろんな絵本にであって いろんな世界を のぞいて お気に入りを見つける。 おはなしかいが 大すきになりそうな 一冊です。

    • pink@trdさん
      変な格好をしながら!?想像しただけで楽しくなります。沢山の絵本を読む楽しみのきっかけになる素敵な絵本ですね。
      変な格好をしながら!?想像しただけで楽しくなります。沢山の絵本を読む楽しみのきっかけになる素敵な絵本ですね。
      2012/09/07
  • ミス・ブルックスは、図書室の先生で、本が大好き。
    おはなし会のときはおかしなかっこうをする。
    そんなミス・ブルックスは、5月に世にも恐ろしい宣言をした。〈読書週間〉だって!
    クラスのみんなが、一番好きな本を選んで発表することになったんだけど、本なんてだいきらいなあたしはなかなか好きな本が見つけられなくて…。


    この本、好きなのです。
    絵本の読み聞かせとか読書って、なんとなく、義務感とか教育的に必要だからしなくちゃいけないのかな?って思いがち。
    でもミス・ブルックスはそうじゃない。
    本が大好きだし、「みんなにわたしとおなじくらいわくわくしてほしいから」、おはなし会では色んなコスチュームに着替えて、素敵な本をいっぱいお話してくれる。
    読書週間のイベントも素敵。
    子どもたちが自分で一番好きな本を選んでプレゼン。
    その子どもたちもみんなコスプレしていて楽しそう~。
    本を紹介とかって緊張しそうとか思うけど、本来はこうやって、自分の好きなものを好きなように紹介できるとっても楽しいイベントのはず。
    ミス・ブルックスを見ていると、学ぶことがたくさんたくさんあるのです。

    そして、肝心な主人公の〈あたし〉は、ひらひらした紹介も、もこもこした紹介も、ガタゴトした紹介も、ヒャッホーな紹介も気に入らないようで…。
    そんなあたしがお気に入りの一冊をみつけるまでの過程も素敵です。
    お気に入りの一冊を見つけてしまったあたしは、今までやさぐれていたのが嘘のように、ノリノリで衣装を用意し、セリフを練習します。
    大好きなイボのシールも忘れずに!
    イボのシールめっちゃ楽しそう~。
    読書イベントやりたくなる~。
    『ほんなんてだいきらい!』な主人公が、お気に入りの一冊をみつけて、夢中で本を紹介するシーンは必見。
    人それぞれ好みは違うんだよ~、なんていう、当たり前のことを再認識する絵本でもあります。

    ちなみに、ミス・ブルックスの好きな本は、『ぼくにげちゃうよ』『ぞうのババール』『かいじゅうたちのいるところ』『はらぺこあおむし』。
    あたしのお気に入りの一冊は『みにくいシュレック』になりました。(映画『シュレック』の原作)
    この作中に出てくる本だけでブックトークをするのも楽しいです。

  • 本が大好きな図書の先生のミス・ブルックスとあたしのお話。あたしは、本が好きではなくて、ミス・ブルックスが、読書週間で本紹介をしあおうと提案した時は、引っ越したいと言うほど。

    最後は、あたしも本が好きになり始めるんだけど、締めくくりが個人的にはあまりしっくりきませんでした。

  • バーバラ・ボットナー (著), マイケル・エンバリー (イラスト), さんべりつこ (翻訳)

  • 司書さんと本嫌いの少女の心の交流。
    こんな図書室だったらみんな通いたくなるよね。

  • 本が嫌いという女の子。でも?
    なかなか素敵な司書さん。

  • <MISS BROOKS LOVES BOOKS! (AND I DON'T)>
      
    ブックデザイン・描き文字/水崎真奈美(BOTANICA)

  • 資料番号:020224382
    請求記号:E/エムバ

  •  ブルックス先生がすばらしくハイテンション。こんな先生がいたら、私ももうちょっと読書を楽しめる子どもになったんじゃないか~。うらやましい。

     きっと主人公の女の子は、本が嫌いなんじゃなくて、一般的な少女向けとされている本に食指が動かなかっただけなんだろう。そうやって本が嫌いなまま大人になっていく子どもって、実際いっぱいいるんだろうな。
     女の子はかわいくてメルヘンなものが好き、とか、きめつけちゃいけないなあと思った次第です。かくいうわたしも、子どものころ好きだったのは巻層雲とか積乱雲とかの写真と解説が載ってる本だった気がする。あと虫の図鑑とか。

     原題がイイですね。

    原題:MISS BROOKS LOVES BOOKS! (AND I DON'T)

  • 図書室の先生ミス・ブルックスは、本が大好き。ミス・ブルックスは毎回おかしな格好をして、一年中本を読んで聞かせます。
    本の面白さが分からないあたしには、うっとうしくて仕方ない!
    なのに、ミス・ブルックスったら、世にも恐ろしい宣言をします。
    これから、好きな絵本をみんなの前で紹介する「どくしょしゅうかん」ですって!
    好きな絵本が見つからないあたしに、ミス・ブルックスは大量の本を貸してくれて・・・

    本が好きになれない女の子と、本が大好きな司書さんのお話です。
    絵本好きにとっては、こんな楽しい司書さんがいたら、毎日学校が楽しくて仕方がないと思うのですが、主人公の女の子は違います。その上、彼女はちょっと変わっていて頑固者。
    そんな彼女が夢中になる絵本が・・・この先は秘密。

    個性的なミス・ブルックスに、愛らしい子供たち。絵もオシャレです。

全32件中 1 - 10件を表示

バーバラ・ボットナーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×